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tokyo feature : August 30, 2016 @ 19:59

トーキョーシティポップス Vol.43 ──Endless Summer Holiday



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2016年8月のテーマは、「終わらない夏休み」。

予想以上に短そうな、今年の夏。


やっと夏っぽくなったとおもったら、台風の連続攻撃ですよ。

このまま秋へと突入してしまうのか。。。


個人的に今年も夏休みがまったくなかったブルーな夏というコトで、今回は気だるーい、暑ーい夏休みがつづいている雰囲気を展開してみました。

夕暮れのなか、畳の上で横になりながらぼんやり聴ける、アナタの長い長い人生の夏休みBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






August『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.43 -Endless Summer Holiday-』





01. 「マーマレードの朝」アップルパイ
『あっぷるぱい』



“いまどき”のバンドが、”シュガーベイブ”サウンドをやったらどうなるのか?
というバンド、”アップルパイ”。
このまったりとしたミドルテンポな雰囲気がたまりませんな。
ボーカルのアンニュイ具合も、夏休み感が出てていい感じです。



02. 「SUMMER BLUE(Extended Mix)」TOKYO DISCOTHEQUE ORCHESTRA
『TOKYO DISCOTHEQUE ORCHESTRA feat. bird』


コチラは、ブギーやNu Discoなどのディスコムーヴメントを再現する音楽プロジェクト、
“Tokyo Discotheque Orchestra”。
彼らがニッポンの歌姫”bird”をフィーチャーして、
元祖湘南シティポップス”ブレッド&バター”の名曲を、
超グルーヴィーにナイスカヴァー。
ライブハウスと、オフィシャルサイトのみでの販売だとか。
コレ、ホントにヤバいです。



03. 「A Swallow Flies High」WACK WACK RHYTHM BAND
『XX CLASSICS』


トーキョーの90年代を象徴する渋谷系直系?のパーティバンド、
“WACK WACK RHYTHM BAND”。
彼らのノリノリで、グッドヴァイヴスなダンスサウンド。
最近、ふたたび活動を再開し、
“星野みちる”嬢などともセッションしているようなので、
ぜひ、チェックを。



04. 「remember night」DE DE MOUSE
『summer twilight』


音のエディシャン(エディター+ミュージシャン)こと”DE DE MOUSE”の新作EPから。
夏祭り感満載な、お囃子サウンドとお祭りビートニクス。
ニッポンの夏のワビサビがつたわる、
セツナグルーヴ。



05. 「海」□□□
『everyday is a symphony』


“□□□(クチロロ)”のサンプリングポッセ。
波の音的なサンプリングの上にノル、
ブリッとしたベースと、
ぼんやりとしたスティールパンがいいですな。



06. 「The Great Wave」Linn Mori
『Invisible Vision』


“□□□”からの波つながりで、
音のマジシャン”Linn Mori”氏の「The Great Wave」を。
このスモーキーな感じが、夏の蜃気楼感を感じます。



07. 「ナイトクルージング」金 佑龍
『ling lom』


蜃気楼からの気だるさ感つながりで、
“フィッシュマンズ”の名曲を”キム・ウリョン”がナイスカヴァー。
ぼんやりぼやぼやしたい、夏の午後。



08. 「土よう日の5時になったら」yukaD
『Exhibition』


さらなる気だるグルーヴのコチラを。
アガらないジャジーなトラックに、
アンニュイな”yukaD”のボーカル。
なんとなく、ココロがすずしくなるクールサウンド。



09. 「僕らの夏の夢」山下達郎
『Ray Of Hope』


夏といえば、達郎!
というコトで、夏の定番となりつつある、説明不要のコチラ。
この音のクリエイションが、ホントスゴいですな。



10. 「少年時代」スカ・ラヴァーズ
『LOVERS SKA ~Sing With You~』


個人的に夏サウンドの定番とさせていただいている、”スカ・ラヴァーズ”。
沖縄サウンドと、スカ&レゲエの融合がいい感じですよね。
“堀内加奈子”さんの歌声が好きですわー。
コチラは、”井上陽水”の名曲のカヴァー。
夏の終わりに聴いちゃうと効いちゃうヤツです。



11. 「しっぽのブルース feat.矢舟テツロー・トリオ」星野みちる
『Love Me Again(EP)』


アイドルの枠を越えたシンガーソングライターの”星野みちる”ちゃんが、
ジャズに挑戦したこの曲。
オリジナルは、さすらいのモテ声ジャズメン”矢舟テツロー”くん。
意外とイイかもね。



12. 「Good Bye」Yogee New Waves
『CLIMAX NIGHT』


“なう”な若手バンド代表のひとつ”Yogee New Waves”から、この曲を。
チカラの抜けた、ゆるーいユルユルヨコハマシティサウンドがいいですよねー。
ぼやっと夏を感じます。



13. 「ENDLESS SUMMER HOLIDAY」一十三十一
『Surfbank Social Club』


最後はやはりこの曲。
今回のタイトル曲となっています。
“一十三十一”ちゃんの声もいいのですが、
この超ダウンテンポなドゥーワップ感がたまりませんよねー。




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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