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tokyo feature : August 31, 2017 @ 21:03

トーキョーシティポップス Vol.55 ──Passion in Summer



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2017年8月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「夏の情熱」です。


あっというまに8月も終わりの日。

今年の8月は、いわゆるの夏らしい夏日はかぞえる程度でしたな。


ミサイルは飛び交うわ、ヨーロッパではテロは増えるわで、
なんとも不安定な世界情勢だった8月。


しかし、こういうときこそ、情熱的な音楽がいちばんいいのかなーと。

アゲ目の情熱ではなく、ほっこりとアツい情熱の方です。


そんなワケで、今回は、聴いているだけでほっこり効いてくる、そんな情熱サウンドを選曲。

アナタのココロをあたたかくする、ナツの終わりのBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






August『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.55 -Passion in Summer-』





01. 「Cruise」YOUR SONG IS GOOD
『Extended』


“ユアソン”の最&高な最新作から、
グッドグルーヴ感じるこの曲から。
人力ラテンハウス感が、夏に合いますな。



02. 「風の世界 (2015 Remix)」SUGAR BABE
『SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-』


“山下達郎”率いる伝説のグループ”SUGAR BABE”。
コチラは、ヴォーカルは”タツロー”ではなく、
“ター坊”こと”大貫妙子”。
オリジナルではなく、
2015年にバンドデビュー40周年を記念してリリースされた、
40周年リミックスの方をセレクト。
サイコーのサウンドです。



03. 「付き合わないか」□□□
『JAPANESE COUPLE』


“三浦康嗣”率いる”□□□(クチロロ)”。
コチラは、まだ”いとうせいこう”さんが加入する前、
2013年のアルバムから。
モータウンビートに、サーフ感があったりなんかしちゃって、
なつかしいような、はずかしいような。。。
彼らにとってはめずらしい恋愛ソングゥ。



04. 「渚にまつわるエトセトラ」SKA LOVERS
『LOVERS SKA ~Sing With You~』



夏といえば、沖縄サウンド!
ということで、”堀内加奈子”と”DJ SASA”のユニット”SKA LOVERS”による、
パ、パ、パ、”PUFFY(パフィー)”の名曲を沖縄スカでナイスカヴァー。
作詞に”井上陽水”、作曲に”奥田民生”と、もーたまらんおふたりです。



05. 「ハイサイおじさん」久保田真琴と夕焼け楽団
『Tokyo City Pop 70s』



オリジナルは、沖縄サウンドのレジェンド”喜納昌吉”。
近所の変な?オジさんを題材にしたグッドオキナワンを、
“久保田真琴と夕焼け楽団”がカヴァー。
ハワイアンに近いですな。



06. 「ナイアガラ音頭」かりゆし
『Niagara Summer』



沖縄サウンドの極めつけはコチラ!
“大滝詠一”の「ナイアガラ音頭」を与論島のバンド”かりゆし”が、
与論サウンドでカヴァー。
このダラっとした感じがいいんですがなー。



07. 「Wonderful day」MATER
『This Journey』



からの、”MATER”による、グッドレゲエビート。
海、行きたくなります。。



08. 「夢ならいいのに」佐々木詩織
『BUONO!! BUONO!!』



イタリア版『ルパン三世』のサントラから、
シンガーの”佐々木詩織”をフィーチャーしたグッドメローボッサ。
バンドはもちろん大野雄二&ルパンティックファイヴ!
まちがいないサウンド。



09. 「きみのことなんて(I Beeped When I Shoulda Bopped)」Gentle Forest Jazz Band
『だけど今夜はビッグバンド!!』



“ジェントル久保田”率いるビッグバンド”Gentle Forest Jazz Band”。
“Cab Calloway”の1949年の名曲「I Beeped When I Shoulda Bopped」を、
日本語でカヴァー。
ビッグバンドジャズのゴージャスなサウンドと、
ヴォードビル感のあるヴォーカルの感じが、
たまらなくセツナイのです。



10. 「波打ち際のメロディー」トレモノ
『island island』



沖縄は石垣島出身のバンド”トレモノ”。
2017年にリリースしたアルバム『island island』に収録された、
別バージョンの「波打ち際のメロディー」。
すでに彼らのベーシックサウンドです。



11. 「8月31日」パークハイツ楽団
『FANTASY』



流しでおなじみの”パリなかやま”こと”コーヒーカラー”の”仲山卯月”と、
シンガーソングライターの”中山うり”。
“中山兄弟”が中心となって結成された”パークハイツ楽団”。
ふたりのユルーいボーカルが、夏休みの終わりを告げます。



12. 「ふたりが隣にいること」ナツ・サマー
『Hello future day』



夏だ!サマーだ!!ナツ・サマーだ!!!
というコトで、2017年にリリースしたアルバムから。
いつものレゲエサウンドではなく、
彼女にとっては新境地のグッドメローなグルーヴを。
コーラスはプロデューサーの”クニモンド瀧口”氏。
夏にわかる、、、”ふたりが隣にいること”なのです。。。




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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