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tokyo feature : December 29, 2018 @ 21:07

トーキョーシティポップス Vol.71──Blue Music



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2018年12月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「ブルーミュージック」です。


すでに2018年も終わりの時期。

今年もいろいろありましたねー。

今年の一文字が『災』、、、というだけあって、
ホント災害のおおかった一年でしたな。

とはいえ、やはりたのしく暮らしていきたいモノです。


そんなワケで、今回のテーマは”ブルーミュージック”。

“青─Blue”は、プラスとマイナス、さまざまなイメージを持つ色ですが、
師走はさまざまな感情を整理する時期でもあります。

今回は、いろんな意味で”ブルー”を感じるサウンドををおとどけ。


アナタの2018年のアレコレを思い出す、走馬灯用BGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






December 『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.71 -Blue Music-』





01. 「OVERTURE」山下達郎
『GO AHEAD!』



さーて、2018年最後の月!
第1発目は、タツローさんのこのひとり多重録音曲を。
“OVERTURE”とは序曲のコトだけれど、
コレに関していえば、ゼータクすぎる序曲ですな。



02. 「何もいらない」流線形と比屋定篤子
『ナチュラル・ウーマン』



“大貫妙子”、1977年の名盤『Sunshower』に収録された曲のカヴァー。
ジャズなアレンジがスバらしいですよねー。
12月は断捨離の季節。
もうナニもいらなくなります。。。



03. 「めぐる季節」All That Jazz
『ジブリジャズ2』



コチラ、映画『魔女の宅急便』のサウンドトラックを
ジャズアレンジで、歌がはいっているカヴァー。
作詞は”吉元由美”、歌っているのも彼女だそう。
吉元さんと言えば、『ジュピター』作詞家としておなじみですな。
しかし、この曲に詞を入れるのは、
かなり大変な作業だったとおもいます。
うん!ナイスカヴァー!!



04. 「あの日にかえりたい」高橋飛夢
『あの日にかえりたい』



いい声先生こと、”高橋飛夢”くんによる、
“ユーミン”の大名曲のカヴァーですな。
以前、購入特典CDとして配布していたモノにも収録されていたのですが、
すべて録りなおして、配信リリース。
飛夢くんのハイトーンでハスキーなヴォーカルがスバらしい。
いろいろ思い出して泣いちゃうヤツ。



05. 「I’m Still In Love」Kan Sano
『映画『十年 Ten Years Japan』O.S.T.』



最近、その才能の頭角をメキメキと現しているKan Sano。
こちらは、是枝裕和監督がエグゼクティブプロデューサーをつとめた、
映画『十年 Ten Years Japan』のエンディングテーマ。
ピアノソロで、このセツナイ感じ。
ちょっとジブリのサントラっぽさは感じますが、
ヒトハダ恋しいこの季節にピッタリ。
映画の方は、11月から順次公開しているので、
アナタの街の映画館でも聴ける日がくるカモ。



06. 「ガラスの林檎」吉田美奈子 & 河合代介 DUO
『細野晴臣 STRANGE SONG BOOK -Tribute To Haruomi Hosono 2』



コノ曲、以前、松本隆45周年コンサート『風街レジェンド2015』で、
“吉田美奈子”さんが披露して、その日のすべてを美奈子色に染めたという、
ウワサのあの曲です。
2008年にリリースされた細野さんのトリビュートアルバムに収録。
とにかく、スゴすぎるカヴァー。



07. 「あの野郎」T字路s
『T字路s』



最近、人気が赤丸急上昇中の”T字路s”。
カレらのブルース感がブワッと出ているのが、
この曲。
とにかく、今年もいろんなアノ野郎に会ってしまったコトを、
走馬灯のように思い出して。。。



08. 「一生解けない魔法とは。」Magic, Drums & Love
『恋はパラディソ(EP)』



個人的に注目の”マジドラ”。
このポップ感はたまらんですなー。
2018年にいろいろと魔法をかけられたアナタに。



09. 「Young, Alive, In Love (恋とマシンガン)(Live)」Flipper’s Guitar
『Color Me Pop』



キターーー!!
というコトで、ずっと選曲をハズしておりました”フリッパーズ・ギター”をついに解禁!
といっても勝手に解禁の話ですので(笑)。
コチラはライブ版で、
イントロのベース&ドラム、、、
からの「ダーバダダバダバ!」への流れが、
もうカッコよすぎて、、、おもわずオモラシですよ!
曲終わりの”小山田圭吾”の「どうも!」ってのもいいんですよねー。



10. 「MY SUGAR BABE(TV用インスト・ヴァージョン)」山下達郎
『RIDE ON TIME』



そして、”フリッパーズ・ギター”で盛り上がりすぎたアナタのためにクールダウンサウンド!
ちょっと休憩、箸休め的な「MY SUGAR BABE」のインスト。
ただ、ブリブリのベースとタイトなドラムがカラダにひびきすぎて、
ぜんぜん箸休めにならないカモですが(笑)。



11. 「ずっと feat.佐々木詩織」ブルー・ペパーズ
『Retroactive』



そして、2010年代のAORバンド”ブルー・ペパーズ”。
ヴォーカルの”佐々木詩織”は、ジャズ畑の人ね。
そんな彼女がわりとポップでメロディアスな感じで歌っているというのも、
意外とあっているような。
しかし、バックトラックがホントにカッコイイです。



12. 「ぼくらが旅に出る理由」フジファブリック
『モテキ的音楽のススメ Covers for MTK Lovers盤』



最近のフリッパーズ熱から、
おつぎは”小沢健二”の名曲を、
“フジファブリック”がグッドカヴァー!
エレクトロチックなサウンドからのドラムビートへ。
いやいや、いいカヴァーですな。
いろいろ旅に出たい時期ですからね。



13. 「さよなら人類」EGO-WRAPPIN’
『ROUTE 20 HIT THE ROAD』



そんなワケで、2018年最後の選曲は、
“エゴラッピン”による、”たま”の名曲カヴァー。
よっちゃんのヴォーカルはやっぱりスバらしいですな。
2018年の1年間は、
日本的にも世界的にも、いろいろとあって、
まだ継続中のイヤな出来事もあって、、、
2019年、人類はどうなっていくのでしょうかねー。。。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://he-althy.com)


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