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ブラインドからのぞき見た世の中 : January 17, 2018 @ 17:43

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.197『口で世界を回す』



えー、さてー、2018年もすっかり中盤になってしまいましたが、
みなさま、あけましておめでとうございます!
本年も世界をナナメから切り落としますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


しかし、新年が明けてからこの半月ほど経ちますが、
ほぼほぼ毎日のように、
トランプ親ビンの発言、、、いや失言ニュースが流れてますねー。

しかも、最終的には、言った、言わないの中学生以下のレヴェルの争いに。
ナンなんですか、コレ(笑)。


例の北の国の将軍さまの『新年の辞』での「核のボタン発言」にも、
いちいち噛み付いてましたな、親ビンは。


昨年は、カレの発言に世界中のみんながみんなフリまわされた1年だったという、
なんとも残念な総括になってしまいましたが、
2018年も早々からこんな感じだと先が思いヤラれます。


とはいえ、今年は中間選挙が開催されることもあり、
トランプ政権にとっては一大事な年。

フツーなら、失言、失態、その他スキャンダル系を減らす方向の戦略をとるハズですが、
年始早々からトランプ政権の内幕を暴露した『炎と怒り』が炎上ビジネス中ですな。

しかも、選挙からつづいているロシア疑惑もいまだ捜査が継続中とか。

もー、”エディー・マーフィー”かよ!って感じで、
弾丸ネタの嵐です。


ま、ヒトの国の大統領のコトなんで、
本来はあまりあーだこーだ言いたくはないのですが、
残念ながら、あのヒトの発言で、
我が国もある意味いろんな問題に巻き込まれているワケですから。


それにしても、
「米国を再び偉大にする」をモットーに、
大統領にのし上がった親ビン。

よくよく考えてみたら、
「うつくしい国、日本」をモットーにしている、
この国のアベちゃんとあんまりかわらないですな。

だいたい、”再び”って、
いつ偉大だったの?
という感じなんですけれど。

南北戦争後?二次大戦前??

この”偉大”というコトバ、
一歩間違えると変な方向に行きますからねー。
かのナチス・ドイツ帝国の”ヒットラー”総統だって、
政権初期においては、
もしかしたら政治的、経済的には偉大だったのかもしれないですし。。。

ウーム、、あなおそろしや。

にしても、考え方がすべてマッチョすぎですがな。


現在、景気がバブルなみのうなぎのぼりで上長中の米国経済。

オバマ時代にはアレだけ不景気で大変だっただけに、
なぜ急に好景気に転化したのか、、、不思議でなりません。

基本、あの国はドコかで戦争をやっていないと、
自国の経済が破綻寸前までいく、
というのは歴史上の史実なんですけれどね。

“ヒットラー”が立ち上げたナチス・ドイツ帝国が
労働者にとって理想の国だったように、
大恐慌なみに不況だったアメリカ経済を、
労働者にとって理想の国に近づけている??トランプ親ビン。


年を越えても、
結局南極、親ビンの発言に悩まされつづける、
ワレワレ諸外国民。


ナニも考えずに発言しているのか、
それともただのパフォーマンスなのか。。。

ドチラにせよ、
2018年もあの方の発言から目を離せない、
いや耳を離せない残念な1年になってしまうのかな?と、
ワタクシは思ってしまいましたが、
みなさんは、2018年どんな年になるとおもいますか?




RHYMESTER 「B-BOYイズム」



旅路 良



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