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tokyo feature : May 30, 2017 @ 19:15

トーキョーシティポップス Vol.52 ──Tokyo Urban Night



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2017年5月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「トーキョーアーヴァンナイト」です。


本来ならば天気も安定していて、気候もよい感じの5月は、夜アソビに適当な季節かと。。。

最近は、ゲリラ豪雨や、寒暖の差がハゲシすぎてアレですが、ソレでも梅雨の時期や、熱帯夜がつづくナツよりはすごしやすいですからね。


それに夜アソビといえば、アウトドア的なものよりは、やはりバーやクラブなどアーヴァンな感じの方が好み。

というコトで、今回は、ココロとカラダに響くオトナなグルーヴを中心に、かなり都会的な選曲。


アナタをアーヴァンな夜へと誘うBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






May『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.52 -Tokyo Urban Night-』





01. 「ムーンライト・イブニング」流線形と比屋定篤子
『ナチュラル・ウーマン』


まずは、イントロからアーヴァンなコチラ。
“クニモンド瀧口”さん率いる流線形。
ボーカルにオキナワを拠点に活動する、
シティな歌声でおなじみのボーカリスト”比屋定篤子”さんをフィーチャー。
サウンドのキラキラ感がたまらないですな。



02. 「トゥイギー・トゥイギー(produced by □□□)」野宮真貴
『30 Greatest Self Covers & More!!!』


デビュー30周年記念でリリースされ、
“ピチカート・ファイヴ”時代の楽曲をセルフカヴァーしたアルバム。
しかも、さまざまなアーティストが再構築しているという、
なんともスゴいアルバムだったりするのです。
そしてコチラは、
ポップでキャッチーなあの「トゥイギー・トゥイギー」を、
“口ロロ”がジャジー&レゲトンビートで再構築。
途中、変調があったり、変則ビートになったりと、
ものすごく歌いづらいはずなのに、
なんなくサラリと歌いこなす野宮さんは、
やはりトーキョーアーヴァン代表ですな。



03. 「Sweet Moment」in FAM step
『INSPIRATION』


コチラはいまのシーンを代表する、
宇都宮から世界へとグッドグルーヴを発信する3ピースバンド”in FAM step”。
ヒップホップとR&Bな真っ黒サウンド、、、
とにかく90年代の渋谷な感じがします。



04. 「ラジオのように」yukaD
『Exhibition』


いまやトーキョーのアンダーグランドシーン代表と言っても過言ではない、
女性ボーカリスト”yukaD”。
まさにラジオからながれているような、
音のつくりが気持ちよかったりします。



05. 「月明かりの夜」T字路s
『T字路s』


タエちゃんのシャガレ声に、
裏打ちサウンドが気持ちいいこの曲。
月夜にビル街の裏道でぼんやり聞きたい、
そんな捨て猫サウンド。



06. 「C.A.M.P.」Yogee New Waves
『WAVES』


ヨギーのニューアルバムから、「C.A.M.P.」。
アウトドアっぽい曲だけれど、
都会感あふれるサウンドがイイです。
星空のもとで聴きたい、
効きいれたいグッドグルーヴ。



07. 「Waves」YOUR SONG IS GOOD
『Extended』


WAVEつながり、、、でもあり、つながってはいないけれど、
レゲエビートと、ふわふわ浮遊感のあるウワモノが気持ちいいインスト曲。
いわゆるひとつのアーヴァンレゲエですな。
ちなみに曲の長さは10分弱もあるのですが、
ぜんぜん飽きないし、苦にならない気持ちよさがスバらしい、
まさにグッドグルーヴ。



08. 「プラスティック・ラブ」G.Rina×井の頭レンジャーズ
『プラスティック・ラブ EP』


気鋭の女性音楽プロデューサー&トラックメイカーナンバーワンと言っても過言ではない、
“G.RINA”さんのシングルから。
“竹内まりや”の名曲をレゲエで。
サウンド的には土臭いけれど、
とっても都会感があるのはアレンジの良さなんでしょうな。
もちろんオリジナルのアーヴァンさもあるけケド。



09. 「Star Light Future」天才バンド
『アインとシュタイン』


“奇妙礼太郎”くんのバンド”天才バンド”から、
グッドメローなコチラ。
“ジョン ・レノン”っぽさもありつつ、
“キャロル ・キング”感もありつつ。
つまり、アーヴァンなんでしょうな。



10. 「ウイスキーが,お好きでしょ(Rikyu)」cro-magnon
『乙』


コチラ、アニメ『へうげもの』のサントラから。
あの名曲をインストメロージャズでカヴァー。
うんうん、うなずきながら聴き入っちゃう感じ。
まさに都会のバーでのオトナな夜にピッタリ。
うーん、ナイスアーヴァン!



11. 「きみだった」土岐麻子
『Bittersweet』


“土岐麻子”ちゃんがうたうグッドメロウグルーヴ。
オトナになった自分の気持ちを体現した歌詞が、
ググッとココロにひびきます。
ああ、いろんなコトがあったなー、、、と。



12. 「いちばん小さな賛美歌」naomi & goro & 菊地成孔
『calendula』


いろいろあった夜だけれど、
人生はいろいろあっていい。
やはり、こういうコトなんだな、と腑におちる、
そんな曲で今回は〆させていただきました。





※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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