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FUKUMIRAI : September 21, 2012 @ 16:51

『フクミライ@あいづ』開催レポート



みなさん、こんにちは。


福島県出身のワタクシ、カネコヒデシと、同じく福島県出身の富澤タク a.k.a. 遅刻さん(グループ魂/Number the.)のふたりが中心となって立ち上げました”フクシマ ブンカハッシン プロジェクト『フクシマ+ミライ=”フクミライ”』”。


“@いわき”、”@ふくしま”、そして“@こおりやま”と、主要都市3ヶ所での開催が無事終了し、第1弾『フクミライ』ものこすところ”@あいづ”のみ。

ということで、2012年8月11日に開催された『フクミライ@あいづ』の模様をお伝えしましょう。



さて、前日の”@こおりやま”の打ち上げも、出演者の大半が呑んべえなために、結局朝6時すぎまで開催。。。

「嗚呼、起きれるのだろうか。。。」なんていう心配もよそに、時間通りには全員集合(遅刻センパイも遅刻せず)で、昼には郡山を無事出発できました。





写真は、”宝の山よ〜”でお馴染みの会津磐梯山。

途中、鬼のようなお盆帰省ラッシュにもまれながらも、14時すぎには会津若松市に到着。


明け方、郡山では雨が降っていたので天気がすこし心配だったのですが、会津地方はくもりときどき晴れ、気温は32度。
かなり蒸し暑い気候でした。

コチラは、JR会津若松駅前にある『駅前フジグランドホテル』。





手前の看板にはなぜか『駅前”の”フジグランドホテル』と書いてあります。
しかも、”の”が小っちゃ!

なんともバランスの悪いチグハグさが、ミョーに落ち着きますな。
ちなみにホテルはコチラではなく別のトコロ。


まずはホテルにチェックインしようとホテル入り口前に車を止め、降りた瞬間、世にも恐ろしい光景が目に入ってきました。

それがコチラ。。。





『スナック ジャイアンツ』。
チームカラーのオレンジがまぶしすぎです。

しかも、、、





ジャビットくんじゃない旧キャラクター。

さらに「ジャイアンツ ○×□○×□○×□ です! GIANTS」と書いてあるのですが、”○×□○×□○×□”の部分には、いったいナニが書いてあったのでしょうか。。。
米軍の暗号か!?ナゾは深まるばかり。


気になりながらもホテルにチェックイン。

ちなみに、帰省ラッシュで時間がかかることを考えて、「ゴハンは会津で!」が合いコトバだったためにメンバー全員腹ぺこ。
ということで、まずはホテルを出て、近くにあった「魚(うお)よし」という定食屋さんに入ることにしました

というのも、この辺りのゴハンもの屋さん、ランチはだいたい14時までらしくほとんどが休憩中。
なので、ソコしか開いてなかった──いまとなっては本当に開いていたのかすら疑問ですが──ワケでして、しかたがなく。


外観からして地元のスタっれた美容室っぽく、かなりヤバそうな雰囲気がプンプン。
しかし、ソコしか選択肢がなかったので、思い切って中に入るコトに。

お店は、テーブル席ひとつに、座敷ひとつ、、、ほぼ家??状態でした。
しかも、オバちゃんひとりでやっていて、どうもゴハン中だった模様。


そんななか急に11人ものお客さんにオバちゃんドギマギ。。。

われわれの人数を聞くなり、「もう全員ラーメンでいいよね?」とすこぶる強く確認。
まあ、これだけの人数分をつくるのは大変ですからね、コチラもあまり時間も無かったので「もちろんいいですよ!」なんて、軽快に応えてしまいました。

ミョーに落ち着く店内。

みんな、まったりとオバちゃんのラーメンを待ちます。





いちおう、メニューはこれだけありますよ!という証拠の写真。
ボカシを入れているのは、一応みなさんプライベートスタイルなのでね、許してください。


待っていると、厨房からオバちゃん再度登場。
どうもラーメンのスープが足りないというコトで、「7人ラーメンで、4人は焼きそばでいい?」との確認。

「いやありえないっしょ!」なんて応えられるワケもなく、「もちろんOKデス!グー!!」なんて、爽やかに全員が快諾。


するとオバちゃん、厨房に戻って「これ、食べて待ってて!」と自家製のつけものと、会津のとれたてトマトを持ってきてくれました。
コレがかなりおいしい。


つけものとトマトをコリコリ食べながら待つコト10分、まずはラーメン登場です。

コレがそのラーメン。





ちぢれ中太麺で、魚だしベースのスープ。
いわゆる喜多方系の味だったのですが、これまた絶品ラーメンでした。

地元のスーパーで売っているのかな?
もしかしたらスープは自家製かも。
とにかくスープが上手い。


つづいて、焼きそば登場です。





麺がラーメンと一緒。
コシがあって、ソースは甘辛。
ナスも入っていたりして、野菜もおいしく、かなり激ウマ焼きそば。

音楽好きのオバちゃんらしく、ライブの話しをしながら、みんなあっさりとお皿がカラに。

会津のココロに触れたひと時でした。

そんなこんなしているうちにリハーサル開始の時間になってしまったので、いそいそと会場へ。


ちなみに、地元の人に「魚よし」の話しをしたら、「地元の若者は、絶対行かないよ!」とキッパリ。

おいしいから行った方がいいと思うんですけれどね。


ホテル近辺のゴハン処って、馬刺か焼き肉かラーメンかが大半。
馬刺は有名なんですよ、会津は。

ということで、会津へお越しの際は「魚よし」か、馬刺屋さんへ。


さて、会場の”バードランド”にギリギリで到着。

しかし、これまでナニかとトラブルつづきだった準備も、この日はとどこおり無く終了し、定刻の19時から『フクミライ』をスタートさせました。

会津の会場でも、オープン前からならんでくださったお客さんがいらっしゃったようで、本当にありがたいです。


トップバッターは、”カネコヒデシ”のDJ。

本会場でも福島市在住のペインターアーティストの”JUN KANEKO”さんの作品展示をステージ上に展開。





郡山の会場とはまたちがった雰囲気でしたね。





そして、”@あいづ”だけのスペシャル企画第1弾、『Number the.』のキーボード担当”七瀬ミチル”さんのソロライブ開始。

今回の『フクミライ』では、すべての会場でサポートミュージシャンとして参加してくださったミチルさん。





自身でもソロライブは初とのことで少々キンチョウ気味でしたが、ピアノと打ち込みをおり混ぜた素晴らしいインストライブを披露してくださいました。


ミチルさんのライブが良すぎたのか、外は急に雨が。。。


ライブ終了後、シューズブランド『hiroshi kida』のデザイナー”木田浩史”さんのDJへ。





どの会場でもブレることのない、触るものみな傷つけるディープなジャズの選曲で会場を盛り上げます。

つづいて登場したのは、ボードビリアンの”バロン”さん。





歌と踊りと笑いと、そして、、、




酒で、、、会場を盛り上げていました。

しかし、さすがストリートライブ出身の彼。
盛り上げ方がハンパなくうまいですよね。





コチラは”@あいづ”の運営をサポートしてくださったリアルウェブのスタッフのみなさん。

スタッフのみなさんも楽しんでいただけたようです。


つづいて、今回の『フクミライ』でもっとも人気赤丸急上昇のアーティスト、”いしばしさちこ”さんが登場。





彼女のキュートな歌声と、ポップなメロディが耳に残るんですよ。

会場には、『フクミライ@いわき』で彼女のファンになって、この”@あいづ”にも遊びに来てくださったお客さんもいらっしゃったとか。

さすが、人気者!

ちなみに、前日の”@こおりやま”で、「刀を持って登場します!」と断言していたいしばしさん。

しっかり、、、





こんなところに。
約束を守っていましたね。


そして、今回の第一弾『フクミライ』において、もっとも注目を集めていたオトコ、”矢舟テツロー”さんが登場です。





関東出身の矢舟さん、自慢のモテ声と流れるようなピアノの演奏で福島県人を盛り上げてくださいました。


気がつくとライブも最後へと突入。
福島県が生んだロックスター、”富澤タク a.k.a 遅刻”さんの登場です。




“@あいづ”では、無駄なダンスタイムをもうけるなど、ほかの会場とはまったくちがうスタイルでライブを披露。

もちろんお客さんも、飲めや歌えやの大盛り上がりでした。







“七瀬ミチル”さんもサポートで登場し、最後には「予定」の”〜会津へ帰ったら〜”バージョンでしめくくり。

会場のみなさん、涙を流してた方もいらっしゃいましたね。

やはり、いい曲です。

という感じですべてのライブは終了。


つづいてはじまったトークショウ。

今回は、第一弾『フクミライ』の最終回ということもあり、”@あいづ”の参加者全員がステージに登場。





「カコとミライ」というテーマのもと、それぞれ音楽やデザイン、ボードビル、ライターなどをはじめた理由や、影響を受けた人やアーティスト、そしてミライの話など、超がつくほどのまじめトークショウを披露。
ほかの『フクミライ』の会場ではダラっとしたトークだっただけに、会場のみなさんも出演者の話しに聞き入っていました。

詳しい内容はこのときだけということで、”@あいづ”に参加された方のココロの中だけに。


そして、たのしかったイベントももう終盤。

木田浩史のDJにつづき、カネコヒデシのDJへ。





そして、”@あいづ”だけのスペシャル企画第二弾、”富澤タク a.k.a 遅刻”がDJで登場。

UKロック中心の選曲にお客さんは最高潮に。


最後、アンコールでまたカネコヒデシが再登場し、、、





“タイガー・ジェット・シン”なみにサーベル(刀)を噛んだりして無駄に盛り上げつつ、、、盛り上がったまま『フクミライ@あいづ』を終了させました。





“@あいづ”でも、たくさんのお客さんにご来場いただき、また参加してくださった出演者のみなさんも終始笑顔だったので、とてもいい雰囲気だったと思っています。

遊びにいらしていただきましたみなさま、本当にありがとうございました。



そんな感じで『フクミライ』第1弾、全日程が無事終了です。

各地にご参加、ご協力いただきました出演者のみなさま。
強行スケジュールにもかかわらず、文句ひとつ言わず、本当に感謝しております。
ありがとうございました。


それから今回第一弾を開催するにあたって、運営費をカンパをしてくださった企業、ブランド、お店、そして個人のみなさま。
初めての回ということもあり、内容もどんなイベントか分からないにもかかわらず、この企画を信じてカンパしていただき、本当に感謝しております。
ありがとうございました。


そして、なによりも遊びに来てくださった福島県のみなさま、本当に感謝、感謝で愛してます。


もちろん今後もつづけていく所存です。
第2弾でも、みなさんがまた笑顔になるようなくだらなくて本気の企画を考えますので、ぜひ遊びにいらしてください。


では、またお会いしましょう。

フクシマからミライを!




□2012年8月11日
『フクミライ』@あいづ



LIVE:
富澤タク a.k.a 遅刻(Number The./グループ魂)
矢舟テツロー
いしばしさちこ
バロン
七瀬ミチル(Number the.)

DJs:
木田浩史(Studio Imago/Hiroshi Kida)
カネコヒデシ(TYO magazine)
and more…

exhibition:
JUN KANEKO


photo:
本田 謙/KEN HONDA

Thanks:
リアルウェブ株式会社




第一弾『フクミライ』


各地出演者:
富澤タク a.k.a 遅刻(Number The./グループ魂)/藤井敬之(音速ライン)/矢舟テツロー/いしばしさちこ/バロン/七瀬ミチル(Number the.)/菊池武夫(デザイナー)/青野賢一(BEAMS RECORDS)/DJ 吉沢dynamite.jp/木田浩史(Studio Imago/Hiroshi Kida)/JUN KANEKO/カネコヒデシ(TYO magazine)

カメラマン:
本田 謙


SPECIAL THANKS:
LEE JAPAN株式会社ニラクタワーレコード株式会社サントリーdesignsix londonRUDE GALLERYmisa harada株式会社スタイルA press/A design/その他、カンパ、ご協力いただきましたお店、個人のみなみなさま
(順不同)



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