TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

ブラインドからのぞき見た世の中 : September 30, 2018 @ 19:08

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.214『汚染の認識力』



えー、さてー、第三次安倍政権がはじまってしまったニッポンきょうこのごろですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?


決まってしまったものは仕方がありませんが、
あの政策にナンの魅力があるのか、
ワタクシにはさっぱり理解ができません。

ま、利害関係のある方にはトクなんでしょうなー。

コチラはしっかりと政治を監視していきましょう!


ということで、
今回は、先日、ポッとあがったニュースで気になった件を。

山形県の大江町にある「道の駅おおえ」で販売されていた、
山形市産のサクラシメジから1キロあたり300ベクレルの放射性セシウムが検出、
というニュース。

そして、福島県内では、直売所で販売されてたコシアブラから、
食品基準の十四倍と六倍のセシウムを検出され、
しかも、手書きで「山形産」と書かれていた例も。
コレはちょっと悪質ですねー。


しかし、「道の駅おおえ」の件に関しては、
「ナゼいまになって!?」というのが、
まず第一におもったコトでした。

「いままで測っていなかったの??」ってコトです。


福島第一原発が爆発した際に
原発から北西方向にある福島市がアレだけ汚染されたワケですから、
さらにその奥にある山形や新潟、秋田一帯までは、
放射性物質が風にのってはこばれたと考えるのがフツーでしょう。

さらに、原発の現場からは、
いまだに物質は放出さえつづけているワケですから、
まちがいなく風にながされ、
堆積しつづけているハズです。

ですから、ずっとモニタリングをしつづけなければいけないワケで、
それを時間が経っただの、安全性を確保しているだの、
風評被害をおさえるだの、ナンだのカンだの言って、
圧力をかけたりして、
途中でヤメてしまうからこういったコトが起こってしまうワケですよ。

いや本来なら国として全国的にキチンとモニタリングをつづけるベキ。

なんでも県で区切るからおかしいコトになるんですよ。
ソコこそ国単位でやるべきでした。

しかし、いままでどのくらい売られていたのかが、
気になるところです。


もしかしたら、
別の近隣の行政にある直売所などでも、
そういった汚染されたモノが、
知らず知らずのうちに売られているのかもしれませんな。

国単位で徹底的にモニタリングするように、
してもらいたいものです。

それこそ国民を守る!というコトなんだとおもいますが。。。
ただ、日本の歴史をみても、
企業は守ろうとするけれど、
なかなか国民を守ろうとする方向には動いたためしがほとんどありませんけれどね。


今回の件、
日本は、とにかく放射性物質に対する認識があまりにも低すぎだと、
ワタクシは思いましたが、
みなさんは、どのように考えましたか?



夏木マリ「いちばん好きなもの」




旅路 良
.


Comments are closed.

Trackback URL