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tokyo feature : August 23, 2013 @ 17:25

トーキョーシティポップス Vol.7 ──summer blue



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2013年8月のテーマは、”青い夏”。

いや暑い、とにかく暑い、トーキョーの夏 2013。


そんな夏も、のこすところあとすこし。


ラジオからは、いろんな悲しいニュースがたくさん流れてきますが、ただ、空は青かった。。。


なーんて、ちょっとおセンチになった気分をブっ飛ばす、今回はFMラジオ風なテイでお贈りします。


すずしい部屋で(何度も言いますが)、かき氷なんかをほおばり”ながら”聴いていただければ、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。





August『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.7 -summer blue-』





01. EPO「JOEPO」
『epocha 1980-1986』

1984年に発売された”EPO”の架空のラジオ放送局をイメージしてつくられたベスト盤『THE BEST STATION JOEPO 1980-1984』に収録された、いわゆるジングルです。
コチラ1999年にリリースされたベスト盤CD『epocha 1980-1986』にも収録されています。
80年代のEPOや山下達郎は、ラジオがかならずキーワードになっていますよね。
ただのジングルなのに、ベースがブリブリで、かなりカッコイイです。


02. アップルパイ「カルピスソーダの夏」
『あっぷるぱい』

コチラ、Vol.3でもご紹介しちゃいましたが、2013年激オシの“シュガーベイブ”感がハンパない大学生バンド。
詳細は割愛させていただきますが、このサウンド、そしてこのクオリティ。
特にこの曲は、まちがいない夏、、、ですね。
白い砂、エメラルドグリーンの海、そして青い空。
南の島の爽やかな風を、耳で体感できる、そんなすばらしい彼らです。


03. Terry & Francisco「夏のブリザード」
『線香花火』

“テリー福山”と”フランシスコ松浦”によるシティポップデュオ”Terry & Francisco”が、2007年にリリースしたシングル『線香花火』から。
“テリー福山”といえば、Vol.1でご紹介した”ニートボーイスカウトキャラバン”も結成し、”土岐麻子”さんにも楽曲提供されたりしていますね。
この曲も、夏感がハンパない、ウエストコーストサウンド。
シーサイドに青い空、白い雲。
ナイス、夏イメージ。


04. 南佳孝「モンロー・ウォーク」
『Festa De Verao』

1996年にリリースされたアルバムから。
もともとは”ヒロミゴー”先生こと”郷ひろみ”に提供した「セクシー・ユー」という曲のセルフカヴァー。
こちらはアレンジを変えて、ちょっとしたサンバハウス。
“スカパラ”のメンバーなんかも参加して、ちょっと盛り上げどきにつかいたい、そんな夏キラーチューン。
ちなみにアルバムジャケットは、元祖ヘタウマの”テリー・ジョンソン”大先生。


05. 一十三十一「FEEL LIKE BAYSIDE LOVE」
『Surfbank Social Club』

2010年代のシティポップサウンドを提供する”一十三十一”が、2013年6月19日にリリースしたアルバムからこの曲を。
波打ち際でスローモーションで、水着の女の子たちがはしゃいでいる、そんなイメージです。
ボコーダーヴォイスも、耳にネットリといい感じで絡みついてきます。
プロデュースは、もちろん”流線形”。
そして『yuge』の弓削匠先生による、ジャケットのアート・ディレクションもナイスシティポップ!


06. benzo「真昼」
『benzoの場合 -Deluxe Edition-(2013)』

1998年にリリースされた、北海道帯広出身のバンドによるアルバムから。
クオリティの高いサウンドなのに、バンド自体はすでに解散してしまっているという、ちょっとした残念感。
それにしても、「あまく危険な香り」よりも野太いこのベースラインが、かなりヤバいです。
そしてヴォーカルの”平泉光司”の鼓膜をふるわすすばらしい声。
いやー、もったいない。
メンバーは、それぞれ別のカタチでいまも活躍中だとか。
一日限定でもいいので再結成をのぞみます。


07. cro-magnon「ダンサー」
『cro-magnon plays』

“cro-magnon”によるヤマタツの「ダンサー」をインストでカヴァー。
爽やかなのに、ネットリ、マッタリしている感じがいいです。
よく聴かないと聴こえない、いやじっさいには聴こえているんだけれど、体毛をなでるようなベースラインも、レゲエっぽくていい感じ。
砂浜、波打ち際、波にゆっくりと弄ばれる貝、、、ヒトがというよりは、貝がおどってる、そんなイメージです。


08. 奇妙礼太郎「渚」
『HOLE IN ONE』

“奇妙礼太郎”のライブ会場限定でリリースされている弾き語りソロアルバム『HOLE IN ONE』から。
トラベルスウィング楽団もいいけれど、ギター一本のソロもいいですね、奇妙くん。
恋愛の刹那的な詩と、ギターの音色のレイドバック感が、夏休みの終わりっぽい雰囲気で、なんかさびしくなってしまいますが、そのさびしさもまた夏ってことで。


09. SUGAR BABE「蜃気楼の街」
『SONGS』

本家”SUGAR BABE”の名曲。
ター坊こと”大貫妙子”さんの声はやはりいいですよね。
大貫さんの4作目のアルバム『ROMANTIQUE』にも、アレンジが変わって収録されています。
海からみえる、ユラユラゆれる街。
そんな雰囲気が、なんとなーく伝わってきます。
それにしても、何度も聴いているのに、いつも新鮮なんですよね、この曲。


10. ブレッド&バター「Summer Blue ‘89」
『マリエ』

このコンピレーションのタイトル曲にもなってます、”岩沢幸矢”と”岩沢二弓”による兄弟デュオ”ブレッド&バター”のこの曲。
オリジナルは、呉田軽穂やYMOのメンバーなどが参加する1978年にリリースされたアルバム『レイト・レイト・サマー』に収録されていますが、コチラは1989年に再録したリミックスベストアルバム『マリエ』から。
プロデュースは、あの”ピーター・ゴールウェイ”。
彼の”ザ・フィフス・アヴェニュー・バンド”は、山下達郎も細野晴臣さんもみんな影響を受けています。
そんなピーターによる、超アーバンアレンジ。


11. かせきさいだぁ「恋のB級アクション」
『かせきさいだぁのアニソング!!バケイション!』

“かせきさいだぁ”が、アニメソングをシティポップでカヴァーしているアルバム『かせきさいだぁのアニソング!!バケイション!』。ほかのアルバムにも、ちょいちょいアニメソングカヴァーを収録していましたが、これがその集大成的なアルバム。
コチラは『さすがの猿飛』のエンディングテーマですが、スタカン的な感じもするナイスアレンジです。
コラースには、メガネっ娘シンガー”柴田聡子”が参加。


12. RHYMESTER「肉体関係 Part 2 逆 Featuring クレイジーケンバンド」
『肉体関係 part 2 逆 featuring クレイジーケンバンド』

“クレイジーケンバンド”の「肉体関係」を逆フューチャリングで、”RHYMESTER”が、、、つまり”RHYMESTER”によるカヴァーってコトなのですが、コチラのラップの入ったバージョンも、横ノリ感が出て、いい具合の夏っぽさがあって好きです。
聴きどころは”DJ JIN”氏によるラップと、”横山 剣”さんのラップ?ポエトリーリーディング?と、あとマイケルの「スリラー」みたいな、恐そうな声でのメンバー紹介の部分。
肝だめし気分なんでしょうかね。


13. スカ・ラヴァーズ「真夏の果実」
『LOVERSSKA』

先日、復活した”サザンオールスターズ”の名曲「真夏の果実」を、沖縄民謡スカでカヴァーしたこの曲。
歌っているのは琉球民謡の大御所”大城美佐子”さんの一番弟子”堀内加奈子”さん。
このなんとも言えない、カラダに浸透する琉球”節”が、スカビートにピッタリ合います。
DJでながすと、「ダレのカヴァーですか?」とかならず聴かれる、まさに夏のキラーチューン。


14. 松田聖子「小麦色のマーメイド」
『seiko plaza_A』

夏といえば、松田聖子の1982年のこの曲。
作詞に松本隆、そして作曲に呉田軽穂、、、つまりユーミンですね。
この艶っぽいサウンドが、夏の夕方の海感、夕日のオレンジ感があって、とてもすばらしいです。
でも、実際はプールの話しなんですけれどね。


15. The Gospellers「夏のクラクション」
『the popular music』

1983年にリリースされた”稲垣潤一”の名曲。
作曲は、泣く娘も黙る”筒美京平”さん、ということで、コチラは”筒美京平”トリビュートアルバムに収録されている”ゴスペラーズ”によるカヴァー。
個人的には、コチラのコーラス具合が好きです。
この曲も、夏の夕方のオレンジ感が伝わってきますよね。
暑かった一日もそろそろ終わりです、、、そんなサウダージ感がたっぷり。


16. ジェットストリーム・オーケストラ「Twilight Winds」
『Jal-1: JAL Jet Stream』

番組の終わりはやはり『JAL JET STREAM』。
ゆっくりと日がおちて暗くなりはじめた空を飛んでいる感覚につつまれます。
ジェットストリームといえば”城達也”さんのナレーションが好きなヒトがおおいのですが、個人的にはコチラの”小野田英一”さんの声の方が好み。
ということで、「お相手は、”小野田英一”でした」。




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。 あらかじめご了承ねがいます。


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