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ブラインドからのぞき見た世の中 : April 15, 2018 @ 17:54

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.203『体質改善』



えー、さてー、森が友友学園、家計が苦しい学園における財務省と国税庁、
そして、自衛隊の日報問題の防衛省と、、、
国の重要な機関による隠ぺい&改ざんの事実がつぎつぎとあきらかになりはじめている昨今、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?


しかし、公文書のあつかいにおけるわが国の現状は、
予想以上にヒドいモノでしたな。

もっとも透明な運営を目指さないといけない国の機関がですよ。

こと重要とおもわれる公文書を、無くすだの、改ざんするだの、
ホントありえないし、あってはならない。

われわれの税金をつかって「ナニをやっとんのよ!」という思いしかないです。


とにもかくにも、
コトわが国においての公文書の扱いにおいては、
他の先進国以下もはなはだしい。

しかも、無くしただの、ナンだの言って言い逃れがきく状況で、
タダでさえズサンな管理なのに、
さらに、こんな状況で「特定秘密保護法案」の話を出している国って、
バカなの??


おとなりの韓国ですら、
現職だった大統領が有罪を受けているっつーのに、
わが国は北の将軍さまの国レヴェル?
いや、もしかしたらソレ以下ですわ。


最近のニュースでは、
財務省の決裁文書改ざんにおいて、
大阪地検特捜部が前国税庁長官の立件を見送るとか。

文章は改ざんしたけど、
文書の趣旨は変わっていないのが理由。

いちばん重要な「ダレが、ナンのために、ソレをおこなったのか?」という部分は、
結局南極、闇に葬られてしまった、、、というカタチになってしまいそうな。。。


しかし、歴史上、隠ぺい改ざんがフツーに行なわれてきた国だけに、
戦後に新憲法が制定されても、
ソコから約70年もの間、
そのまんまでススんできただけだったなんて。。。
民度の低さが出すぎにもホドというものが。

民主主義を根底からくつがえす、
日本国憲法にツバを吐いているにひとしい行為ですからね。

この状況を、おかしいともおもわないのでしょうか?

いま一度、「民主主義とはナンなのか?」をキチンと考えて、
学校教育レベルから体質改善をしていくべきでしょ。


主権がわれわれ国民にあるウチは、
公文書の管理&透明化は民主主義の基本であると考えます。

まずは、
われわれ国民がもっと民主主義に対して興味を持つべきかと。


今回の件、
働き方を改革する法案の前に、
隠ぺい体質を改善するなんらかの法案を話し合った方がいいーんじゃないの?と、
ワタクシは考えましたが、
みなさんは、どのように考えますか?




The Miceteeth「春の光」



旅路 良



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