Movie Life : July 28, 2010 @ 18:15
MOVIE LIFE 026 『宇宙ショーへようこそ』
ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。
いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。
(評価は5段階、☆の数で示されます)
MOVIE LIFE 026
『宇宙ショーへようこそ』
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。
□ストーリー
美しい自然に囲まれた小さな村、村川村。小学校の生徒はわずか5人。毎年恒例のこどもだけで行う夏合宿の初日、夏紀たちは裏山で傷ついた犬を見つけた。手当てをしてやると──。
「ありがとう。おかげで助かりました」
「!」
なんと、彼、ポチ・リックマンは犬ではなく、遥か2100万光年先にある惑星プラネット・ワンからやって来た宇宙人だったのだ。礼をしたいというポチの案内で、夏紀たちは月に行くことに。宇宙一の人気TV 番組『宇宙ショー』を見るなど、5人は月での観光を満喫する。しかし、ポチの口からは意外な一言が。
「事情が変わった、、、地球へ帰れなくなった」
「ええーっ!?」
夏合宿が終わるまであと一週間。
怪しい宇宙人にも狙われるなか、夏紀たちは無事地球へ帰れるのか?
□オレ意見
評価:☆(満点は5個)
古くは『伝説巨神イデオン』や『老人Z』、『コジコジ』、『鉄コン筋クリート』、そして実写の『時をかける少女』などを輩出してきた”アニプレックス”の最新長編アニメ。
監督は、TVシリーズ『かみちゅ』で第9回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞するなど、注目を集めている舛成孝二監督。
夏休み冒険ものアニメ映画といえば、山下達郎が主題歌を歌った『サマーウォーズ』が記憶に新しいが、残念ながら今作には『サマーウォーズ』ほどの面白さを感じることができなかった。
何が悪かったのか。。。
思いつくのは、話の構成がちょっと複雑で、複雑なわりには説明不足な点。
対象年齢を低くしてあるのか、高くしてあるのか、ちょっと分かりづらい。
映像や音は、とてもキレイなのに、ちょっともったいない感じがした。
次回作に期待したい。
2010年6月26日より新宿バルト9ほか全国ロードショー中
『宇宙ショーへようこそ』
監督:舛成孝二
声の出演:黒沢ともよ/生月歩花/吉永拓斗/松元環季/鵜澤正太郎/藤原啓治/中尾隆聖/五十嵐麗/小野坂昌也/竹田雅則/宮本充/飯野茉優/江川央生/斎藤千和/伊藤和晃/日高のり子/銀河万丈/飛田展男
脚本:倉田英之
撮影:尾崎隆晴
音楽:池頼広
配給:アニプレックス
オフィシャルHP:http://www.uchushow.net/
©A-1 Pictures/『宇宙ショーへようこそ』製作委員会
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