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tokyo feature : December 30, 2015 @ 17:45

トーキョーシティポップス Vol.35 ──Year-end feeling



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2015年12月のテーマは、「年末感」。


やっと年末感がでてきたトーキョーです。


今年もいろいろありましたね。


やはりイナカに帰省してしまったヒトもおおく、街はヒト影もまばら。

ちなみに年末のトーキョーの夜って、意外とヒマなんですよねー。


今回は、そんなヒマな年末の夜をたのしむための、アナタのデスクトップBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






December『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.35 -Year-end feeling-』





01. 「Kamakura」G. Rina
『Lotta Love』

歌手でDJ、音楽プロデューサーの”G.RINA”さんの最新作から。
その名のとおり鎌倉の街をうたってます。
今年の12月は、意外とほんわかあたたかかったイメージがありまして、
そんなワケで、今回はこんな感じのゴキゲンなビートから。



02. 「Saturday Night Flying Booster」WACK WACK RHYTHM BAND
『Xx Classics』


そして、大人数の無国籍感がハンパないパーティバンド”WACK WACK RHYTHM BAND”。
そのバンド結成20周年記念ベストアルバムから。
ディスコソウルサウンドが、年末のあふれんばかりのパーティ感を演出。



03. 「Narcolepsy Driver」cero
『Obscure Ride』


そして、コチラは、いまや飛ぶトリ落とすいきおいのバンド”cero”。
コチラは、シティポップというよりは、ジャズ&R&B、ヒップホップ的アプローチ。
おさえられた感じがとてもオシャレ感ある感じ。
後半のサックスが、かなりアーバンでいいです。



04. 「This city is too jazzy to be in love」UA × 菊地成孔
『cure jazz』


“UA”と”菊地成孔”がタッグを組んだアルバム『cure jazz』から。
ハスキーな”UA”のボーカルと、
菊地さんハイトーンなボーカルがいい感じにからむ、
オシャレ感がハンパないビッグバンドジャズグルーヴ!



05. 「Oriental garden」akakage
『Peace Maker』


DJ/プロデューサーの”伊藤陽一郎”のソロプロジェクト、”akakage”。
ミドルビートにのる、その名のとおりオリエンタルなウワモノのネタづかいがたまらないです。



06. 「Stand by Me (Featuring Junpei Shiina)」P.O.P
『おかあさんにきいてみないとわからない』


巨大な双子MC、”上鈴木(カミスズキ)兄弟”がラップする生バンドの新作アルバムから。
かなりスゴいアルバム名だけれど、
トラックメーカーにさまざまなアーティストをフィーチャー。
この曲は、日本がほこるソウルボーカリスト”椎名純平”氏をフィーチャーした、
ナイスヒップでグッドホップなR&Bサウンド。



07. 「絡めとられて」LITTLE CREATURES
『かんちがい』


“青柳拓次”、”鈴木正人”、”栗原務”のさんにんからなるバンド、”LITTLE CREATURES”。
7インチのみでリリースされた、カレらにしてはかなりめずらしい日本語歌詞。
ビヨビヨ、ブヨブヨいっているベースと、こまかいドラムの刻み、そしてひかえめなギター。
それぞれの完成度が高すぎて、すばらしすぎる一曲。



08. 「drop」中島孝
『drop with ikkubaru』


シンガーソングライターの”Nakakoh”が”中島 孝”と改名。
コチラは、先日iTunesのみでリリースされたファーストEP『drop with ikkubaru』。
バッグの演奏は、インドネシアのシティポップ バンド”ikkubaru”。
フュージョン&ロックな、オメガトライブ感が気持ちいい、グッドなシティポップス。



09. 「明日の兆し」bird
『Lush』


ジャンルレスなアプローチがすばらしい、
“bird”による10枚目のニューアルバムから。
R&Bというよりはポップスですな。
彼女は、やはり歌声がいいです。
どんなサウンドにもあうのがスゴい。



10. 「ちいさな灯り」バロンと世界一周楽団
『何はなくとも』


世界をマタにかけるボードビリアン”バロン”くんのバンド、”バロンと世界一周楽団”。
コチラは、インスト曲。
ウクレレとトランペットの掛けあいぐあいが、ほんわかきもちいいです。



11. 「弥勒世果報(みるくゆがふ) -undercooled」うないぐみ+坂本龍一
『弥勒世果報 -undercooled』


“坂本龍一”が復帰第1作として発表した、
沖縄民謡女性4人グループ”うないぐみ”とのコラボレーションチャリティシングル。
オリジナルは、2004年にリリースされたアルバム『CHASM』に収録された楽曲、「undercooled」。
オキナワ民謡的アプローチが、とてもいい感じです。
世界の平和への想いがとどいてほしい。
そんな2015年の年末であります。



12. 「カクニンの唄」ASA-CHANG&巡礼
『影の無いヒト』


やはり、どんなコトでも確認は必要。
年末の忘年会シーズン。
帰るときは、いろいろ確認してますかねw?



13. 「接吻 Kiss」ハナレグミ
『だれそかれそ』


“ハナレグミ”こと”永積タカシ”がうたう、”オリジナル・ラブ”の「接吻」。
ミドルメローなダブっぽいビートに、彼のハイトーンヴォイスがいい感じです。
12月は、こういうあまーいサウンドがあいます。
年末は、やはり恋のシーズン!?なの、かな??



14. 「CLIMAX NIGHT」Yogee New Waves
『CLIMAX NIGHT』


2015年、『トーキョーシティポップス』の締めは、
個人的にDJでもよく使用させていただいた、カレらのこの曲。
2015年のベストサウンドといっても過言ではないです。
2016年はもっとオモテに出てくるのかなーと、、、願っています。





※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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