ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。

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FILE 247 DJ Mitsu the Beats『Celebration of Jay』

女性にやさしいハードコアをモットーに、さまざまなグッドミュージックを贈るレーベル「Jazzy Sport」から、世界が認めるトラックメイカー”DJ Mitsu the Beats”が、ソロ アルバム『Celebration of Jay』をリリース。


仙台を拠点とするヒップホップユニット”GAGLE”のメンバーであり、ソロ活動では海外での評価も高いトラックメイカーの”DJ Mitsu the Beats”。


今作は、彼が自身の音楽人生でもっとも影響を受けたヒップホップグル—プ”Slum Village”のメンバーで、プロデューサーの”Jay Dee”こと”Jay Dilla”へ捧げたというアルバム。

2006年に他界してしまった”Jay Dilla”は、ヒップホップの歴史をおおきく変えた立役者である。

そんな、”Jay Dilla”へと捧げた『Celebration of Jay』は、”Mitsu the Beats”の今現在の”音楽”をつよく感じることができる内容だ。



おススメは「cookout」。
アルバムのはじまりにふさわしい、さわやかなピアノのフレーズに、心地よいミドルテンポのビート。
晴れた日の朝、という雰囲気。


「going home」。
70年代ソウルミュージックの流れというか、そのあたりをサンプリングした、ミドルテンポで、かなり気持ちいい夕方感。
青というよりは、オレンジがあう、そんなまったりサウンド。


そして、夜の雰囲気がただよう「2 for 3」。
闇につつまれる、オトナな雰囲気。


という感じで、至高の20曲。

いや、、、気持ちの良い音の断片がつまった、ナイスないちまいだ。







DJ Mitsu the Beats
『Celebration of Jay』


価格：￥1,800（税抜）
レーベル：Jazzy Sport（JSPCDK-1023）

発売日：2014年10月4日


□トラックリスト
01. cookout
02. Unc
03. tunnel
04. cliff edge
05. constellations
06. going home
07. off-ramp
08. all work out
09. tag
10. strollin’
11. bayside
12. fluid
13. batcave
14. Charly
15. 2 for 3
16. Jasmin
17. 8:00:AM
18. Pueblo
19. brownstone
20. the bunch


「Jazzy Sport」オフィシャルサイト：http://www.jazzysport.com/