ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。

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FILE 467 YONA YONA WEEKENDERS 『唄が歩く時』

もともとがメロコアパンク出身という、ナンともパンクス精神満載なシティ派4人組バンド”YONA YONA WEEKENDERS”が、第3弾となるEP『唄が歩く時』をリリースした。


“ツマミになるグッドミュージック”をコンセプトに、シティでポップなサウンドを輩出している彼ら。


今作のEPもムダにアーバンサウンドたっぷりな5トラックを収録。

テーマは「これまでとこれから」だそうで、歩んできた人生と、未だ見ぬ明日に対するさまざまな感情を歌詞に落とし込んでいるという。


オススメは、
疾走感あふれるドライブミュージック、「君とドライブ」。
磯野くんの艶やかで伸びのあるファルセットなヴォーカルに、
もーこれ以上ナイ！っつーくらいのアーヴァンウェ〜ヴなバックトラックが、
たまらなくグッド。

ミディアムテンポが気持ちいいライトメロウな「Lonely Times」。
まあ、昨今の状況によるロンリータイムな感じをうまーく表現している歌詞がいいかも。

そして、ラーメンファンは必聴の「R.M.T.T」、、、
つまり”ラーメン食べたい”。
歌詞がそれほどアーバンじゃないのに、
マルッとしごくアーバンさを感じてしまうのは、
やはり彼らのセンスなんだろうなー。
スバラしすぎるアーベインなラーメンソング。


そんなワケで、
「これまで」と「これから」を感じられる渾身の5曲。

ジャケットのおそらく隅田川沿い？の首都高の平井大橋あたりかな、、、この感じもやっぱりサイ＆コー。


とにかく、サウンドの作り込みがホントにセンス良すぎて、マルッとアーバンすぎないちまいなのだ。








YONA YONA WEEKENDERS
『唄が歩く時』



価格：1,500円（税抜）
レーベル：para de casa（PDCR-0017）

発売日：2021年1月20日


□トラックリスト
01. 君とdrive
02. Lonely Times
03. R.M.T.T
04. In my room
05. 唄が歩く時



“YONA YONA WEEKENDERS”オフィシャルサイト：https://www.yonayonaweekenders.com/