Tokyo News : August 26, 2014 @ 19:52
取り壊し予定のビル一棟が美術館に!?──『BCTION』
取り壊し予定のビル1棟を美術館として再利用するアートプロジェクト『BCTION(ビクション)』が、2014年9月1日から2014年9月30日までの1ヶ月間、東京都千代田区麹町の某オフィスビルにて開催する。
『BCTION』とは、美術家の”大山康太郎”と写真家の”嶋本丈士”が主宰するアートプロジェクトで、都市のデッドスペースとなっている取り壊し予定のビルをアート空間として再利用することで、アーティストが表現の場を増加させ、アートマーケットの拡大を目的としている。
今回は、50組以上のさまざまなジャンルの若手気鋭アーティストと賛同者たちが、麹町にある某オフィスビル1棟を美術館として再利用。
ビルの床や壁、すべてをつかって表現し、都市のデットスペースのあらたな価値を提案する。
ちなみにプロジェクトを観賞するには事前予約が必要で、予約サイトに登録すると、会場の開催地などの詳細を入手でき、現在予約を受付中とのコト。
入場料は無料。
コレは、かなりオモシロいモノになりそうだ。
2014年9月1日-2014年9月30日
BCTION
開催時間:12:00-20:00
入場方法:事前に以下URLにて来場予約登録が必要。
URL:http://peatix.com/event/48732
場所:麹町の某オフィスビル
オフィシャルサイト: http://www.bction.com/
□参加アーティスト(2014年8月16日現在)A to Z
AKIKO NAKAYAMA/ARARA SASAKI/BAKIBAKI(DOPPEL)/BORUTANEXT5/DRAGON76/EMI NISHIYAMA/FRANKIE CIHI/GRAVITYFREE/HAMADARAKA/HIDEYUKI KATSUMATA/HOUXO QUE/IMAONE(THA)/JOJI SHIMAMOTO/JONJON GREEN/JUN INOUE / KAC/KAZ/KAZUMICHI MARUOKA/KENTA KAIDO/KLEPTOMANIAC/KOMESENNIN/MAMI KAMIZATO/MΛNJI(SSSK)/MEGURU YAMAGUCHI/MHAK/MICHINORI MARU/MOGURAI3/MON(DOPPEL)/MUGIO AOKI/NOVOL/OT/OLEO(RtypeL)/OKI-CHU/ONEZKER/R 領域(RtypeL)/ROKAPENIS/RYUICHI OGINO/RYOHEI/SD duet with NUKEME/SAND NAOKI/SHINJI/SHINTARO NISHIHASHI/SHOGO IWAKIRI/SHOHEI/SKD/Soh(THA)/SYUNOVEN/SUWASAYAKA(SSSK)/TAIKI KUSAKABE/TAKERU IWZK/TORU MATSUSHITA/TWO-A/USUGROW/WHOLE9/YANG02/YASUNORI KIMATA/YOHEI TAKAHASHI/YOSHI47/YOSHIMITSU UMEKAWA/YUDAI NISHI/NIGAMUSHI
AND MORE…
□主宰者プロフィール
・大山康太郎
1979年生まれ。奈良県出身の美術家。京都市立芸術大学 卒
ライブペイントパフォーマンス、壁画制作を軸に、インスタレーション、キャンバス作品などを発表している。
紋様を軸に様々な要素を組み込んだ作風が特徴的で、特にネイティブジャパニーズ・アイヌと、ネイティブアメリカン・ハイダから強く影響を受けており、古代の寺院から引用した極彩色パターンとLEDライトの組み合わせにより展開する壁画シリーズ「NEXTEFX」では、絵画における空間の支配力を高めるべく、壁画を一部屋丸ごと描く事で空間の視覚的操作を実験している。
また、2001年に結成したライブペイントチーム「DOPPEL」での活動を通して、シーンのパイオニア的存在として認知されている。
オフィシャルサイト:http://www.koutaroooyama.com/
・嶋本丈士
1983年生まれ。千葉県出身の写真家。
2007年Academy of Art University,SanFrancisco,CA写真科卒業。
写真家、クリエイティブディレクター在米中にアメリカで数々の写真展を開催、企画する。2008年に帰国後は新宿のThe Artcomplex Center of Tokyoで大規模な写真展を開催。
2009年に『STUDIO VOICE』の別冊として発行された「日本の100人の写真家」にも選ばれ、近年ではラフォーレ原宿やBLUE NOTE TOKYOでの写真展示、ニューヨークで開催された「NEW CITY ART FAIR」のメインイメージ写真に使われるなど、自身のアート活動も精力的にこなす。
作品はその場の匂いや、音、湿気までも感じさせる。まるでLPレコードの針のノイズのように、安らぎと懐かしさを感じさせてくれる。また一瞬を切り取った写真は、前後のストーリーが映画のように想像できる。
観る者の感性が呼び覚まされるような希有なフォトグラファーである。
オフィシャルサイト:http://www.jojishimamoto.com
□協賛 空間提供
株式会社インヴァランス
http://www.invalance.co.jp
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