Tokyo News : April 3, 2010 @ 18:05
フセイン・チャラヤンの軌跡
1994年のデビュー以来、ファッションとアートのふたつの領域を横断的に活動するクリエイターの先駆者として、大きな影響を与えてきたフセイン・チャラヤン。
そんな彼の15年間の足跡を概観した『フセイン・チャラヤン─ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅』が東京都現代美術館にて開催中だ。

彼の表現は、ファッションという枠だけではなく、アートや建築、デザイン、哲学、人類学、科学といった複数の領域を横断して展開している。その根底にはあるのは、われわれを取り巻く環境への批評的眼差しであり、とりわけ、テクノロジーや移動、文化的環境によって、身体およびアイデンティティがどのように変容するのかを服を通して探究してきた。こうしたテーマは、南北に分裂したキプロスの国境地帯で生まれ育った彼にとっては、きわめて現実的な問題で、メッセージ性の強い作品がおおいのも、そのためだろう。
本展は、1994年から2009年までに発表されたファッション・コレクションに加え、映像作品やインスタレーションをあわせた約24点により、ジャンルを超えて展開してきた多面的な活動を本格的に紹介する、まさに彼の集大成ともいえる日本では初となる展覧会だ。
また本展覧会は、ロンドンの”デザイン・ミュージアム”からの巡回展を空間に応じて再構成した「東京バージョン」となっている。

フセイン・チャラヤンを知るヒトも、知らないヒトも、ぜひいちど彼の世界を体感してもらいたい。
“自分”について考えられる、いい機会となるだろう。
フセイン・チャラヤン─ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅
Hussein Chalayan from fashion and back

会期:2010年4月3日-2010年6月20日
休館日:月曜日(ただし5/3は開館、5/6は休館)
開館時間:10:00-18:00(入場は閉館の30分前まで)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 B2F
観覧料:一般 1,200YEN/大学生・専門学校生 900YEN/中高生 600YEN/65歳以上 800YEN/小学生以下は無料
主催:財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
助成:ブリティッシュ・カウンシル
協力:KLMオランダ航空
後援:トルコ共和国大使館
企画:デザイン・ミュージアム(イギリス)
A touring exhibition from the Design Museum, London.
オフィシャルHP:
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/113/

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