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tokyo feature : June 29, 2021 @ 16:56

トーキョーシティポップス Vol.101──Rain, Sometimes Rainbow



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2021年6月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「雨、ときどき虹」です。


記念すべきVol.101は、いつも以上にシティに、そしてアーヴァンな、本企画のベース的な選曲となっております。


雨の多い梅雨のシーズン真っ只中ですが、ナンだか豪雨がおおかったりで、もうむかしの様なシトシトな梅雨という感じではなくなっていますよね。

そんなコトもあって、急な雨で、夕方に晴れるなんてコトもチラホラ。

今回のジャケットは、そんな急な雨からの虹が出た6月ある日です。


大っぴらにヒトと会ったり、飲んだり、騒いだりができなくなってしまったこんなご時世ですが、ちょっとしたコトをどうたのしんで生きていくのか、が重要な時代になってきているのかなーと。


そんなワケで、梅雨のシーズンをたのしめる、アナタのシティなBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






June『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.101 -Rain, Sometimes Rainbow-』





01. 「ようこそ輝く時間へ」松任谷由実
『PEARL PIERCE』


虹の出るときは、
いろいろと輝く時間。
と、いうわけで、
今回は”ユーミン”の激アーバンサウンドからスタートです!



02. 「Happiness」LUCKY TAPES
『Blend』


最近、ワタクシのプレイリストのなかに、
いい感じに入り込んできている”LUCKY TAPES”。
フィーチャリングヴォーカルのハルのアンニュイな感じが、
またアーバンなサウンドと合っているというか。



03. 「Please Please Please」FIVE NEW OLD
『WHAT’S GONNA BE?』


4ピースのロックバンド”FIVE NEW OLD”。
英語歌詞で、発音もネイティヴに近いので、
最初に聞いたときは海外のバンドかと思ったのですが、
ニッポンのバンドでした。
しかし、この80年代のいい感じサウンドというか、
なんでしょうねー、センスがいいんですよね、彼ら。
ただ、この曲以外は、
わりとロックロックしていて、
個人的にはアレでしたが。



04. 「アフター・ザ・レイン」ゴダイゴ
『GODIEGO GREAT BEST Vol. 1 Japanese Version』


泣く子も黙るゴダイゴですな。
彼らの1980年の曲ですが、
本当に音的に豊かなんですよね。
まあ、アフター・ザ・レインということで、
虹サウンドですよ。



05. 「full fathom five」AWANE and his foundfootage orchestra
『sweet azul suite』


“AWANE and his foundfootage orchestra”の最新アルバムから。
このスピチュアルジャズ感というか、
いや、すばらしい!
「full fathom five」って、
シェイクスピアの劇中歌のタイトルと一緒だけれど、
一緒なのか、、、な??



06. 「夜になると鮭は」cero
『POLY LIFE MULTI SOUL』


からの、”cero”のポエトリーリーディング&ノイズのコチラを。
雨といえば、やはりカエル。
別にそれだけで選曲したわけではありませんがね。



07. 「Mon-syu-in」AURORA
『Feast』


“井上薫”と”DSK”のギターデュオ”AURORA”。
コチラは2007年リリースのライブアルバムから。
タブラ奏者の”瀬川UKO “AlayaVijana)をゲストに迎えた本曲。
ナンとも気持ちの良い、
チルサウンドなんですよねー。



08. 「純情商店街ブルース」BARON
『来し方行く末』


いまやコロナッチの影響で、
さまざまな純情商店街の危機状態ですよ。
いろいろ明けたらダラダラ飲み歩きたいですよねー。。。



09. 「Tea For Two」akiko
『Ukulele Lady』


1924年に生まれたグッドなナムバー「二人でお茶を」を、
ジャズシンガーの”akiko”ちゃんがウクレレと口笛でカヴァーした、
すばらしいまったりグルーヴ!
雨の日も、虹の日も、
やっぱりふたりでお茶がいいですよね。



10. 「道徳 HOP」吾妻 光良 & The Swinging Boppers
『Sqeezin’ & Blowin’』



世の中もうムチャクチャですよ。
そんな道徳からハズレた、、、
とくにオトナが多い時代ですが、
そんなヤツらに我らが”吾妻”ちゃんこと”吾妻 光良”さんがモノ申す!
ヒトの道と、礼儀作法ってヤツを教えてくださいましたw。
まずは黙って聞け!
いや、効けですw。



11. 「浮気なハニー(キミーゴ a.k.a qimygo)」V.A.
『こだまレコード 1』


“キミーゴ”による気持ちいいレゲエサウンド。
夕方の虹な時間ですなー。
ただ、浮気なハニーの歌なので、
吾妻さんに物申してもらわなければ。。。



12. 「ilmol(CT-701 Dub)」VIDEOTAPEMUSIC
『The Secret Dub Life of VIDEOTAPEMUSIC』


このむわっとジメジメし始めた季節に聞きたい、
“VIDEOTAPEMUSIC”くん。
コチラはアルバム『The Secret Life of VIDEOTAPEMUSIC』の
ダブ版『The Secret Dub Life of VIDEOTAPEMUSIC』から。
このまったりダビーなグルーヴがたまらないのです。



13. 「Always」GAGLE
『VANTA BLACK』


そして、仙台発のヒップホップユニット”GAGLE”のナンバーを。
Always、、、いつでも、ですな。
いつもいつでも出発点。
ということで、
まだまだつづくよパーティは。




14. 「ついておいで(FOLLOW ME ALONG)[Live]」山下達郎
『街物語』


達郎さんのライブバージョン。
もうね、イントロの部分がサイ&コーすぎなんです。
まさに「何もかもみんなうまくいかない日には、
好きなメロディを口ずさんでみよう。
そしたら明日はもうすこしいい日にみえてくるハズだから」ですよ。
そんな世の中。
日々、すこしだけたのしくしていきましょう。というコトで。
そして、2021年6月26日にサックスプレイヤーの”土岐英史”さんが旅立たれたとのこと。
この音源のサックスは土岐さん。
もうね、聴いているだけで、ナミダが出てきちゃいます。。。
そして、最後に達郎さんが土岐さんを紹介しているんですよね、
「オン サックス、、、土岐英史ー!」。。。
期せずして追悼的な選曲になってしまいましたが、
ご冥福をお祈りいたします。





※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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