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Tokyo Meshi Festival : September 23, 2011 @ 00:44

NMNW#003 『LIVE 福島 風とロックSUPER野馬追』



昨年、2010年に開催していた「トーキョー メシ フェスティバル」略して「メシフェス」ですが、今年は”○○○フェス meets『NO MUSIC, NO WHISKY.』HIGHBALL BAR”というカタチで『NO MUSIC, NO WHISKY.』キャンペーンの一環として開催されることとなりました。

このコーナーでは、フェスの様子を中心に、その地元の小ネタなどもおり混ぜつつ、みなさんにレポートしていきます。

さて、今回は2011年9月17日に福島県は郡山市にて開催された『LIVE 福島 風とロックSUPER野馬追』をレポート。




『LIVE 福島 風とロックSUPER野馬追』meets『NO MUSIC, NO WHISKY.』HIGHBALL BAR



『LIVE 福島 風とロックSUPER野馬追』は、『風とロック』クリエイティブディレクタ—の”箭内道彦”さんが主催する野外フェス。


2010年は『風とロック FES 福島』と題し、郡山開成山公園音楽堂で開催され、福島ではいままでなかった音楽フェスということもあり、かなり盛り上がった野外フェスです。


今回はそのつづきではあるのですが、3月11日に起こった大震災、そして福島第一原発事故の影響を受け、「福島に住む自分たちが大好きなこの福島を思い、そして、どう福島に向き合うのかを、考え続けるため。日本中に、世界中に、”今”の福島を伝えたい」という思いを胸に、福島県内の6ヶ所をロックで走り抜ける『SUPER野馬追』として開催したのでした。


この『野馬追(のまおい)』と言う名前は、福島県相馬市の伝統行事であり、国の重要無形民俗文化財である「相馬野馬追」から取ったもの。
県内を横断していくこのロックフェスを、相馬野馬追で野馬が力強く駆け抜ける様になぞらえ、「相馬野馬追執行委員会」の快諾を得てその名を冠せたらしいです。

ちなみにホンモノの「相馬野馬追」は、規模を縮小しながらも開催されたとのこと。
いち早い復興を願うばかりではありますが、現状はなかなか難しい問題になってきています。


「福島は安全」、「福島が危険だとはっきり言ってほしい」、「福島は元気だと伝えたい」 、「福島から避難してもいいって背中を押してほしい」。。。置かれている立場、住んでいる環境によって、福島の中でも相反する意見があり、一人の人間の中にもさまざまな思いが混在。明確な結論がないまま、3月11日から今に至っている現状です。


今回の開催に関しても、いろいろな意見があり、賛否両論ではあったのですが、今の福島を世界に伝えたいという思いで、『LIVE 福島』は開催されることになりました。


メインスローガンは「NOTHING BEATS FUKUSHIMA, DOES IT ?(福島はどんなことがあってもくじけないぜ)」。

それぞれが、いろいろな想いを胸に、会場には約2万人もの人々が参加してくださったことと思います。




さて、今回のすべてのメインスタジアムとなった郡山会場は、福島県郡山市にある磐梯山の麓にある『磐梯熱海スポーツセンター』。


新幹線の郡山駅からは車で30分ほどの山に囲まれた地域にあり、冬はスケートリンクとして利用され、地元の憩いの場となっている場所です。





会場の放射線量は、9月12日に測定された0.45マイクロシーベルト/h。





先日、福島市で開催された『プロジェクト FUKUSHIMA』の0.5マイクロシーベルト/hとほぼ同数値。
ちなみに、当日の郡山市内の平均放射線量は0.85から0.88マイクロシーベルト/hくらい。
やはり東京から比べると高い数値でありましたが、基本的には安全と言われているレベルではあります。





今回の郡山会場の出演は、”猪苗代湖ズ”をはじめ、EGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXX、怒髪天、RIP SLYME、サンボマスター、TOKYO No.1 SOUL SET、西田敏行、福山雅治、長澤まさみ、そしれユニコーンがライブ映像で出演するなど、メイン会場ということもあり、超がつくほど豪華。


しかし、残念ながら、天気は朝から雨模様。
時々晴れ間も見せ、晴れた時は太陽の容赦ない照りつけで暑く、曇れば雨。
降ったり、止んだり、晴れたりと、なんとも危なかしい天気。
気温は約30度。しかも湿度がかなり高いので蒸し暑く、まさに山の天気といった感じでした。


さて、今回の”HIGHBALL BAR”のメニューも、『山崎』10年、『白州』10年、『ザ・マッカラン ファインオーク』12年、『ボウモア』12年、『グレンフィディック』12年、『ラフロイグ』10年の6種類。





ちなみにこんな蒸し暑い日には、スモーキーで癖の強い『ラフロイグ』10年がおススメ。
ハッキリしない天気には、ハッキリとした『ラフロイグ』が合うのです。

タワーブースのまわりには、地元の飲食ブースを含めたさまざまなブースが今回も展開されていました。





こちらは、地元磐梯熱海温泉の温泉水を利用した『足湯』。
立ちっぱなしの会場では、足の疲れを癒してくれました。

子どもたちは、大はしゃぎ。



そして、これは福島県会津美里町のイメージキャラクターの「あいづじげん」。





タマゴから”何か”が出て来るという、希望や期待を象徴しているとのこと。
“じげん”は、慈眼大師の慈眼から取ったようです。
色は、7色いらっしゃるみたい。。。





雨雲の間から時折見せる太陽。
この照りつける太陽が憎たらしいくらい暑かったです。




そういえば、CD販売ブース前にはこの看板が。。。








そうなんです。
じつは、震災のために余儀なく閉店せざるを得なかったタワーレコード郡山店が、9月29日に待望のリ・オープン!

そのリ・オープンキャンペーンとして、会場内のお客さんに「HOPE」タオルを持って撮影させていただき、その写真が郡山店の店頭や、WEBページで紹介されるというもの。





ちなみに、10月15日、10月16日には、『タワレコオリヤマナイト』が開催。
箭内さんも出演されます。

>>>詳細はコチラ



そして、この日もやっておりましたFacebook『NO MUSIC, NO WHISKY.』ページ制作チーム。

とはいえ、この山奥に急に2万人ちかくが押し寄せたこともあり、携帯電話回線はパンク。
ほとんどの携帯電話がほぼ一日まったく使えないというハプニング。
そんな状況の中、彼らはあの手、この手を使って、Facebookページに記事をリアルタイムでアップしておりました。
すばらしい。

そんな彼らの血と汗と涙の結晶、『NO MUSIC, NO WHISKY.』Facebookページはコチラでご確認を!
https://www.facebook.com/NoMusicNoWhisky


さて、涙、涙、涙。。。
まさに涙なしでは語れなかった今回の『LIVE 福島 風とロックSUPER野馬追』編。

>>>つづきはコチラで。





まだ間に合うぜよ!
シングルモルトウイスキー プレゼント キャンペーン!!

先日終了しました、「NO MUSIC, NO WHISKY.シングルモルトウイスキープレゼントキャンペーン」にたくさんご応募いただきありがとうございました。
また、フェス会場やタワーレコード渋谷店のハイボールバーでは多くの方々にシングルモルトウイスキーのハイボールを楽しんでいただきました。足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。

感謝の気持ちを込めまして、急遽『タワエコ ブログ』にてウイスキーのプレゼントキャンペーンを開催中!


□プレゼント
・山崎10年 700ml(1名様)
・白州10年 700ml(1名様)
・ザ・マッカラン ファインオーク12年 700ml(1名様)
・ボウモア12年 700ml(1名様)
・グレンフィディック12年 700ml(1名様)
・ラフロイグ10年 700ml(1名様)




□応募締切
2011年9月25日 24:00まで
当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

□プレゼントキャンペーン応募ページ
http://blog.tower-eco.jp/blog/tower-eco/2011/09/09k

※ご応募は満20歳以上の方に限ります。


『NO MUSIC, NO WHISKY.』facebookページ
http://www.facebook.com/NoMusicNoWhisky


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