Tokyo News : August 11, 2014 @ 14:07
音楽に国境なんてない!──『スキヤキトーキョー 2014』
ワールドミュージック&カルチャーの祭典『スキヤキトーキョー』が、今年も2014年8月26日、27日、28日の3日間、渋谷の”WWW”にて開催される。
富山県は南砺市(なんとし)のホール「ヘリオス」を中心として、20年以上にわたって世界の音楽やカルチャーを紹介している『スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド』。
そこに来日したアーティストをトーキョーで紹介するというのが、この『スキヤキトーキョー』だ。
開催4回目となる今回は、不屈のコンゴ魂を持ったカリスマシンガー、”ジュピター”ひきいるコンゴ共和国の”ジュピター&オクウェス・インターナショナル”をはじめ、カーボ・ヴェルデのトロピカル・ポップ歌姫”マイラ・アンドラーデ”、
韓国伝統音楽をベースとしたインプロビゼーション グループ”TORI ENSEMBLE”、そして南アフリカの雄”ボンゲジウエ・マバンドラ”などが来日し、パフォーマンスを披露する。
また、日本からは、スペシャルユニット”畠山美由紀&ショーロクラブ”、そしてガムラン×民謡という不思議な組み合わせの”滞空時間 × 木津茂理”などが参加。
いろんな意味でボーダレスな時間をすごせる、すばらしい3日間となることまちがいなし。
ぜひ、世界をハダで感じてほしい。
2014年8月26日-2014年8月28日
スキヤキトーキョー2014(SUKIYAKI TOKYO 2014)
□2014年8月26日
Day 1 -ROOTS OF KOREA, SHADOWS OF BALI, ASIA IN FUSION-
出演:
トリ・アンサンブル(from Korea)
滞空時間 × 木津茂理(from Japan)
□2014年8月27日
Day 2 -ATLANTIC TO PACIFIC,WARM VOICES FROM THE COAST-
出演:
マイラ・アンドラーデ(from Cabo Verde)
畠山美由紀&ショーロクラブ(from Japan)
opnenig act
ボンゲジウエ・マバンドラ(from South Africa)
□2014年8月28日
Day 3 -KINSHASA – JOBURG : RUMBLE IN THE URBAN JUNGLE-
出演:
ジュピター&オクウェス・インターナショナル(from DR Congo)
ボンゲジウエ&スキヤキ・フレンズ
(ボンゲジウエ・マバンドラ+マチュメ・ザンゴ+チャン・ジェヒョ+サカキマンゴー+廣瀬拓音)
(from South Africa/Mozambique/Korea/Japan)
OPEN/START:18:00/19:00
チケット:
単日券 2014年8月26日(Day1):¥4,800(前売)/2014年8月27日(Day2)or 2014年8月28日(day3):¥5,500(前売)
三日通し券:¥12,000(オールスタンディング/整理番号付/入場時+1drink¥500)
会場:渋谷WWW
東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル地下
TEL. 03.5458.7685
http://www-shibuya.jp/
『スキヤキトーキョー 2014』オフィシャルサイト:http://www.novusaxis.com/st14.html
□お問い合わせ
ノーヴァスアクシス
TEL. 03-6310-9553
http://novusaxis.com/
主催・企画・制作:novus axis/SUKIYAKI MEETS THE WORLD実行委員会
共催:渋谷WWW/富山県南砺市
招聘:SUKIYAKI MEETS THE WORLD実行委員会
協力:株式会社メタカンパニー/有限会社リスペクトレコード/株式会社プランクトン/株式会社MSエンタテインメント/Bureau Export Tokyo/在日各国大使館
協賛:川田工業株式会社
□出演者プロフィール
・トリ・アンサンブル(韓国)/TORI ENSEMBLE(Korea)
ホ・ユンジョン(コムンゴ/6弦琴)、カン・ゴンスン(唱)、ミン・ヨンチ(テグム/竹製縦笛、チャング/両面太鼓)、リ・スクジュ(ピリ/ダブルリード縦笛)からなる韓国伝統音楽をベースとしたインプロビゼーション・グループ。
「トリ」は「saturi」(方言の意)に由来し、韓国の伝統音楽では“各地域の様式”を意味する。韓国音楽の重要な側面であるインプロビゼーションを用い、ワールドワイドな視点で韓国伝統音楽の多種多様な「トリ」を吸収し新しく美しくエネルギッシュな音を創造する。
2009年ニューヨーク公演、2010年はWOMEXに招待され、2011年はヨーロッパツアーとWOMADにも出演するなど海外でも高い評価を受けている。
・滞空時間× 木津茂理(日本)/TAIKUH JIKANG × SHIGERI KITSU (Japan)
インドネシアの青銅打楽器ガムランと影絵を駆使して、唯一無二のパフォーマンスを繰り広げる奇才”川村亘平斎”のソロユニット”滞空時間”。
都市と土着が融合した新たなお祭り空間は、日本のみならず世界中から熱い支持を受けている。2013年に発表されたアルバム『RAINICHI 来日』では、架空の南の島で行われたお祭りの一夜をコンセプトに、”小山田圭吾(cornelius)、”木津茂理(民謡歌手)”など豪華ゲストが参加。
今回は『RAINICHI 来日』にも参加した、民謡とポップスを力強くしなやかに行き来し多彩に音楽活動をする民謡歌手 “木津茂理”とのスペシャルコラボレーションライヴ。
・マイラ・アンドラーデ(カーボ・ヴェルデ)/Mayra Andrade(Cabo Verde)
洗練されたトロピカル・ポップの歌姫。
心と体を優しく愛撫するナチュラルな歌声と、オーガニックなサウンドは渇いた大地を潤す清き水のごとく。アルバム『緑の風、愛の言葉(日本盤は今夏8月6日、リスペクトレコードより発売)』はフランスでiTunesチャート1位を獲得。
1985年キューバ生まれ。幼少期はカーボ・ヴェルデの首都プライアで育つ。その後、セネガル、アンゴラ、ドイツと移り住み14歳で再びカーボ・ヴェルデに戻り、大好きだった歌に夢中になる。
17歳でヴォーカルのレッスンを本格的に受けるためパリに移住。
06年ファースト・アルバム『ナヴェガ~航海』(フランスでゴールド・ディスク獲得/日本盤はプランクトンより発売)、09年パリ、ブラジル、キューバでレコーディングしたセカンド・アルバム「Storia Storia」(ポルトガルでゴールド・ディスク獲得)、10年ラジオ・フランスのスタジオでレコーディングされたライブ・アルバム「Studio 105」をリリース。
大西洋の各方面からの多くの異文化を絶妙に織り交ぜた、美しく洗練された音楽はフランス、ポルトガルなど
ヨーロッパを中心に高く評価されている。
・畠山美由紀&ショーロクラブ(日本)/MIYUKI HATAKEYAMA & CHORO CLUB(Japan)
ジャンルや世代、国境を越えて共演を果たし、同世代の女性をはじめ音楽ファンから圧倒的な支持を受けている日本を代表するシンガーソングライター”畠山美由紀”と、ブラジルの伝統的な都市型インストゥルメンタル・ミュージック「ショーロ」にインスパイアされながらもまったく独自のサウンドを創造する日本の誇る弦楽ユニット”ショーロクラブ”によるスペシャルユニット。
それぞれのオリジナル曲から日本の歌、世界の歌までをレパートリーに極上音楽を歌い奏でる。
・ボンゲジウエ・マバンドラ(南アフリカ)/BONGEZIWE MABANDLA(South Africa)
南アフリカで強いアイデンティティーを守り続ける東ケープ州は、偉大な”ネルソン・マンデラ”の出身地。その田舎に生まれたボンゲジウエは、コーサ語の独特な発音やメロディー、子守歌や民謡の美しさを活かし、ダブやソウルなど都会的な素材を取り入れて繊細なフォークに発展させたシンガー。
凛としてしなやかなヴォーカル、時に哀しみを感じさせるメロディーでフランス国際放送でベストアーティストに選ばれ、南アフリカ音楽賞には新人賞とベストアルバム賞でノミネート。
南部アフリカでのメジャーな音楽フェスティバルに何度も出演するなど、人気急上昇中のシンガーソングライター。デビューアルバム『ウムリロ』は今夏メタカンパニーより発売予定。
・ジュピター&オクウェス・インターナショナル(コンゴ民主共和国)/JUPITER & OKWESS INTERNATIONAL(DR Congo)
20年以上もキンシャサで不屈の魂を燃やしながら歌い続けた男、不屈のコンゴ魂を持ったカリスマ・シンガー”ジュピター”率いる”ジュピター&オクウェス・インターナショナル”。
強靭でロックなアフロ・グルーヴでブラーのデーモン・アルバーンのアフリカ音楽プロジェクトに参加、マシッヴ・アタックの3Dも注目する。コンゴ各地に息づくリズムとメロディーに都会のセンスを融合させ確立した強靱なサウンド。攻撃的なコンゴビートのエネルギーで長く続く混乱状態に風穴をあけるべく意識革命を訴える。
2007年に公開されたドキュメンタリー映画「Jupiterʼs Dance」で、主役としてフィーチャーされたジュピターの音楽性は国際的に高い評価を獲得し、13年にリリースした世界デビュー・アルバム『ホテル・ユニヴァース(日本
盤・プランクトンレーベルより発売)』はヨーロッパの多くの雑誌やラジオでベストアルバムに選ばれた。
・ボンゲジウエ&スキヤキ・フレンズ(南アフリカ/モザンビーク/韓国/日本)
(ボンゲジウエ・マバンドラ+マチュメ・ザンゴ+チャン・ジェヒョ+サカキマンゴー+廣瀬拓音)
BONGEZIWE & SUKIYAKI FRIEND(South Africa/Mozambique/Korea/Japan)
(Bongeziwe Mabandla+Matchume Zango+Chang Jaehyo+Sakaki Mango+Tact Hirose)
南アフリカ期待のシンガーソングライター、ボンゲジウエ・マバンドラ。
ティンビラだけでなく、親指ピアノ、スティールドラムやエレクトロニクスを使ってモザンビーク発のオリジナルな音楽を響かせているマチュメ・ザンゴ。
韓国で指折りのパーカッショニストであり、韓国打楽器を使ったオリジナルな表現を創造し続けるチャン・ジェヒョ。アフリカ伝統音楽の反復性を逆手にとったディープな弾き語りと鹿児島弁を用いたユニークな曲作りで新境地を開拓する“親指ピアニスト”サカキマンゴー。
東京下町発ワールドミュージック楽団“キウイとパパイヤ、マンゴーズ”の座長、兼レゲエベーシストでもある廣瀬拓音。世界の音楽エネルギーを吸収しさらなる爆発力でアウトプットする強者五人集が生み出す予測不能・期待度MAXのスペシャルコラボバンド。
□”ジュピター& オクウェス・インターナショナル”関連企画
2014年8月27日
「ルベル将軍を迎えて」
(映画上映「Jupiterʼs Dance」+ミニコンサート& トークイベント)
時間:19:00‒
料金(一般/学生/アンスティチュ・フランセ東京会員):1,200円/800円/500円
会場:アンスティチュ・フランセ東京エスパス・イマージュ
予約・問い合わせ:アンスティチュ・フランセ東京
TEL. 03-5206-2500
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/
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