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ブラインドからのぞき見た世の中 : September 30, 2017 @ 18:13

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.190『国民置いてけぼりの国家』



えー、さてー、ついにまったく必要のナイ、衆議院解散が現実となってしまいましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?


国民のダレもが戸惑い、議員のダレもが血迷った、
まさにニッポンに衝撃が走った?解散でしたな。


アベちゃんいわく「この解散は国難突破解散」、、、なんて言ってましたが、
ソレ、何スカ?
アレだけキタの国からの贈り物の脅威を訴えていたのに?
なぜこの時期?

ナニをもってして国難なのか、、、
むしろ、情勢を不安定にし、
国難におとしめた解散?ではないかと。


メディア上では、
さまざま憶測だったり、
理由っぽいものがトビかっていますが、
ドレもコレもまったく意味をなしてないです。

いちばんの問題は、
ダレのための解散なのか、
という点なんですけれどね。

少なくとも、われわれ国民のため、、、とは到底おもえない。
国難突破解散と言いつつも、
キタの国の脅威??なんて、
ぶっちゃけソコまで脅威と感じるモノではないです。

キタの将軍さまのお目当ては敵国アメリカ、
それもトランプの親ビン一点狙いですからね。

わが国なんて、言っちゃえばアウト・オブ・眼中ですよ。


それにしても、いちばんウケたのは、
解散宣言直前の議員たちによる不審な行動です。

“解散”というコトバが飛び交った瞬間から、
急に大先生たちへの挨拶まわり、
その後、後援会への挨拶回り。

そして、与党、野党、
それぞれ政党間における協力ネゴシエーション。

いそいそと自分たちの票をかせぐために、
ハエの様に飛びまわっておりましたな。

からの、解散宣言後の万歳三唱が、
まったくもってこっけいでしかなかったです。

国や国民のコトよりも、
自分たちの保身のコトしか考えとらん。


国会の外側でもさまざまな動きがありましたねー。

急に反自民党的な国政政党「希望の党」を立ち上げた、
現都知事のコイケッチ。

そして、それに寄り添おうとする、
与党勢力としての能力を完全に失った民進党。

民進党は、もうナニをしたいのか意味がわからなすぎです。


政党って、
単純に同じ、もしくは似たような考え方を持つ人たちが集まって、
協力して国民のための政策をオシススメましょうよ!というモノで、
基本的には個の集合体が政党のハズですが、
ソレをナニを間違ったか、
いつの間にか数を集めるコトが目的になって、
そして、選挙はただ数をあつめるタメだけの手段に。。。

だから、ナンも政治を勉強していない、
仕事もできない、
人気があるだけのアホな政治家が増えたんですよ。

自分の考えもナンもないから、
政党の考えが自分たちの考えみたいなコトになってるし。

政党をつづけるための政治かよ!ってね。
政党政治の意味ナシ。

日本の政治が、
完全にまちがった方向にススんでいます。

政党なんて会社じゃないんですから。
ナンとも意味不明な国会ですよ。


国会議員の意味が変わってきてないですかね?
というか、いったいダレのための国会議員なのか、
そしてナンのための政党なのか。

いま一度、議員になりたい方は、
ふかーく考えてほしいものです。


とにもかくにも、今回の解散を見て、
国民が置いてけぼりの国家になりつつあるなーと、
ワタクシは思いましたが、
みなさんは、どのように考えましたか?




Yogee New Waves「Fantastic Show」



旅路 良



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