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ブラインドからのぞき見た世の中 : November 20, 2018 @ 17:42

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.217 『ドッチにコロンでもアレ』



えー、さてー、ニュースは日産の元会長カルロス・ゴーン氏の事件一色のなか
季節は有無を言わさず冬へと走りだしたトーキョーの今日このごろですが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?


“ニッサン・イズ・ゴーン(日産はゴーン氏)”から、
まさに”ゴーン・イズ・ゴーン(ゴーンは行ってしまった)”という、
アメリカンジョークが(フランス人だけどw)飛び交いそうな大ネタが、
2018年も年末にドドーンときましたね〜。

それにしても、ホントにホントに”マルサコワイヨ”ですw。


さて、そんななか、
アメリカと中国との貿易摩擦がどんどん悪化がススみ、
首脳宣言の採択を断念という、
APEC(アジア太平洋経済協力会議)での異例の事態。

アメリカも、中国も、一歩もひかない感じで、
一触触発だけはさけてほしいものです。

ドチラの言い分も、
自分のコトしか考えとらんような気がしますなー。

まあ、当たり前か。


しかし、
中国が形成を目指す経済・外交圏構想の「一帯一路」って、
なんだか「大東亜共栄圏」っぽいですよね。

「大東亜共栄圏」は、
太平洋戦争で唱えられた、
日本の対アジア政策構想ですが、
天然ガスや石油などを独自に入手するための
いわゆる資源戦略。

太平洋戦争中、
資源の薄いニッポンが、
天然ガスなどの豊富な東南アジアを制覇し、
からの、インドなどの南アジア圏への侵略を試みたというアレです。

まあ、インドまでは行けませんでしたがね。

逆行シルクロード的な意味では、
なんとなく東南アジアでの中国の動きは、
コレに近いものになってきているような気がしますな。

ただ外交がキチンとされているか、否か、
という違いもありますが。

でも、フィリピンなどの東南アジア諸国が、
なんとなくぼんやーり拒否をしている姿をみると、
変なマッチョな部分があるんでしょうーなー。

まあ、南シナ海にムリヤリ人工島をつくったというのも、
そのひとつなんでしょうけれど。

なんだか、アメリカのトランプの親ビンと
やっているコトはほぼ一緒っちゃ一緒ですねえ。


日本政府は、
この米中の摩擦については様子見だとか。。。

いやー、なんか言った方がいいんじゃないのー?
ドッチにコロがっても、
わが国にとっていいコトはないワケですから。

そんななか、
我が国のアベちゃんはロシアのプーチン大統領との会談をしていたワケですが。。。

まあ、北方領土問題もそろそろ段階を経て解決してほしいものです。


とはいえ、
当のロシアも中国とは、
なんとなくふしぎな距離感をつくりはじめてますよね。


トにもカクにも、
今回の米中の摩擦はドッチにコロンでも凶な未来しかみえない、
という、まさにムダな冷戦状態。


とりあえず、
ドチラにもノらずに、
わが国はまわりの国と仲良くしながらわが道を行く的な、
くもりなき眼で見極め、決める!的な、
そんな感じで独自の経済政策構想を打ち出していくがベターだと、
ワタクシは思いましたが、
みなさんはどのように考えますか?



竹内まりや「Your Eyes」




旅路 良



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