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tokyo feature : February 28, 2022 @ 18:27

トーキョーシティポップス Vol.109──War & Peace



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2022年2月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「戦争と平和」です。


さーて、ついに弾けてしまいましたね、ロシアとウクライナ。

2022年もまだ開けたばかりだというのに、すでに世界中が不穏な空気です。

もちろんコロナッチの感染の状況もおもわしくないというのもありますがね。


しかし、理由はどうあれど、プーチン氏による侵略行為、および戦争行為には反対です。


というコトで、今回はそこはかとない反戦的な選曲です。

平和な雰囲気の曲とちょっと意味深な雰囲気の曲、バランスをとりつつという感じで選曲しています。


いま、さまざまな状況におかれ、不安で孤独な方々にむけて。



そんなすべてのヒトに贈る、反戦的BGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






February『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.109 -War & Peace-』






01.「同じ夜を鳴らす」思い出野郎Aチーム
『Share the Light』


コロナッチ、戦争、、、
さまざまな状況によってココロに孤独を抱えている方に、
本来の意味は違えど、
今回は同じ夜を鳴らします。



02.「マーヴィンかけて」ウワノソラ
『夜霧』


反戦歌の代表格とも言っても過言ではないでしょう、
“マーヴィン・ゲイ”の「What’s going on」ですが、
そんなマーヴィンをかけて!という、
ちょっとコンセプチャルな選曲。
“ウワノソラ”のスーパーオシャレAORな一曲。



03.「運命の人」月の満ちかけ
『RAINY / 運命の人』


個人的にも注目のユニット”月の満ちかけ”による、
“スピッツ”の名曲をグッドシティサウンドでカヴァー。
2月といえば、恋人の季節でもあったりしますのでね、
そんなこんなな選曲です。



04.「3号線(feat. 堀込泰行)」流線形
『3号線(feat. 堀込泰行) – Single』


シティポップアニキこと”クニモンド瀧口”さん率いる”流線形”。
彼らの最新アルバムからの先行シングルで、
名曲「3号線」を”堀込泰行”フィーチャリングでセルフカヴァー。
このまったり具合がナンともいいんですよねー。



05.「War & Peace」坂本龍一
『CHASM』


ということで、戦争と平和。
今回のタイトル曲です。
2004年のアルバムから、
コチラはイラク戦争に対する「戦争と平和」に関しての曲ですが、
結局南極、一緒なんですよね。。。



06.「追憶のワルツ」中島ノブユキ
『散りゆく花』


音楽家”中島ノブユキ”さんのアルバムから。
さまざまなバランスが崩れはじめ、
まさに散りゆく花状態となりつつある世界情勢ですな。



07.「So Danco Samba」南佳孝
『Blue Nude』


“アントニオ・カルロス・ジョビン”の名曲を”南佳孝”さんがグッドカヴァー。
なんだかナミダが出ちゃうのは、
ワタクシだけカシラ?



08.「MORE AND MORE AMOR」矢野顕子
『SUPER FOLK SONG』


“ウェス・モンゴメリー”の1966年の曲を、
アッコちゃんがスキャットとピアノでカヴァー。
「世界にはもっともっと愛が必要なのでは?」という、
勝手な妄想からの選曲です。



09.「夜明けの唄」T字路s
『Brand New Caravan』


「いろいろあっても夜明けは来るさ」というコトで、
“T字路s”のこの曲。
歌詞がホントに沁みますよ。



10.「花はどこへ行った」忌野清志郎
『ジグソーパズル』


先日、リリースされた”忌野清志郎”さんのシングル。
コチラは”ピート・シーガー”のカヴァー。
反戦歌としてもおなじみの曲ですね。
亡くなってから14年ほど経っていますが、
いまだに生きているのではないかとおもえるほど、
聞いてしまいますよ、清志郎さん。
いろいろ沁みますよね。



11.「I Love You」イハラカンタロウ
『I Love You – Single』


“ウェルドン・アーヴィン”のレアグルーヴとしてもおなじみ「I Love You」を、
“イハラカンタロウ”が自身の日本語歌詞で歌い上げたグッドジャパニーズソウル。
いまの時代、こういう感じが心地よいですなー。



12.「炎のたからもの」田中裕梨
『CITY LIGHTS 3rd season』


“Blu-Swing”のヴォーカリスト”田中裕梨”による「炎のたからもの」のカヴァーを。
『ルパン三世 カリオストロの城』のオープニング&エンディングとしておなじみですが、
作品からは「この世界で、ナニが大事で、ナニが大事ではないのか」を教えてくれています。



13.「THE WAR SONG」山下達郎
『POCKET MUSIC』


2022年2月27日のサンソン a.k.a. サンデーソングブックでも選曲してましたね。
どんな理由があろうが、
やはり戦争には反対です。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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