ブラインドからのぞき見た世の中 : November 21, 2014 @ 17:26
ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.124『民意と国益』
かならずしも、民意と国益が沿うとはかぎらない。
それは、今回の沖縄県知事選、、、まさにそのかけ離れたという結果でしょう。
国としては、多額の助成金を出す約束までして米軍基地の辺野古移設を推し、いや圧し、
前知事の考えまで変えさせたにも関わらず、
しかし、今回の選挙での沖縄県民の意思は、圧倒的に移設反対だったワケです。
開票してすぐに当確になってましたからね。
投票率は、64.13%と前回より3%ほど高めとか。
そこから見ると、45.85%だった福島ってどーなのよ!って話になりますが、
その話はもういいですね。
今知事選の焦点は、”沖縄のアイデンティティ”だったそう。
県民自身のアイデンティティを問うものだったワケですが、
それが、この結果。
ちなみに、沖縄の政財界における前調査では、移設賛成派の勝利。
でも、この結果。
もしかしたら、今回の沖縄選は、
ニッポンの、いや我々ニッポン人のアイデンティティを問われた選挙だったのかもしれませんよね。
すでに辺野古地域の埋め立てが始まろうとしている状況からはじまる、
翁長雄志(おながたけし)県政は、厳しいものになるとは思います。
敗北の与党。
そんななか、よく分からない方向にむかっている国政。
国政としては、この解散総選挙で消費税10%を確実なものにしたいというところなんでしょうな。
そして、2014年の8月、9月のGDP、国民総生産がマイナスだったという結果。
そういえば、どこかの首相は、ちょうどその時期に「景気は確実に回復しています!」と、
オウムのように繰り返しおっしゃっていましたけれど、
その時期におもいっきり、ビックリするくらいマイナスじゃないですか。
ま、その話はまたの機会に。
苦節70年。
対等とは名ばかりの日米関係。
ニッポンの戦後は、いつ終わるのでしょうか。。。
みなさんは、今回の沖縄知事選、どのように見ていましたか?
tofubeats「Don’t Stop The Music feat.森高千里」
旅路 良
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