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Daily Life w/ Music : October 17, 2013 @ 13:45

FILE 188 Vegpher『PLUS』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 188 Vegpher『PLUS』


エレクトロミュージックの金字塔レーベル「PROGRESSIVE FOrM」から、サウンドアーティスト、コンポーザーの”杉本佳一”によるビートミュージックプロジェクト”Vegpher”が、待望の2ndアルバムを、リリースした。



“杉本佳一”は、”FilFla”や”FourColor”などでも活動し、これまでに国内外のレーベルから18枚ものアルバムを世に送り出している、世界から注目されるサウンドアーティストだ。


そんな彼が、フロアーとラウンジ、まさに静と動、相反するものが入り交じったハイブリッドサウンドなアルバムを完成。

ファーストアルバムでは、全体的にビート色のつよいフロアーよりな作品だっただけに、かなりあたらしい一面を披露している。


おススメは、「O Plus One」。
“FilFla”の活動でもおなじみ、ヴォーカリストのほかにグラフィックデザイナーとしての顔をもつ”Moskitoo”が参加。
透きとおったビートレスなサウンドに、浸透力のある”Moskitoo”による日本語ヴォーカル。
秋というよりは、真っ白な雪につつまれた林の中を赤いフードをカブった女性の絵が思いうかぶ、そんな赤ずきんミュージック。


「Unshapen」。
ダークで、トガっていて、さわるものみな傷付けそうな幾何学ビートに、Imaginationの”Tao”が自問自答的ポエトリーラップで参加。
そして、ちりばめられたノイズ。
カタチになっていない音のあつまり、まさに”Unshapen”なサウンドが、ちょっと気持ちよかったりする。


そして「Swimming Star」。
どんどんとビートの音数がふえていくという、オーソドックスなビートミュージックの基本形ながら、なぜか磁石的に引寄せられる?惹きつけられる?このトラック。
電子と電子のぶつかり合いというか、ココロの中でナニかがはじけるような、膨張する光につつまれていくというか、そんなイメージの、、スパークサウンドとでもいうべきか。



静と動、無機と有機、リズムとエレガント。


そんな相反するモノたちが共存している、不思議なアルバム。





Vegpher
『PLUS』


価格:¥2,200(税込)
レーベル:PROGRESSIVE FOrM(PFCD38)

発売日:2013年9月25日


□トラックリスト
01. Triangle Magic
02. O Plus One feat. Moskitoo
03. Square Slider feat. Ginny Fordham
04. Circle Cider
05. Unshapen feat. Tao
06. Parallel Depth
07. Heptapoda
08. Bicone feat. Ginny Fordham
09. Path of Quad
10. Swimming Star


「PROGRESSIVE FOrM」オフィシャルサイト:http://www.progressiveform.com/


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