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Daily Life w/ Music : November 26, 2020 @ 20:45

FILE 463 Yellowind 『Sweetest Music/Light Ahead』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。




FILE 463 Yellowind 『Sweetest Music/Light Ahead』


音楽家”鴨居哲也”によるソロプロジェクト”Yellowind”が、約1年ぶりとなる新作7インチアナログレコード『Sweetest Music/Light Ahead』をリリース。


先日、セカンドアルバム『Beginning』をリリースした”ONEGRAM”のサポートをはじめ、自身のバンドでもある”DRLS”を軸に活動している”鴨居哲也”。

そんな彼が、日本の名曲をトークボックスでカバーしていくシリーズを、自ら立ち上げたレーベル「9RECORD」にて展開している。



その第2弾となる7インチレコードをリリース。

今回は、日本を代表する女性ヴォーカリスト”竹内まりや”が、1980年にリリースした、ジャパニーズディスコの最高峰「Sweetest Music」を80’sエレクトロサウンドでカヴァー。


作詞に、70年代のロックバンド”ROSIE(ロージー)”のヴォーカルで、
AORサウンド不滅の名曲”ボズ・スキャッグス”の「Jojo」の作者としてもおなじみの”デヴィッド・ラズリー(David Lasley)”。
作曲には、オーストラリアのシンガーソングライターで、
女優&歌手の”ライザ・ミネリ”の元夫としてあまりにも有名な”ピーター・アレン(Peter Allen)”が担当。
“竹内まりあ”が歌うオリジナルは、
英語歌詞ながら力強い彼女のヴォーカルと、
洗練されたディスコサウンドで、
ジャパニーズディスコの最高峰と言っても過言ではないだろう。
そんな大名曲を疾走感ある80’sエレクトロディスコでカヴァー。
もちろんヴォーカルはトークボックス。
もし、”プリンス”が生きていて、このカヴァーをやったらこんな感じをやるかも?
というくらいのナイスグルーヴ。


B面はオリジナルの「Light Ahead」を収録。
コチラもあふれんばかりの80’s感で、
ミドルメロウで”P”なエレクトロファンク。
ミントグリーンとピンクの光のラインが、
地平線から見える異次元サウンドの感じがたまらない。



そんなワケで”Yellowind”の世界観がつまりにつまった7インチレコード。

極上のファンクネスがココにある。






Yellowind
『Sweetest Music/Light Ahead』



価格:1,500円(税抜)
レーベル:9RECORD

発売日:2020年7月29日


□トラックリスト
A面:Sweetest Music
B面:Light Ahead





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