Movie Life : November 14, 2011 @ 16:52
MOVIE LIFE 074 『恋の罪』
ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。
いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。
(評価は5段階、☆の数で示されます)
MOVIE LIFE 074 『恋の罪(英題:GUILTY of ROMANCE)』
ようこそ、愛の地獄へ
□ストーリー
渋谷区円山町ラブホテル街。
あの日、どしゃぶりの雨がふりしきる中、崩れ落ちそうなアパートでその女は死んでいた──。
□オレ意見
評価:☆☆☆☆(満点は5個)
『冷たい熱帯魚』や『愛のむきだし』など、世界が認めた才能、”園子温”監督の新作が登場。
今作は、90年代後半に起きた”東電OL殺人事件”がモデルになっている。
事件の細かい内容は、ご自身で調べてほしいが、そういえば3.11の原発事故以来、東京電力系の動きが注目されている中、事件の証拠がアテにならずに容疑者のネパール人”ゴビンダ・プラサド・マイナリ”の再審がはじまりそうだったりと、何かと再度注目を集めているこの事件。
いまだ真相は謎のままという、そんな”迷宮”に入りかかっている事件を、”園子温”流にシニカルに描いた本作。
しばしば”堕ちる”というコトバが使用されていることから、おそらく園監督は”佐野眞一”著の『東電OL殺人事件』を読んだのではないかと思われる。
ココで重要なのは、事件の解決よりも”コトバ”と”体”の関係。
そこに注目して観てほしい。
あと、”冨樫真”の演技。
主演の水野美紀ふくめ、ほかのキャストがかすんでしまうくらい、スゴすぎて、圧倒される。
実力があるってこういうことなんだなと、あらためて思う。
相変わらずの破天荒ぶりを発揮している作品ではあるが、『冷たい熱帯魚』、『愛のむきだし』と比べてしまうと、触るものみな傷つける的な感じがあまりなく、ちょっと元気がないように感じたのは自分だけだろうか。
それがいいか、悪いかは劇場でアナタが決めてチョーダイ。
2011年11月12日より、テアトル新宿ほか全国ロードショー
『恋の罪』
監督・脚本:園子温
出演:水野美紀/冨樫真/神楽坂恵/児嶋一哉(アンジャッシュ)/二階堂智/小林竜樹/五辻真吾/深水元基/内田慈/町田マリー/岩松了(友情出演)/大方斐紗子/津田寛治
製作:「恋の罪」製作委員会
配給・宣伝:日活
公式サイト:http://www.koi-tumi.com/

©2011「恋の罪」製作委員会
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