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Daily Life w/ Music : June 10, 2019 @ 20:50

FILE 435 一十三十一 『Summer Breeze ‘86(Night Tempo Remix)』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 435 一十三十一 『Summer Breeze ‘86(Night Tempo Remix)』


トーキョーを代表するシティポップクィーン”一十三十一(ヒトミトイ)”の12インチリミックスシングル『Summer Breeze ‘86(Night Tempo Remix)/Last Friday Night Summer Rain(the oto factory Remix)』が、レコードブティック「Adult Oriented Records」のオープン1周年を記念してリリースされた。


「Adult Oriented Records」は、ファッションデザイナーでアートディレクターの弓削匠氏が運営する代々木上原にあるシャレオツなレコードブティック。


今回、”一十三十一”の12インチリミックスシングルが、オープン1周年でリリース。

ちなみに、オープン記念では7インチ「Night Flight Telephone Call feat.PUNPEE beef Remix」と、”一十三十一”とは縁の深い「Adult Oriented Records」。


本作は、Breeze SideとRain SideのダブルA面と題し、「Summer Breeze ‘86」と「Last Friday Night Summer Rain」のリミックスバージョン2曲を収録している。


まずは、「Summer Breeze ‘86」。
2012年のアルバム『CITYDIVE』に収録された本トラックを、”Wink”の「淋しい熱帯魚」のリミックスなどを手がけるなど、ナウでポップな韓国のアーティスト”Night Tempo”がリミックス。
リリースから約7年という年月を経て、よりビート強めのダンサブルに、よりドープに、より華麗に、そしてよりナウでグルーヴィンなフューチャーファンクサウンドへと生まれ変わらせている。


そして、阪を拠点とする現役サラリーマンシンセバンド”The Oto Factory”がリミックスを手がけたRain Sideの「Last Friday Night Summer Rain」。
ディープなハウスビートに、青く透きとおった一十三十一のヴォーカル、オリジナルよりもフロアー向けなサウンドに。
コチラは、2013年のアルバム『Surfbank Social Club』に収録。
雨ふる季節感的にはコッチの方が合っているのカモしれないが。


レコード盤は収録されたサウンド同様に、鬼の透明仕様。

ジャケットアートを手がけたのは、アパレルブランド『Les Cinq Lettres』のグラフィックを手がける、日本を代表するシティポップデザイナー”金安亮”氏。


シティなナツのシティないちまいだ。






一十三十一
『Summer Breeze ‘86(Night Tempo Remix)』




価格:¥2,200(税抜)
レーベル:Adult Oriented Records

発売日:2019年6月9日


□トラックリスト
A面
01. Summer Breeze ‘86(Night Tempo Remix)

AA面
01. Last Friday Night Summer Rain(the oto factory Remix)



“一十三十一”オフィシャルサイト:http://www.hitomitoi.com/

「Adult Oriented Records」オフィシャルインスタグラム:https://www.instagram.com/adultorientedrecords/?h


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