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Editor's Eye : January 9, 2020 @ 19:20

信念のご挨拶 2020



みなさま。

あらためまして、あけましておめでとうございます!
2010年代は、たいへ〜んお世話になりました!


今年も懲りずに年を取ったオジさんが今年の自分について、
ナガナ〜ガ、ネチネ〜チとウンウンうなづきながら書き語る『信念のご挨拶』から。


『信念のご挨拶』も今回で9回目!
つまり、今年2020年2月で幣誌『TYO magazine/トーキョーマガジン』も
ぬわぁ〜んと!創刊10周年をむかえチャイます。
チャイますチャイますねん!!
って、ベタな関西系ギャグ(?)はおいておくとして、
たかが10年、されど10年、、、
ちなみに2020年1月1日でワタクシ、
“カネコヒデシ”はフリーランス11年目!

ドコゾの企業に勤めていたときよりもムダに長い(笑)。


そんな感じで、
ナンだカンだとダラっとボヤっと10年もつづいてしまっている、
『TYO magazine/トーキョーマガジン』ですが、
この10年、いろいろ変わったコトもアリ、変わっていないコトもアリ。。。

思い出が走馬灯のようにムダにかけめぐります、
死ぬのかな、オレ(笑)?


ま、そんなクうだらないヨタばなしはさておき、
こうしてぼんやり10年もつづけていられるのも、
応援してくださっているクライアントのみなさま、
そして、読んでくださっているみなさま、
さらに!読んでないけれど仕事をくださるみなさまのお陰でございます!
ホント、みなさまには感謝感激、ヒデシカンゲキのアメアラレでございますよ!
ありがとうございます!!


創刊10年目をむかえる年、
世の中的にも世界的にもいろんな意味での節目の年、
2020年のワタクシの「信念」は、

「信」

でございます!


そのまんまっちゃそのまんまですが。。。

いやですね、この10年、インターネットの拡大で、
メディアと呼ばれるモノの立ち位置や使い道が大きく変化してきたワケですよ。

新聞や雑誌の紙媒体からPCなどのデジタルに、
そしてスマートフォンなどのモバイルへ。

時代はリアルからバーチャルへ。


ワタクシ自身も気がつくとほぼほぼデジタル媒体のお仕事ばかりをやっているワケですが、
そんなメディア時勢もあり、
ココ数年、メディアとはナンゾや!?
この先どうなっていくのか?
ナニが必要とされていくのか??
と、自分がずっと関わってきただけに、
そんな疑問にブチ当たって抜け出せない状況でした。


しっかしですねー、考えれば考えるホド、答えが出て来ナイ!

答えなんてなくて当然なんですよ。
ソコには確固たるモノなどハナっからなかったワケですから。


昨年は、
しばらくやっていなかった幣誌の「旅シリーズ」を再起動させたり、
ほかの媒体で連載をやらせていただいたり、
帽子をつくらせていただいたり、
タワーレコード上陸40周年企画のspotify「Japanese Soul」プレイリスト企画の
ディレクションをやらせていただいたり、
DJを多めにやらせていただいたりと、
あらためて自分の原点である”編集”という作業に注力してきました。

さまざまな編集ゴトをやっていて、
なんとなくアタマに浮かんできたコトがあったんです。

それは
「自分を”信”じて、いや自分が”信”じてモノゴトをつくっていれば、
それはおのずとメディアになっていく」
というコトでした。


時代は移り変わり、メディアの意味も用途も激変しましたが、
めぐりめぐって最終的にリアルなモノゴトに舞い戻ってきているような気がします。

インターネットのお陰でグローバル化は楽になったけれど、
逆のローカルな部分がおざなりになり、
空洞化された部分が潰れて結局ローカルに戻った、、、
そんな感じなんだとおもいますが。

結局南極、最終的に、
とどのつまりヒトとヒトのつながりが重要ってコトです。


そんな当たり前なコトをどどーんと書いてしまいましたがね、
ありがたいコトに、
ヒトとのつながりだけでこの10年やって来れたのも事実ですので。


ただし、ワタクシの創るモノゴトは基本的に大衆的ではナイですし、
ゼロではないですが大衆的なモノゴトにあまり興味がナイというのもあり、
だいーぶコアなコトばかりではあります。

文章だって文学的でもなく、詩的でもない、
独特で独創的、独断的で偏見でしかないので、
ハッキリ言って読みづらい。

ただ近い方には喜んでいただいていたようでした、、、たぶん(笑)。


だからこそ、
コレから10年も、この先10年も、
ワタクシのやっているコトや創ったモノゴトが、
回りの近しいヒトだけでもいいので、
クスっとか、ブへっとか、
なんとなくほんのり笑ってしまうようなモノゴトをやっていこうと、
おもった次第なのでアリます!


そんなワケで、
2020年もムダでクダらなすぎる編集力をイカしたイカス企画を、
自分を”信”じて創って参りますので、
本年もなにとぞ!なにとぞ〜ぅ弊誌『TYO magazine/トーキョー マガジン』を、
ぃよろしくお願い申し上げます!



『TYO magazine/トーキョー・マガジン』 編集長
カネコ ヒデシ



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