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Daily Life w/ Music : December 17, 2014 @ 19:58

FILE 259 LIKKLE MAI『きたぐにのはる』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 259 LIKKLE MAI『きたぐにのはる』


レゲエボーカリストの”LIKKLE MAI(リクルマイ)”が、東北の民謡とレゲエのモンスタートラックとを融合させた民謡レゲエアルバム『きたぐにのはる』をリリース。


東北にルーツをもつ”LIKKLE MAI”ことマイちゃん。

今作では、東北の地で歌いつがれてきたかずかずの民謡をレゲエビートでカヴァー。


マイちゃんのダビー的な感じもスキだが、個人的には、じつはこういうコブシのキイタ、いわゆる演歌的なヴォーカルもサイコーに声的にもあっているのでは?とおもっていたら、やっぱり!という感じだ。


おススメは、「相馬盆唄」。
とにかく、コブシ具合がすばらしい。
民謡は、ある程度のヴォーカル力がないと唄えないのでね。
やっぱり唄がウマいマイちゃん。
ノリといい、アレンジもいい感じ。


風刺の効いた歌詞がいい感じの「ノンキ節」。
じつはこの曲”添田唖蝉坊”によって大正6年につくられた、大正の流行歌のカヴァー。
歌詞をよくみてみると、コレって現代のニッポン事情そのまま。
ということは、大正時代からニッポンのココロのビンボー具合は変わってないというコトなのね。
マイちゃんのピリ辛ジョークのリジナル歌詞もいい感じ。


そして、オリジナル曲で、タイトル曲でもある「きたぐにのはる」。
東日本大震災の被害にあった故郷に捧げた曲。
コチラもピリっとスパイスのキイタ、世情風刺的歌詞がとてもイイネ。
コレを聴いてまずは”笑う”というのが、ニッポンの春ってコトなんだろうな。



ジャケのマイちゃんのお着物姿もいい感じ。


ということで、
“LIKKLE MAI”の「なう」を感じることができる、
すばらしいいちまいだ。






LIKKLE MAI
『きたぐにのはる』


価格:¥1,500 (税抜)
レーベル:MK Starliner/MK Muzik(MKD-004)

発売日:2014年12月17日


□トラックリスト
01. 秋田音頭
02. 相馬盆唄
03. チャグチャグ馬コ
04. ノンキ節
05. きたぐにのはる


“LIKKLE MAI”オフィシャルサイト:http://likklemai.com/


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