TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

tokyo feature : January 29, 2018 @ 19:17

トーキョーシティポップス Vol.60──AND, NEW MONDAY



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。

2018年1月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「そして、新しい月曜日」です。


さーて、年明け早々、
トーキョーでは大雪が降って都市機能が完全に麻痺状態に陥るという、
ミサイルがドーノとか、テロがコーノとか言っている場合じゃないですよね〜。

それにしても、この街は何年経っても自然にヨワイですなー。


そんなこんなの混乱からはじまった2018年の1月。

今回は、年明けのカウントダウンから朝までの、
気持ちだったり、思いだったりをイメージ。


昨年はいろいろあったなーとか、今年こそはアレやるぞ!とか、
意外といろんなコトを考えちゃう、考えすぎてしまうカウントダウン後の時間。

ちょっとセツナイ歌詞とメロディがおおいかもですが、
マターリ、ユターリと聴けるグッドメローズなサウンドとなっております。


という感じで、アナタのこの元旦1日を思い起こせるようなBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。





January 『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.60 -AND, NEW MONDAY-』





01. 「胸の振り子」雪村いづみ
『雪村いづみスーパー・ジェネレーション』


さて、2018年一発目のトーキョーシティポップスはこの曲から。
中古LPは、ちまたで2万円ほどの値段がついている本アルバム。
編曲に”服部克久”、ボーカルに”雪村いづみ”、そしてバックバンドが”キャラメル ・ママ”という、
昭和を代表する超豪華メムバー。
やはり、新年をむかえるって時は、別にナニがあるワケでもないのに、
ドキがムネムネ、、、いや胸がドキドキ、ココロ踊っちゃいますよね。
そんな意味もふくめての選曲です。



02. 「Automatic」高橋飛夢
『unreleased』


シンガーソングライターの”高橋飛夢”くんが、
“宇多田ヒカル”のデビュー曲「Automatic」を、
思わず聴き入ってしまう、
ナイスなハイトーンヴォイスでカヴァー。
じつはコチラ、販売モノではなく、
デビュー・ミニアルバムの購入特典で配布されたモノ。
なので、いまは残念ながら手にはいらず。
あの曲のカヴァーとか、あの曲のカヴァーもいいのですが、
今回はコチラを選曲。
うんうんウナヅキながらカラダに入れてほしい一曲です。



03. 「FALLIN’」cero
『Obscure Ride』


“cero”のマッターリ、ユッターリなグッドメローソング。
ダウンビートと、ワグの効いたギターが気持ちよすぎ。
この時期にドップリ聴きたくなるサウンドです。



04. 「Flow」GAGLE
『VANTA BLACK』


先日リリースされたばかりの、カレらの6枚目となるフルアルバムから。
トランぺッターの”黒田卓也”と、
”cro-magnon””金子巧”をフィーチャーし、
ちょっとダブ感も感じるグッドメローなヒップホップ。
1月って、なんとなくダブが合うとダブな季節だと思うんですよねー。



05. 「空洞です」HIROSHI II HIROSHI Feat. 小泉今日子
『モテキ的音楽のススメ Covers for MTK Lovers盤』


先日、まさかのアナログ化を果たした、”HIROSHI II HIROSHI”の「空洞です」。
オリジナルはもちろんゆらゆらした人たち。
そういえば、この曲って、このアルバムにしか入っていなかったのねー。
このメローマッドネス感がホント最&高なベストアレンジ。
データーで欲しい方は、ぜひ。



06. 「悲しい歌(produced by 大橋トリオ)」野宮真貴
『30 Greatest Self Covers & More!!!』


みんな大好き”ピチカート・ファイヴ”の名曲を大橋トリオが再構築するという、
なんともスゴい曲。
完全に超メローなジャズアレンジが気持ち良すぎ。
ボーカルは当たり前田の野宮さんです。



07. 「エイリアンズ(Lovers Version)」堀込泰行
『エイリアンズ(Lovers Version)- Single』


“キリンジ”のあの名曲を、
脱退した弟がラヴァーズレゲエアレンジでカヴァーするという、
ちょっとしたいわく付き感がハンパないですが、
オリジナルよりもコッチの方が好きかも。



08. 「Tokyo state of mind」矢舟テツロー
『SONGS』


モテ声ジャズメンの”矢舟テツロー”くんのオリジナル曲。
「Tokyo state of mind」ということで、
いわゆるトーキョー感ですね。
歌詞に、明けてからの元日当日の雰囲気をなんとなく感じます。
個人的にも20年以上住んでいるコトもあり、
なんとももう地元っぽく感じてしまうトーキョーなワケです。
“ビリー・ジョエル”の曲に、
「New York state of mind」(ニューヨーク感)という曲がありましたが、
まさにそんな感じですな。



09. 「What A Wonderful World」畠山美由紀
『わが美しき故郷よ』


初日の出を拝んだ瞬間、やはり流れるのはこの曲では?
“サッチモ”こと”ルイ・アームストロング”のカヴァーですな。
“畠山美由紀”嬢のボーカルも然ることながら、
“中島ノブユキ”さんプロデュースのトラックも最&高。



10. 「月曜日」思い出野郎Aチーム
『夜のすべて』


すべてがおわった元旦の朝。
そうです!2018年の元旦は月曜日だったってことに気がつくワケですな(笑)。
予想以上に混んでる元旦の朝の電車。
酒びたりのカラダには、
かなりキツい時間だなーってコトで。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://he-althy.com)


Comments are closed.

Trackback URL