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tokyo feature : June 7, 2016 @ 16:20

トーキョーシティポップス Vol.40 ──Urban State of Mind



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2016年5月のテーマは、「アーヴァン感」。


今回は、狂おしいほどのジャパニーズアーヴァンサウンドを。


日々いそがしいアーヴァンライフをおくる、アナタのココロのBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。


このサウンドを、アーヴァン感師範 竹田直樹さんに捧ぐ。





May『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.40 -Urban State of Mind-』





01. 「ドリーム・オブ・ユー ~レモンライムの青い風~ [Single Version]    」竹内まりや
『Expressions』


サバンナバンド歌謡の定番。
78年にリリースされたデビューアルバム『BEGINNING』に収録され、
こちらは79年にリリースされたシングルバージョン。
“ドナ・サマー”に似ているとのチマタで話題なサウンドですが、
やはりキライじゃないですな。



02. 「Girl’s In Love With Me」芳野藤丸
『Yoshino Fujimal』


アーヴァンといえばこの方、”芳野藤丸”。
TVドラマ「探偵物語」のテーマ曲を手がけたバンド”SHOGUN”のメンバーでもあります。
とにかく、このサウンド、かなりコッテリとしたアーヴァン。
夜、摩天楼、白いタキシード、シャンパン、、、そんなイメージです。



03. 「恋は最高」高村亜留
『ARU FIRST』


85年にリリースされたデビューアルバムに収録されたこの曲。
アレ!?ナニかに似ている!!とおもった方は、
かなりのソウルミュージックファンです。



04. 「INAZUMA」中島孝
『TAXIS』


先日、リリースされたばかりのセカンドEPから、
本人もイチオシのこの曲。
“玉置浩二”と”カルロス・トシキ”とを足して3で割ったような声と才能の持ち主の中島孝くん。
この若さで、このサウンドをやるとは、、なんとも末オソロしい。



05. 「Sweet Charity」南佳孝
『Vintage』


87年にリリースされた、
“南佳孝”さんの超アーヴァンなサバンナサウンドがつまったいちまい。
80年代後半は、けっこうこういうサウンドをやっているんですよね。



06. 「青空のかけら」土岐麻子
『TOKI ASAKO “LIGHT!” ~CM & COVER SONGS~』


作詞が”松本隆”、作曲が”亀井登志夫”の提供曲。
爽やかなポップスサウンド。
とくに、「真夏が沁みてくる」という歌詞がとてもいいんですよね。



07. 「ヴァイブレーション」笠井紀美子
『TOKYO SPECIAL』


ジャズシンガー”笠井紀美子”さんによるアルバムから。
プロデュースは、”山下達郎”さん。
この感じいいですよねー。
ちなみにこの曲、「LOVE CELEBRATION」という名前で、
“細野晴臣”さんプロデュースで”Linda Carriere”が歌うというマボロシの企画があったり、、、
いろいろいわくつきの曲だったりします。



08. 「Tiny Spark (A NIGHT IN MANHATTAN CAFE VERSION)」microstar
『Tiny Spark』


トラックメイカー”佐藤清喜”さんによるユニット”microstar”。
先日、リリースされたばかりのこの曲。
モロ、アレです。
アレが好きなヒトにはもうたまらんサウンド。



09. 「恋は流星 Part2」流線形
(7インチシングル)


“クニモンド瀧口”さんひきいるシティポップグルーヴ”流線形”による、
“吉田美奈子”さんの名曲のカヴァーです。
ちなみに、このPart2は、7インチシングルのB面のみの収録。
オリジナルの良さを崩さず、グッドなジャズアレンジのナイスなカヴァーです。



10. 「潮騒」Paris Match
『Quattro』


“SADE”の「Smooth Opreator」感がハンパない、
超オトナなラテンサウンド。
セツナさだけがつたわってくる、
グッドフィーリングポップスです。



11. 「ルパン三世・愛のテーマ」大野雄二
『ルパン三世 ~テーマ・ヒストリー』


おなじみ「ルパン三世」のサントラですが、
この艶なサウンドが超アーヴァンです。
燃えるような夕日のオレンジ色の光が見えてきます。



12. 「UM!(Suddenly Last Summer)    」NORIKO MIYAMOTO
『Sweet Suger』


こちらはジャズシンガー”宮本典子”が、”サザンオールスターズ”の「海」を、
アーヴァンなアレンジで英語カヴァー。
もともアーヴァンなサウンドですが、
こちらの方が洗練された感じがありますね。



13. 「さよなら夏の日」山下達郎
『ARTISAN』


“山下達郎”さんの名曲ですな。
まるで夏の日のような方でした。




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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