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Tokyo News : February 28, 2010 @ 02:04

クリエイティビティな新空間”sakumotto”



数々のアートプロジェクトを手掛けてきた作本潤哉が、新しくクリエイティビティな空間”sakumotto”を中目黒HAPPA内にオープンさせた。



自由さ、そして上品さを兼ね備えた、新鮮なパフォーマンスを目指し、ジャンルにとらわれないクリエイティビティの創出とサポート、そして社会とクリエイティブの良好かつ有意義な関係づくりを目指すことをモットーとしたフリースタイルなスペースだ。



オープニングは、谷山恭子さんによるインスタレーション『Kyoco Taniyama』と『福箱の展覧会』を同時に開催中。







ここから新しいカルチャーがはじまるだろう。









Kyoco Taniyama

すべては日々かわりつづけ影響しあい、いつもどこかでなにかが起こっている
起こり始めている 


谷山恭子氏は光、色、風といった日常的な事柄を用いて、それぞれが重なりあったり影響し合ったりしている不思議で印象的な世界観をつくりだす、インスタレーション作品を主に制作している現代美術作家。

今回は同じ時間に色々な所で色々な生活や環境があることや、それらがゆるやかに影響しあっている様子などを、身の回りにある素材や道具、植物などを用いて空間表現。
天高4mを超える開放的なHAPPAのギャラリー空間に谷山氏の作品世界が広がる。

作家プロフィール :
1972 愛知県出身 東京在住
1997年頃より東京を拠点に作品を発表している。
2004 「Fragment」αM-project (東京)
2009 「大地の芸術祭越後妻有トリエンナーレ2009」(新潟県十日町市)他


福箱の展覧会

総勢50名以上が参加する、小さな箱を使った展覧会。箱の中に「なにか」を収めてもらい、自らの手でデコレーションしたものを展示。鑑賞者は気に入った箱を購入可能だが、その時点では箱の中身を見ることはできず、会期後手元に届いて初めて中身を知ることができる。作り手と買い手のみ中身の秘密を共有できる、福袋ならぬ福箱企画。
各界のプロフェッショナルから小学生まで幅広く参加予定。


参加者:イラストレーター、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、建築家、アーティスト、店長、思想家、小学生など。

※1個1000円で販売予定、会期後デリバリー。
詳しくは会場にてお確かめ下さい。


Kyoco Taniyama &「福箱の展覧会」


会期:2010年2月27日(土)-2010年3月7日(日)
(「福箱の展覧会」のみ、2010年3月11日(木)-2010年3月13日(土)11:00-19:00も開催 )
時間:11:00-19:00(会期中無休)


会場:HAPPA
〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-30-6
TEL.03-6303-0071 ( Sakumotto直通 )

協賛:株式会社中川ケミカル、コエドブルワリー、NEO GREEN 
企画制作:sakumotto


http://www.sakumotto.jp/


作本潤哉(Junya Sakumoto)
1975年生まれ。多摩美術大学造形表現学部卒業後、インテリアショップ勤務を経て2005年TRICO INTERNATIONAL入社。2009年退社後独立し「sakumotto」を開始。





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