Daily Life w/ Music : December 12, 2012 @ 19:15
FILE 150 MimiCof『KotoLyra』
ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。
FILE 150 MimiCof『KotoLyra』
ベルリン在住の音楽家”midori hiano”が、電子音楽にフォーカスを当てたソロプロジェクト”MimiCof”による待望のセカンドアルバム『KotoLyra』を、「PROGRESSIVE FOrM」よりリリースする。
ファーストアルバムでは、繊細ながらも野太さを感じるエレクトリックミュージックだったが、コチラは音の露をあつめてつくったような、繊細さを前面に押し出した、生音電子音楽。
また、12の楽曲には、星座の名前がちりばめられているという、オシャレな演出が個人的にはたまらない。
ちなみに、この12星座がひとつのあたらしい天体としてイメージされたアルバムということらしい。
ソコもまたイイ感じ。
ちなみに、中世のヨーロッパっぽいジャケットのアートワークは、イギリス人写真家でアートディレクターの”Stuart Lee”の作品とのこと。
おススメは、「Lilium」
“ユリ”という名をつけられたこの曲は、星空がゆっくりとグルグルまわっているような、そういうちょっとメルヘンというか、宇宙の神秘みたいな、そんなイメージを思い浮かべるコトができる。
ムダに想像力がきたえられる逸曲だ。
“彫刻家”という意味の「Sculptor」。
コチラも満天の星空のイメージ。
星座という情報をあたえられなくても、そういう絵がみえてしまうところがスゴい。
そして、「Telescopium」。
意味は、”ぼうえんきょう座(望遠鏡座)”のことで、南天の星座のひとつだそうだ。
曲調が、その星座に近づいていっているような感覚をおぼえる。
宇宙で、緊張しながら未開の空間をさまよっている、そんなドキドキ感。
さらに「Felis」。
コレは、ラテン語で”ネコ”という意味。
ゴロニャンしているネコではなく、どちらかというとキリっとした、威厳のある感じのネコのイメージ。
この曲も、やはり頭のなかに星空がでてくるんだなー。
そのむかし細野晴臣氏が手掛けた映画『銀河鉄道の夜』のサントラを、おもわず思い出してしまった。
そんな感じで、まぶたの裏に満天の星空を観ることができる、すばらしいいちまい。
MimiCof
『KotoLyra』
価格:¥2,100(税込)
レーベル:PROGRESSIVE FOrM(PFCD33)
発売日:2012年12月15日
□トラックリスト
01. Lilium
02. Microscopium
03. Sculptor
04. Telescopium
05. Pavo
06. Triangulum
07. Octans
08. Lyra
09. Solarium
10. Pyxis
11. Horologium
12. Felis
“MimiCof”オフィシャルサイト:http://midorihirano.com
「PROGRESSIVE FOrM」オフィシャルサイト:http://www.progressiveform.com/
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