Tokyo News : August 1, 2013 @ 21:07
芸術家”イサム・ノグチ”のセカイを描く──『iSAMU』
渋谷パルコパート1にあるパルコ劇場が40周年をむかえ、その記念公演として芸術家”イサム・ノグチ”を題材とした舞台『iSAMU』を、2013年8月21日より上演する。
“イサム・ノグチ”と聞いて知らないヒトはいない、、、と思うが、”イサム・ノグチ”は日本人の父とアメリカ人の母のもと、20世紀のおとずれとともに生まれ、ふたつの戦争と時代の変貌の中を生きた彫刻家。
アメリカと日本、ふたつの国の狭間で葛藤しながら生き、「創る」あるいは「創り続ける」ことによって自分自身の存在意義を見出したひとりだ。
今作では、演出家”宮本亜門”が3年の創作期間を経て、「なぜ彼は創りつづけたのか?」をテーマに、3つのストーリーの断片が組み合わされながら”イサム”の世界を創りだされるとのコト。
舞台化するにあたっては、2011年よりさまざまなアプローチで”イサム・ノグチ”をどう描くかの試行錯誤を繰り返し、リーディング・プレ公演を経て、いよいよ本公演をむかえることとなったという、”宮本亜門”のチカラの入りようがハンパない。
芸術家”イサム・ノグチ”を演じるのは”窪塚洋介”、イサムの母”レオニー”に”ジュリー・ドレフュス”、イサムの妻”山口淑子”こと”李香蘭”に”美波”、そして現代のニューヨークに住み、人生の選択をむかえたひとりの女性に”小島聖”とキャストも豪華。
“イサム”をめぐる3つのストーリー、そして3人の女性。
波乱万丈の人生をあゆんだ芸術家”イサム・ノグチ”。
ぜひ、その眼で観て、彼の人生を感じてみてほしい。
2013年8月21日-2013年8月27日
パルコ劇場40周年記念公演 パルコ・プロデュース公演
『iSAMU』
〜20世紀を生きた芸術家 イサム・ノグチをめぐる3つの物語〜

出演:窪塚洋介/美波/ジュリー・ドレフュス/小島聖/大森博史/ボブ・ワーリー/犬飼若博/神農直隆/植田真介/天正彩/池袋遥輝ほか
原案・演出:宮本亜門
会場:
パルコ劇場
渋谷パルコパート1 9F
http://www.parco-play.com/
□3つの物語
・幼少のイサム──レオニー・ギルモア(ジュリー・ドレフュス)とイサム
1910年代。第一次世界大戦最中。
イサムは2歳の時に母・レオニーに連れられて日本の土を踏み、以後、13歳になるまで日本で育った。
日本人である父・野口米次郎はすでに別の女性と結婚しており、イサム母子の来日を歓迎してはいない。
孤独の中でイサムを育てるレオニー。そんな生活の中で、イサムは母の影響を受け、芸術家への第一歩を踏み出していた。
イサムの原風景となった子供時代の記憶の断片を、幻想的なイメージで描く。
・そして日本へ──山口淑子(美波)とイサム
1950年代前半。第二次世界大戦後の復興中の日本
芸術家として一定の成功を収めたイサム・ノグチの人生は、ひとつのピークを迎えつつあった。
私生活においては戦前に「李香蘭」の名で知られた女優・山口淑子と結婚。
広島の原爆慰霊碑のデザインという彼にとって意義深い仕事を手がけることにもなり、これまで自分の居場所というものを持てずにいたイサムは、遂に安住の場所を見つけたかに思える。
だがそんな時期は長くは続かず、結局多くのものを失ったイサムは、やがて新たな芸術に向かって再び邁進していく。
・レッドキューブ──ひとりの日本人女性(小島聖)とイサム
現代 9.11以降のニューヨーク
証券会社に務めるひとりの日本女性を中心に物語は進む。
9.11で父親を失っている彼女は、予期せぬ妊娠という事実に直面して不安定な状態にあった。仕事一辺倒だった父に対する愛憎、異国で仕事に邁進する日々の中で抱える孤独感──。夫は誠実な男性だが、彼女の苦しみを和らげることは出来ない。
そんなある日、彼女はこれまで目に留めることのなかったイサム・ノグチの作品──ウォール街に設置された「レッド・キューブ」──の存在に気づく。それが何を意味するものなのか、彼女にはわからない。
しかし、その作品に込められたイサムの精神は、時空を越えて、彼女の心にささやかな影響をあたえるのだった。
公演詳細
http://www.parco-play.com/web/program/isamu/
□アフタートークショー(東京公演)
・2013年8月22日 19:00公演
・2013年8月24日 19:00公演
※公演終了後、若干の休憩をはさみ、アフタートークを行います。
該当公演のチケットを持ったお客様が対象です。
ご観劇時とおなじ座席でご覧ください。
“宮本亜門”オフィシャルサイト
http://amon-miyamoto.com/

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