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Interview : February 17, 2012 @ 19:26

アナタの知らない世界。。。霊能デストロイヤー”柳澤 諒”インタビュー(前)



アナタは、あの世の世界、いわゆる”死後の世界”を信じたことがあるだろうか?


そう!『スーパーチュラル』的な、『ゴースト/ニューヨークの幻』的な、あの、ありそうで、なさそうな世界。。。


飛んだと言われれば、飛んでいるようにも見えるし、信じれば救われると言われれば、救われるようにも思える。

宗教やら、陰陽師やら、イタコやら、霊媒師やら、、、”霊能”問題に関しては、さまざまな憶測が飛びかい、それがホンモノなのか、ニセモノなのかすらまったく分からないのが現状だ。


しかし、そんな「従来の”霊能業界”をぶち壊す!」と、これまでになかった笑いあふれる”霊能エンターテインメント”を展開し、自らを“霊能デストロイヤー”と名乗る、全国各地でロックな霊能イベントを繰り広げている霊能師がいる。

“北海道の神様”こと柳澤 諒”氏だ。


彼の言葉をキッカケにして、ある人は新しい人生を歩み始め、またある人は生活を改めて健康な体を手に入れたそう。

はたして彼はホンモノなのか、ニセモノなのか、はたまた。。。


今回は、”柳澤 諒”氏に、この世を取り巻くさまざまな霊能”問題”に関して、いろいろとお話を訊いてみた。





─初めて”霊”を感じたの何歳のときですか?


小学校1、2年生のときに身の周りで見える状況が、はじめて現実のものではないんだと思えました。
物心がつくということとおなじ感覚でしょうか。
見えているものがみんなとは違う、尋常なことではないと気づくことができたんです。


─それが”霊”だと分かったときはどんなお気持ちでした。


恐怖でもありますが、興味があるというか楽しいという感覚も同時にありましたね。


─いわゆる自我が芽生える10代半から20代前半は、自身の”霊能力”とはどんな関係だったのでしょうか?


否定的で、自分自身で精神疾患を疑ってしまう時期でもありましたね。
つまり、”霊能力”とはマイナスの関係でした。話しても理解はしてもらえないし、閉ざしていた時期でしたよ。
いわゆる不良だったのも現実世界での自己主張だったんでしょうね。自分自身を確かめるためにやりたいことをやったということでしょうか。確認したかったいうことです。
ひきこもってしまうとどんどんと自分の中に入っていってしまうので、社会での居場所を確信したかった、そういうことですよね。


─そもそも霊とは、何のコトをいうのでしょうか?


科学的では説明がつかない不思議なこと、ものです。
それを霊と呼ぶか霊現象というかは難しいですが、魂であり、肉体を持たない意識生命体であるとも私は言います。


─ちなみに、”直観”といわれているものと、”霊能”とは近いものですか?


直感力と霊能力ほぼイコールの関係だと思います。
霊能力のなかに直感力があると言った方がよいかと思いますね。





─”霊能”に対して、自分自身の理解をどのように深めたのですか?
先生や恩師となる人物、または教科書となる書物などはあるのでしょうか?


霊能に対しての理解は、興味がなければ嫌悪にしかならない世界ですが、誰しも願いごとはすることがありますよね?
それも、霊能の世界の一部なんですよ。
私には自分自身に特定の教育的立場の人物や書物は特にありません。書物は幅広く読みましたが、これだというものはなかったですねー。師事する人もいませんでした。無宗教なので信じる対象もいません。
もともとは否定していた世界ですから、とにかく自分で納得できるように独学で学びました。


─自身の霊能力をあえて「仕事」として選んだキッカケは何だったのですか?


社会で失敗を繰り返してすべてを失ったときに、自分以外に何も残っていなかったんです。
それでも、自分の能力が、周りの人に必要とされつづけたためですね。「じゃあ、あえてそれをきちっと仕事にしてやろう」と、それだけです。
別のことで必要とされていたならそちらを選んでいたでしょうね、たぶん。もちろんお告げなんてなかったですよ。
自分を活かせることが生活するためのお金にもなるという、現実的な都合でやっているだけです。


─霊能を感じたり、観たりできる人は世間では数少く、リアルではないとか、信じられないといった”観念”があると思うのですが、そういったコトについてはどのようにお考えですか?


自分が差別されてきた立場でもあるので、信じられないとか、リアルに感じられないことが普通なんだと思っています。
でも、信じることも感じることも特別なことではないんです。布教、押し付ける立場ではないですが、特にそう思いますね。
人間は知らないことが多いほど幸せだと思います。情報伝達技術が発達した世の中であるから、あらゆることがリアルタイムに分かります。でも、昔は分からなかった。そのほうが目の前のことに集中できて楽しく過ごせるのではないかと思うのです。それと同じことで、霊を見たり感じたりすることは疲れることなんですよ。
霊の存在価値ということでは、必要がない人には不要の世界なんだと思います。自分は布教する立場ではないし、宗教でもない。自分の能力を必要とする人がいれば、最大限で協力しますという立場。
だから聞かれないと何も言いません。




(後編へつづく)



□出演イベント
2012年2月29日
霊界へのアクセスを続ける北の霊能力者
霊能テロリスト・柳澤諒の、神様ではないけれどvol.4



出演:
柳澤 諒


開場/開演:19:00/20:00

料金(前売り予約/当日券):¥2,500/¥2,800(ともにドリンク別)


会場
西麻布「新世界」
http://shinsekai9.jp/



□プロフィール
柳澤 諒(やなぎさわ・りょう)
1964年9月29日、札幌生まれ。
社会人となって、シンガー、ギター講師、ラジオパーソナリティ、司会など、多彩な活動を精力的にこなす中で幼少時からの特殊な能力である『霊視』による鑑定を数多く行ってきた。予言の的中率が各方面で話題になり、今では政治家・企業経営者・主婦・学生…多くの人々が柳澤諒の元に訪れている。
「気休めな癒しをお伝えしたいのではなく目の前にある問題を解決したい」を最重要テーマに置き北海道から沖縄まで全国各地、霊視鑑定・公演などを開催している。
人は「北海道の神様」と呼ぶ。
http://www.office-yanagisawa.com/


「神様ではないけれど」



価格:1,260円(税込)
出版社:木楽舎


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