Daily Life w/ Music : March 29, 2019 @ 16:06
FILE 430 Nenashi 『Lost in Translation』
ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。
FILE 430 Nenashi 『Lost in Translation』
国籍不明、正体不明、ナゾのアーティスト”Nenashi(ネナシ)”が、デビューシングル「Lost in Translation」をサブスク&配信でリリース。
シンガーでラッパー、プロデューサーでトラックメイカーと活動する”Nenashi”は、TVドラマ『僕たちがやりました』の挿入歌
Shingo Suzuki feat. Nenashi名義の「Countless Luv」にラップで参加し、あまりにもケタハズレのラッパーとしてのクオリティの高さに大注目されたという、ナゾのアーティストだ。
アーティスト名の由来は、アメリカをはじめ、カナダ、ブラジル、バハマ、アルゼンチン、韓国、香港、日本、タイ、カザフスタン、フランス、イギリス、ドイツ、 スイスなど、さまざまな国や地域を転々と旅しているらしく、まさに”根無し草”の”根無し”から。
ソコからとっているトコロから、おそらく、マチガイなく日本人なんじゃないかなーと察してしまうが。。。
そんなカレ?のデビューシングルが登場。
まず聴いて、音のつくりが日本人っぽくない、というのが第一印象。
80’sのP-FUNKっぽい感じもするのだけれど、2000年代初期のマッタリR&B感もあり。
Lo-Fiなメロウなビートに、ボコーダーヴォイスからの、甘〜いハイトーンヴォイスの英語詞ヴォーカル。
あまりにも甘すぎて、”D’ Angelo”っぽいなーとおもったら、バッチシ影響を受けてたのね。
そして、「Lost in Translation」というタイトル、、、”ソフィア・コッポラ”の映画でも、なんとなく表現されていた、このコトバ。
カレの無国籍感あふれる生活や活動が反映されているのかなーと。
そんな感じで、まったくもってすべてがナゾなアーティスト”Nenashi”。
しかし、スバらしい才能の持ち主であるコトは、この曲を聴けばわかるさ。
Nenashi
『Lost in Translation』
価格(DL):¥250(税込)
レーベル:origami PRODUCTIONS
発売日:2019年3月27日
□トラックリスト
01. Lost in Translation
>>>各サブスクリプションはコチラ
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