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Tokyo News : June 25, 2015 @ 18:53

ルーツは『東海道五十三次』!?──アートエキシビジョン『U.S. Route 395』



カリフォルニア サンフランシスコ在住の版画家/カメラマンの”マーク・ジョンセン”によるアートエキシビジョン『U.S. Route 395』が、2015年6月27日より「THE NORTH FACE STANDARD 二子玉川」3Fのギャラリースペースにて開催する。


“マーク・ジョンセン”は、山や海、石や流木など、さまざまな自然をモチーフにビジュアルを創りだすアーティスト。


今回のエキシビション『U.S. Route 395』は、江戸の浮世絵師”歌川広重”の『東海道五十三次』から影響を受けた版画作品のシリーズだ。


会場では、スペシャルなオリジナルグラフィックTシャツの販売や、期間中、”マーク・ジョンセン”が来日して開催されるワークショップもあるとのコト。


ちなみに、『東海道五十三次』といって、思い出すのはファミコンソフトというアナタ。

トーキョーの「日本橋」からはじまって、キョートは「三条大橋」までの約500kmの東海道。

まずは、一度歩いてみるコトをおススメはしないが、検索でしらべてみるコトをおススメする。


コドモからオトナまで、老若男女たのしめるエキシビションなのでは。






2015年6月27日-2015年8月23日
MARK JOHNSEN Art Exhibition
『U.S. Route 395』





□エキシビション紹介

・『U.S. Route 395』

『US ルート395』は、江戸の浮世絵師、”歌川広重”の『東海道五十三次』から直接影響を受けた版画作品のシリーズ。

今回の作品の特徴、それはイースタン・シェラネバダ・レンジに沿ってカリフォルニアからカナダまでつづくハイウェイの途上いくつかの場所で描かれたこれら作品のスピリットがまさに広重の精神とともにあるともいえるもの。

彼はこのルートの中でキャンピングやフィッシング゙、そして、地質資料の収集などをしながら過ごしてきた。のちにこの場所が彼にとって自然界の魅力を描きたいという強い願いを気づかせる切欠になる場所となった。

キラキラ輝く塩水池や広大な砂漠、そして、終わりのない花崗岩のつながりこそ、このハイウェイにおける地形の多様性を表現している。このハイウェイにおけるロードカットポイント即ち切通しはダイナミックに波打つような北アメリカ特有の大地の形状を感じることができる場所である。

これらの作品は壮大かつ雄大、そして豪快に亘る伝承の証しである。



会場:
THE NORTH FACE STANDARD 二子玉川
東京都世田谷区玉川 1-17-9
TEL. 03-6432-7631
営業時間:10:00-20:00


□ワークショップ
2015年6月28日



開催時間:13:00-14:30/16:00-17:30
※2回開催予定

参加料:無料

開催時間:13:00-14:30/16:00-17:30
※2回開催予定

※定員20名(各回)



□プロフィール

・マーク・ジョンセン

カリフォルニア州サンフランシスコ在住。

彼の製作に対する熱い姿勢は、アメリカ西部の最後の開拓地を記録にのこしたいという願望からなっている。
2011年カリフォルニア美術大学で写真を専攻、卒業。

現在、カリフォルニア州バークレーにあるカーラ・デザイン・インスティテュートに勤務し、アーティストとして製作活動をつづけている。


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