Movie Life : October 20, 2011 @ 14:31
MOVIE LIFE 071 『シャッフル』
ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。
いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。
(評価は5段階、☆の数で示されます)
MOVIE LIFE 071 『シャッフル』
笑ってると、ダマされるぜ。
□ストーリー
日給200万円のモニター調査。
集められたのは、オカルト系のフリーライター、お調子者の関西人、空気の読めない飲食店経営者、そして1週間前から記憶喪失だという男の4人。
そこに担当者と名乗る男が現れ、モニター調査は開始されたのだが──。
□オレ意見
評価:☆☆☆(満点は5個)
劇団『スパイスガーデン』の公演『シャッフル』を、企画・プロデュースの森谷雄と、作・演出の及川拓郎が自ら映画化。
主演には、俳優、ミュージシャンと、いま人気急上昇中の金子ノブアキ、さまざまな役をこなす若手俳優 賀来賢人と鎌苅健太、演出家としてもその頭角を現しはじめた舞台俳優のムロツヨシ、そして歌舞伎俳優でありながらさまざまな役柄を演じる市川亀治郎の5人。
設定がかなり近未来チックで、現実感がない世界なのだが、たぶんぼんやり日本のどこかなんだろうなーと。
『ケータイ刑事』じゃないけれど、、、深夜のテレビドラマにありそうな、そんな感じ。
内容は、思わず「ええーー!?」と声が出てしまいそうな、かなりドタバタな大どんでん返し。
最後が若干、強引にも思えるが、それはご愛嬌。
ほぼひとつの部屋で物語が展開されているところは舞台っぽいけれど、イーサン・ホークの映画『テープ』を意識しているのかなーなんてのもちょっと感じたりもする。
ただ、市川亀治郎と香川照之が「やっぱり似てるなあー」と、あらためて実感できた。
ちょっとした表情をしたときに、「あっ!似てる!!」と。
いろいろ考えてしまったが、いろいろ考えずに観るのがイイ、スキヤキウエスタン的コメディ。
2011年10月22日より、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
『シャッフル』
監督:及川拓郎
出演:金子ノブアキ/賀来賢人/鎌苅健太/ムロツヨシ/市川亀治郎
配給:ビターズ・エンド
公式サイト:http://www.bitters.co.jp/shuffle/
©2011 SHUFFLE films partners
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