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ブラインドからのぞき見た世の中 : July 8, 2016 @ 21:00

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.161『考える選挙』



えー、さてー、ついに参議院選挙がはじまりましたねー。


今回の選挙における注目点は、
憲法改正やら、TPPやら、年金問題やら、原発問題やら、、、
さまざまなメディアでいろいろとアゲられておりますが、
やはり選挙権が18歳以上からに引き上げられてから、
はじめての選挙というコトではないかと。

どの党も若い世代に向けたアピールがスゴいですよね。

ちょっとオシがつよすぎじゃないかなーなんておもってしまうくらい。

しかも、オシが強いだけになってしまっていて、
かえってわかりづらい状況になってしまっているような気がしているのは、
ワタクシだけですかね。


はじめてじゃなくでも分かりづらい感じなのに、
はじめての選挙のヒトにはちょっとカワイソウになってしまうホド。

つまり、よく考えないとわからない選挙になってきた、
というコトなんでしょうな。

それだけ社会が複雑化しはじめているという、
いまのニッポンの状況もあるとおもいますが。。。

以前は、どの党もわかりやすかった、、、のかな。

そうでもないか。


「YAHOO! みんな政治」には、なんとか分かりやすく書かれていますが、
かといってそれぞれの党の公約内容がまったくもってわかりづらい。

どの党も掲げているコトはいいコトばかりなのですが、
あ、自民の改正案はどうかとおもいますが、、、
実際問題、それが現実的か?というところになってきているような気がします。

個人的には、とにかく今回のこの選挙で、
若い世代のヒトたちの社会的意識の部分が、
どう変化するのかという点が気になります。

いままでヒトゴトだった選挙が、
急にジブンのコトになるワケですからね。

しかも、その一票が自分たちの国のミライに直結する。

最近でいうと、
先のイギリスで行われた「イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票」なんかは、
その象徴的な出来事と言えるでしょう。

ジブンの一票が、アソコまで国を動かすコトになるなんて。。。

投票していた本人たちですら予想していなかったのでは?

個人的にはナイス民主主義!という感じですが、
他のEU諸国にとっては、
「ジブンから旗をフって、ほかのヨーロッパの国を誘ったのに、なんだよ!」
的な感じでしょうね。


ま、イギリスの話はまた今度というコトにしまして、
今回の選挙権を持つ、
いや選択権を持つというコトの重大さがどうこの国を動かすのか?


いろいろと考えさせられる、
いや、考えないといけない、
今回の参議院選挙。

とにもかくにも、選択するコトの重要さ、
コレを次なる世代につたわってくれたらいいのかなー、
なんて、ワタクシはおもいましたが、
みなさんは、今回の参議院選、
どのように考えていますか?




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