Daily Life w/ Music : June 13, 2022 @ 19:49
FILE 487 T字路s『COVER JUNGLE 1』
ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。
FILE 487 T字路s『COVER JUNGLE 1』
ヴォーカル&ギターの”タエちゃん”こと”伊東妙子”と、ベースの”シノさん”こと”篠田智仁”のふたりによるデュオ”T字路s”が、さまざまなエヴァーグリーンなニッポンの曲をカヴァーしたカヴァーアルバム『COVER JUNGLE 1』をリリースした。
2015年にリリースしたアルバム『Tの賛歌』でも、さまざまなニッポンのいい曲のカヴァーを収録し、ナカでも「襟裳岬」が絶品だったカレラ。
とにかく、ギターとベースだけというシンプル イズ ザ ベストなナイスアレンジと、タエちゃんのグッと来る、いやグッドヴァイヴスな唯一無二のヴォーカルがとにかくインパクト大すぎなのだ。
もちろんオリジナルもサイ&コーなんだけれどネ。
しばらく、オリジナル中心の作品がおおかったカレラによる、待望のカヴァーアルバムが登場だ。
オススメは、1968年リリースの「三百六十五歩のマーチ」。
もうね、約半世紀以上前の歌に、
こんなに元気づけられるとはって感じで、
聴くだけで効く!
まさに現代の応援歌!!
オリジナルは、当り前田の”水前寺清子”だ。
そして、2013年にリリースした曲のセルフカヴァーの「これさえあれば」。
この曲を聴くだけで、
ナントもココロが熱く、
とにかくホッツになってしまう。
まさに人生の応援歌!
コチラは鳴きのトランペットが加わったアレンジに、
さらにココロに響きまくり。
ちなみに、
映画 『メタモルフォーゼの縁側』では、
“芦田愛菜”と”宮本信子”が主題歌として歌っているのネ。
ソチラも気になるカモ。
さらに、
“忌野清志郎”率いる”RCサクセション”「スローバラード」。
もともと泣いちゃう曲だけに、
寂しすぎる”ブルームーンカルテット”の”黄啓傑”によるトランペットと、
“レゲエ・ディスコ・ロッカーズ”の”西内徹”のブロウするサックス、
そして、歌い上げるタエちゃんのヴォーカルが、
ココロを震わせすぎちゃう。
ただただむせび泣く感じですよ。
そんなこんなで、
ナツかしかったり、あたらしかったり、
元気が出たり、泣いちゃったり、
ムダにココロを踊らせて、そしてココロを震わせる、
渾身のカヴァー8曲だ。
T字路s
『COVER JUNGLE 1』
レーベル:Mix Nuts Records(POCS-23022)
価格:2,750円(税込)
発売日:2022年6月8日
□トラックリスト
01. 三百六十五歩のマーチ
02. 星影の小径
03. これさえあれば
04. 熱き心に
05. そばにいたい
06. スローバラード
07. 愛のメモリー
08. ユウマヅメ
“T字路s”オフィシャルサイト:http://tjiros.net/
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