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Tokyo News : September 25, 2018 @ 18:21

“成澤果穂”『Layer of drawing』がギャラリー&ショップ「FL 田 SH」にて開催!



トーキョーを拠点に活動するペインター”成澤果穂”の個展『Layer of drawing』が、2018年9月26日よりあたらしく外苑前にオープンするギャラリー&ショップ「FL 田 SH(フレッシュ)」にて開催する。


“青”が印象的な作品の制作をつづけてきた”成澤果穂”。

近年は、路上でひろってきた”絵を描くには邪魔なノイズがあるもの”に対し、果敢にドローイングに挑んでいくという彼女。


そんな彼女の個展『Layer of drawing』を、このたびオープンするギャラリー&ショップ「FL 田 SH」にて開催することとなった。

今回の個展では、近年、彼女がが勢力的におこなってきたドローイングの物質性にフォーカスし展示するとのコト。


ちなみに、今回の会場である「FL 田 SH」は、”PURESUdeTokyo(高田光)”と”吉田尚弘”によるギャラリーとリソグラフ印刷スタジオを併設したギャラリー&ショップだ。





このリソグラフ印刷というのは、「理想科学工業」が開発した孔版印刷機で、シルクスクリーンやステンシルのように版にあいた穴をインクが通過することによって印刷できる、すこし特殊な印刷方法。




そんなリソグラフ印刷ができるスペースとショップ、そしてギャラリー&スタジオが併設したスペールとなっている。


今回は、この「FL 田 SH」のオープニング展示として、”成澤果穂”の作品が展示されるというコトだそう。

また会期中、「”成澤果穂”と行く神宮野球観戦ビールでわっしょい」なんていう、ちょっとたのしそうなイベントも開催予定。


リソグラフ印刷も気になるが、”成澤果穂”による”青”のセカイもぜひ堪能してみてほしい。





2018年9月26日-2018年10月8日
成澤果穂
『Layer of drawing』





□イベント

・オープニングパーティー
開催日時:
2018年9月28日
18:00-21:00


・成澤果穂と行く神宮野球観戦ビールでわっしょい

開催日時:
2018年9月29日
17:00-23:00


□プロフィール

・成澤果穂(Narusawa Kaho)

1990 長野県生まれ
2013 武蔵野美術大学 油絵学科油絵専攻 卒業
2015 武蔵野美術大学大学院 美術専攻油絵コース 修了
2014 “SUPER BLUE” gallery 百想 東京都 /“Kaho Narusawa Solo Exihibition” gallery SEPTIMA 東京都/ “まつしろ現代美術フェスティバル” 山寺常山邸 長野県
2015 “絵を描く運動” 武蔵野美術大学大学院修了制作展 5b 号館 東京都
2016 “彼女はその場面をスナップした” CONDOR DOUGU  東京都 2017 “行ったり来たり” awai art center  長野県



開催時間:水/木/金 – 18:00-20:00、土/日 – 14:00-20:00


会場
「FL 田 SH」
東京都渋谷区神宮前 3-38-11 原宿ロイヤルビル 302
instagram:@flesh.tyo  @puresu_de_tokyo



□「FL 田 SH(フレッシュ)」について

“PURESUdeTokyo(高田光)”と”吉田尚弘”の2名によってオープンしました。
「FL 田 SH」は、企画展示、展示作家の関連商品、セレクトした出版物などによって構成されるショップ とギャラリー、高田が運営しているリソグラフ印刷スタジオが三位一体となったスペー スです。
名前にある ( 田 ) は地図での道を表しています。
こ のスペースのテーマを路上 < ストリート > としています。すべての新しい物事は路上 < ストリート > からはじまると いう確信に基づき、私たちは路上 < ストリート > を歩くように現代美術、ストリートアー ト、ファッション、様々な事物と出会います。通常店内と呼ばれる空間はフレッシュに おいては路上 < ストリート > であり、この場所で行われること全て最先端です。
また、フレッシュではイベント企画も行っており、多層な方々の出入りがあり、つねに新鮮な価値観や情報が飛び交う場所を目指します。



□リソグラフとは

理想科学工業が開発した孔版印刷機です。
シルクスクリーンやステンシルと似ており、版にあいた穴をインクが通過することによって印刷をします。インクと版はそれぞれ大豆や植物の繊維からできており、環境にも非常によい印刷方法です。そのため世界的にリソグラフは今でも学校や公共施設で使われています。
また、その印刷方法の特性からインクのかすれやズレが発生してしまうのですが、それがかえって1つ1つが版画のような温かみのある風合いに仕上げます。
私たちは世界的にも大きなムーブメントにもなりつつある、そういったリソグラフの新しい楽しみ方を広げていければと思っております。



□代表者プロフィール

・高田光
1990 年生まれ。
10年以上ストリートカルチャー特にグラフィティカルチャーとの親交をもち、その経験から国内はもちろん世界各地とりわけフランス、ドイツに多くのコネクションをもつ。自身も 2018年7月から9月に市原湖畔美術館で行われた『そとのあそび展』にも参加しアー ティスト活動も行っている。
また、以前から親交のある”コンタクトゴンゾ(パフォーマンスアーティスト)”の作品への 参加や各方面で活動している。

・吉田尚弘
1988 年生まれ。
現代美術を中心とし、作家と制作、隔てなく活動している。
作家としては 2018年『越後妻有アートトリエンナーレ』にはパインツリー・クラブのメンバーとして作品を出品。元ダムタイプ”川口隆夫”のダンス公演「ザシックダンサー」では映像演出を担当。
制作では、主に”川俣正”、”柳幸典”、ほか各所で活動をしている。


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