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Movie Life : June 4, 2012 @ 13:27

MOVIE LIFE 081 『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』


ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。

いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。

(評価は5段階、☆の数で示されます)





MOVIE LIFE 081 『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』




いかに生き、いかに死ぬべきか



□ストーリー

学生運動全盛期の1968年、三島は文筆業の傍らで民族派の学生たちと「楯の会」を結成し、有事の際には自衛隊とともに決起するべく訓練にいそしんでいた。


しかし、警察権力の前に自衛隊は出動の機会すらなく、楯の会の若者たちは苛立ちを募らせていく──。





□オレ意見
評価:☆☆☆☆☆(満点は5個)


キターー!若松孝二監督の真骨頂。

今回は、あの「三島事件」が題材。

いかにして”盾の会”が結成し、例の市ヶ谷割腹自殺事件が起こったのか。


弱り切ったニッポンを変えようとし、散っていった若者たちの姿を、さまざまな事件が起こった時代背景とともに、克明に映し出している。

“三島由紀夫”やこの「三島事件」を知らないヒトは、ぜひウィキってほしい。


主演の”三島由紀夫”役には、連合赤軍をテーマにした作品『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』にも出演し、若松映画といえばこのヒト的な感じになりつつある”ARATA”が、本名”井浦 新”で登場。

そして、『キャタピラー』で、ベルリン国際映画祭の主演女優賞を受賞した”寺島しのぶ”が三島の妻、瑤子を演じる。


今回ももちろん低予算。

若干、背景に時代感が出せなかった点を感じてしまうが、それでも納得のいく”濃い”内容は、さすが若松映画。


過去を知ることで、ミライが開けるコトだってある。

さまざまな出来事が起こっているいまだからこそ、”右”とか”左”とか関係なく観て、それからいろいろと考えてほしい。








2012年6月2日より、全国ロードショー

『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』





監督:若松孝二

出演:井浦新/満島真之介/岩間天嗣/永岡佑/鈴之助/渋川清彦/大西信満/地曵豪



配給:若松プロダクション/スコーレ



公式サイト:http://www.wakamatsukoji.org/11.25/

©若松プロダクション


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