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tokyo feature : September 28, 2021 @ 15:53

トーキョーシティポップス Vol.104──Yesterday’s dream



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2021年9月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「昨日見た夢」です。


2021年もついにあと3ヶ月チョット。

1年の7割ホドが緊急事態宣言で、
すでに緊急自体がわからない状況の21年秋ですな。


いろいろとあきらめたナツ、、、
モチのロン、ナツだけじゃないですが(笑)。

夢がユメで終わり、おぼろげにYUMEの状態がつづいた9ヶ月。


そんなこんなで今回は、
そんな夢をぼんやりと夢うつつ、
ぼんやりとおぼろげで、
ぼんやりとうっかりな2021年秋のBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






September『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.104 -Yesterday’s dream-』






01. 「9月 羽田の郷子 ~ 飯倉のイタリアン/(東京は夜の七時)」小西康陽とプレイボーイズ
『井上順のプレイボーイ講座 12章』


さあ、すでに2021年の9月も終了です!
インストジャズの「東京は夜の七時」に乗って、
順ちゃんによる流暢な漫談、いやプレイボーイ指南を。
いちいち差し込まれるスノッブなオヤジギャグに聴き入りながら、
中秋の名月を楽しんでください(笑)。



02. 「Papa Told Me」月の満ちかけ
『月の満ちかけ』


月つながりというコトもあり、
“今井カズヤ”と”熊谷あすみ”によるふたり組ユニット”月の満ちかけ”のコチラを。
アンニュイでポップな声と、
シャレオツなAORサウンドとのカラみがたまらない、
グッドミュージックです。



03. 「Play That Shuffle」大上留利子
『Typhoon Lady』


関西ソウルシーンのゴッドマザー、
“大上留利子”さんによる、
ジャイブでジャンピンなハードバッブのブルースナムバー。
ソウルフルすぎるヴォーカルが、
とにかくスゴすぎです。



04. 「人間だって動物だい」吾妻光良 & The Swinging Boppers
『STOMPIN’ & BOUNCIN’』


ナンカここ数年、
2〜3歩歩いただけですべてを忘れちゃう、
ニワトリみたいなオトナ、いや政治家が増えたなーと。
そりゃね、腹も減りゃ、恋だってする、
人間だって動物ですけどさ(笑)。
だからって、ダメですよ!って、
戒めの意味も込めて。




05. 「銀河特急」冗談伯爵
『銀河特急』


夜がだいぶ長くなってきた、
“松崎しげる”アニキの永遠のダンスクラシック「銀河特急」を、
“冗談伯爵”がナイスなブギーでカヴァー。



06. 「おでん」U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS
『たのしみ』


昼は暑いですが、
夜が涼しい。
秋ですなー、、、
おでんの恋しい季節になりました。
というコトで、
まったりとおでんについて歌うこんな歌を。



07. 「sun beats down」砂原良徳
『LOVEBEAT』


2001年のリリースから約20年。
先日、リマスター盤がリリースされました『LOVEBEAT』。
当時、個人的にかなりの衝撃サウンドで、
DJなどでもけっこう使用させていただきました。
なんか季節感的にナツというよりは、
秋口からの雰囲気なんですよねー。
今回はあえてオリジナルの方をセレクト。
ゆっくりと海に沈む太陽をイメージ。
夜の帳がおり始める時間。



08. 「詞(うた)」福原希己江
『おいしいうた』


夢うつつ耳に聴こえてくるのは、
彼女の声。
ふんわりとやさしく、
そしてセツナく包み込まれるような歌。
なかったナツの思い出がひしひしと。



09. 「秋霧」碧海祐人
『逃避行の窓』


最近、個人的にお気に入りの彼。
“碧海祐人(オオミマサト)”くんですな。
彼のジャズっぽい音の雰囲気がたまらないのです。
そして、秋の霧と書いて「秋霧」、
季節感的にもピッタリなサウンドをドーゾ!



10. 「エイリアンズ」flex life
『いかれたBaby/エイリアンズ』


「エイリアンズ」が聴きたくなる季節になりましたな。
コチラは、”大倉健”と”青木里枝”からなるアコースティックユニット”flex life”による、
ダビーなギターサウンドでアレンジされたグッドカヴァー。
女性ヴォーカルだと、
これくらい音数が少ない方がココロに響きすぎますなー。



11. 「夜の帳のおりる頃」
江藤有希『tatto』


そこはかとなく暗くなるのが早くなった最近です。
そーなるとアレだ、
もう夜の帳ですなー。
というコトで、
バイオリニストの”江藤有希”さんのアルバムから、
セツナくもはかない夢のはじまり的なコチラの曲を。



12. 「僕の見た昨日」Port Of Notes
『TWO』


“Port Of Notes”のセルフカヴァー・アルバムから。
最近、海の夢をよく見るのは、
やはり気候が秋だからですかね。
そんなありもしなかった夏の日々を妄想しつつ、
聴いて、いや効いてほしいのはこんな曲。



13. 「Swimming」中山うり
『Swimming – Single』


海、夏の海を思い出す、
今年の夏は海に行ってないけど。。。
シンガーでアコーディニストの”中山うり”さんのサウダーヂサウンド曲で、
初秋を感じてください。





※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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