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ブラインドからのぞき見た世の中 : October 20, 2020 @ 18:34

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.332『踏み絵はつづくよドコまでも』



えー、さてー、10月中旬からのいちじるしい気温の低下からすでに冬感満載な秋深しな今日このごろですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?


それにしても、 都合のワルイ事は改ざんして消してしまう、
とてもナイスでパラダイスなカジュアル政治がはじまってます。

ガースー首相はじめ、
政治家のみなさんは自分の言ったコトややったコトに関して、
どんどん改ざんして、 無かったコトにしてしまってますなー。

一般人ならまだしも、
ワレワレの地税という名の税金で食っているヒトがですよ。

アベちゃん政権からの改ざんカルチャーが、
キッチリ完全に根づいてしまっています。

もー、ホントに末期ですね。


しかし、この国は、
いつまでたっても隠れキリシタンという名の反逆者、
もしくは非国民をあぶり出そうとする、
「踏み絵」の国なんですなー。

例の9600万円もの税金をつぎ込んだ中曽根元総理の葬儀において、
文部科学省が全国の国立大などに弔意表明を求める通知を出した件。

たしかに、
通知でしかないので、
大学側には選択の余地はありますけれどね。

ただ、大学側からしてみたら、
ナンだカンだ言っても、
自分たちの予算を持っている国(お上)からの通達ですからねー、
そりゃ考慮というか、忖度というか。。。

断っても悪、従っても悪という、
ドッチーモドッチな結果になりかねない。

自治権は文章的には存在するけれど、
実際にはそんなものはナイに等しい。


中曽根氏のことを戦後の日本を経済大国にまでボトムアップさせた功労者、
なーんて称えている世間のヒトたちもいますがね、
たしかに功労者のひとりかもしれない。

でもね、
彼はリーダーのひとりであったかもしれないけれど、
本当の功労者はその当時の国民みんなじゃね?

先の戦争といい、全員に称えられるべきその功労は、
ナゼかリーダーのみにされてしまう傾向がありますな。

ナニかがちがう。


「ナカ曽根よりもギャル曽根じゃね?」
とダレかもネット上で書いてましたがね。

そっちの方が、
まあだいたいあってますよ(笑)。


東大、東工大など、首都圏の大学は反旗を掲揚した模様ですが、
京大、熊本大、鹿児島大などは特に対応しなかったみたい。

ぶっちゃけ、こういう通知には返信するに値せず、
というのが正解かもですがね。

いつまでたっても
庶民に「踏み絵」を踏ませようとするニッポンの政治。


時代にまったくもってそぐわない、
違和感しかなかった今回の件。

鎖国の時代は終わり、宗教の自由になっても、
結局南極、踏み絵は続くよドコまでも、、、と、
ワタクシは思いましたが、
みなさんはどのように考えましたか?



FRANK CHICKENS「We Are Ninja」




旅路 良



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