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tokyo feature : November 29, 2019 @ 22:42

トーキョーシティポップス Vol.82──Late Autumn Serenade



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2019年11月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「晩秋のセレナーデ」です。



11月も末にして、トーキョーは急激な冬感。

トにもカクにも寒いです(笑)。


それにしても雨の多い国となってしまったニッポンですなー。

異常気象の影響をモロに受けているにもかかわらず、2019年9月にニューヨークの国連本部で開かれた「気候行動サミット」で、演説を国連側から断られていたことがわかっちゃった我が国の総理。

代わりのセクシー大臣によるセクシー発言は、3ヶ月経ったいまですら意味が不明ですが。。。


そんなワケで、今回のテーマは、ヒトハダ恋しい寒い夜に聴きたくなる、オトコとオンナのセレナーデ。


師走に向けて、いそがしいアナタの寒ゾラのBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。







November『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.81 -Rain and Moon-』






01. 「いつも雨」never young beach
『STORY』


はじまりと終わりはいつも雨じゃないですが、
ナニかと雨のおおかった11月。
そのかわり晴れたときは、
真っ青な空がひろがっていましたが。。。
やはり雨と闇のイメージのおおかった2019年の11月というコトで。



02. 「傘がなくて」Gentle Forest Jazz Band
『スリリング・ザ・バンド』


夏でもないのに突然の雨がおおかったよーなー。
しかも、冷たい雨。
ユーミンじゃないですが。。。
ホント傘がなくてこまっていたヒト、
ビショビショのまま濡れて歩いていたヒトを見かけましたよ。
そんな彼らにむけて、シットリとしたバラードを。



03. 「あさりの酒蒸し」福原希己江
『おいしいうた』


寒い夜にはあたたかい汁物。
“あさりの酒蒸し”ですよ、やっぱり!
酒のつまみの定番”あさりの酒蒸し”のつくり方を歌ったこの歌。
あの『深夜食堂』の挿入歌ですな。



04. 「Nightfly」Kan Sano
『Ghost Notes』


日の短く感じるこの季節。
やはり、夜間飛行な感じで、
夜のヤミに消えていきたい、
いや!闇夜に消え去りたい!!
そんなアナタに”Kan Sano”のこの曲を。



05. 「夜間飛行」キミーゴ a.k.a qimygo
『らんどすけいぷ』


“Nightfly”つながりで、”キミーゴ”のアルバムから。
寒い夜はヒトはだ恋しくなりますよね。
ホンワカ暖かいサウンドに、ちょっとセツナイ歌詞。
そんなワケで夜のフライトへテイクオフ!



06. 「自問自答百選」サケロックオールスターズ
『トロピカル道中』


異常気象のせいか、
ちょっとおかしな事件も多かったのも今年の11月でした。
まずは、自問自答からはじめましょう。
ということで、”サケロックオールスターズ”の名曲を。



07. 「うそつきのワルツ」ハチャトゥリアン楽団
『マカロニチーズ!』


しかし、ホントにウソのおおい世の中。
ついには国の中枢までもがウソまみれですよ。
“ウソをつくなら墓場まで”、、、まさにそのとおり!
バレちゃったんだから、早く謝っチャイナタウン。
この歌のように、悲しくセツナイ結末にならないように。。。



08. 「アンド・アイ・ラヴ・ハー」HIS
『日本の人』


最近話題の”細野晴臣”さんが、”忌野清志郎”さんと”坂本冬美”さんの3人で組んでいた、
不思議なニッポンのグルーヴ。
メランコリックなサウンドに、
“坂本冬美”さんのコブシの効いたヴォーカルが、
寒い夜にたまらんのですよ。



09. 「きっと言える」サノトモミ
『ミッドナイトエクスプローラー』


サッポロ発、流線形のヴォーカルもつとめた”サノトモミ”さんのメロウサウンド。
寒い夜にはアーバンなグルーヴが似合いますな。



10. 「夜のgroovin」YONA YONA WEEKENDERS
『夜とアルバム』


最近デビューしたばかりの”YONA YONA WEEKENDERS”。
見た目が若干もっさいのですが、
このサウンドのカッコよさがそこを中和(笑)。
夜の首都高で聴きたい、まさに「夜のgroovin」。



11. 「T.Y.O.」ecke
『BYPATH』


最近、新作をリリースした彼ら。
T.Y.O.(=トーキョー)を感じる、
すばらしいサウンドクリエイションです。



12. 「See You Later(Interlude)」Nulbarich
『H.O.T』


人気急上昇の”Nulbarich”。
彼らのアルバム『H.O.T』から、インストのこの曲を。
いわゆるイントリュード的なサウンドですが、
個人的にはこういう感じの方が好き。



13. 「なだらかな夜 feat. Gotch(radio edit)」Ovall
『映画『ハード・コア』O.S.T.』


軌跡の復活をとげ、
アルバムリリースをひかえた”Ovall”。
コチラは、2018年に公開された映画『ハード・コア』のサントラで、
ヴォーカルに”Gotch”をフィーチャー。
オトコのちょっとセツナイココロの声。
アナタに晩秋のセレナーデを贈ります。




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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