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Movie Life : November 27, 2013 @ 14:13

MOVIE LIFE 119『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』


ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。

いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画を中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。

(評価は5段階、☆の数で示されます)





MOVIE LIFE 119『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』




戦わずして、未来を語るな



□ストーリー

501機関から独立をはたし、軍内部での自由を得た草薙素子。
しかし、自立を後押しした公安9課の荒巻からのさそいをことわり、自身の部隊の結成を考えていた。

そのさなか、何者かによるロジコマへのハッキングが発生する。

荒巻の要請で調査のためにロジコマをラボまで移送する草薙だったが、突然、武装集団に襲撃にあう。

そこには元レンジャーのバトーとボーマ、元陸軍情報部のイシカワの姿があった──。






□オレ意見
評価:☆☆☆☆☆(満点は5個)


監督、製作陣がすべて入れ替わった新生『攻殻機動隊』のARISE版、第2弾。

前作『border:1 Ghost Pain』では、草薙の前職”501機関”が中心のはなしで、彼女がまだ三佐だったころのはなしだが、今作ではその後のフリーランス状態となった草薙の行動について。


なるほど、”ゴーストのささやき”の発端ね。


個人的には前作同様、キャラクターのデッカイ目が気になって仕方がないのだが。。。

とはいえ、しっかりした内容、そして構成は、やはりすばらしい。

目が覚めるほどの映像クオリティにも注目してほしいかな。


そして、コーネリアスの音楽もやっぱイイヨネ。


エンディングテーマは、”青葉市子”による「外は戦場だよ」。

前作は、”salyu×salyu”の「じぶんがいない」。

作詞は、ドチラも坂本慎太郎なのね。

ぜひ、CDでほしい。


それにしても、たった56分、、、されど56分。

時間はみじかいが、内容は味濃い目で、アブラ多めの超大作。


コレぞ、まさにハイクオリティ ジャパニーズ アニメ。


アナタも”ゴーストのささやき”にしたがうベキ。






2013年11月30日より、ロードショウ!

『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』






監督:竹内敦志

出演者:坂本真綾(草薙素子)/塾一久(荒巻大輔)/松田健一郎(バトー)/檀臣幸(イシカワ)/中國卓郎(サイトー)/上田燿司(パズ)/中井和哉(ボーマ)/沢城みゆき(ロジコマ)ほか


原作:士郎正宗

総監督・キャラクターデザイン:黄瀬和哉
シリーズ構成・脚本:冲方丁
音楽:コーネリアス
監督:竹内敦志

アニメーション制作:Production I.G
製作:「攻殻機動隊ARISE」製作委員会

配給:東宝映像事業部


オフィシャルサイト:http://kokaku-a.jp/


©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会


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