tokyo feature : September 29, 2022 @ 19:13
トーキョーシティポップス Vol.116──Traveler of The Heart
アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。
日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。
2022年9月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「ココロの旅人」です。
気がつくと、秋のニオいがプンプンしはじめたトーキョーです。
暗くなるのもすっかり早くなってしまいましたねー。
昼間はまだ暑い、いやもうちょうどいい感じで、夜はすずしいというか、ちょっと肌寒いくらい。
すっかりヒトハダ恋しい、サウダージな季節に突入です。
世間的には、いろんなモノが崩壊しつつありますなー。
例の国葬も、なんだかすべてがぼんやりススんで、結局南極すべてがぼんやりですよ。
ナンだったんでしょうかね。。。
というコトで、
今回は、このナンとも言えない去来感あふれる状況をぼんやりたのしく過ごすための、ちょっと贅沢で和ウダージな音楽を。
アナタにとってココロに残る選曲となっていただければ、コレ幸い。
ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。
September『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.116 -Traveler of The Heart-』
01. 「DOWN TOWN」クレイジーケンバンド
『好きなんだよ』
さあて、季節は秋。
ナンとなくいろいろあったのに、
ほとんど記憶にないような、あるような。。。
そんなぼんやりした季節、
すずしくなりはじめた夜にはダウンダウンに繰り出しましょう!
というコトで、
ちょうど12インチアナログ化も話題沸騰中の
“CKB”の「DOWN TOWN」のカヴァーをドーゾ!
02. 「ある日のこと」坂本慎太郎
『物語のように』
鬼才”坂本慎太郎”の新作アルバム『物語のように』から。
この「ある日のこと」の詞がね、
ホントにココロにシミるのですよ、
いまの世の中。
ぜひ、オドリながらオドらされましょう(笑)。
03. 「気が散るもの遠ざけてチル」LIBRO
『なおらい』
個人的に、2022年ナムバー1アルバムの”LIBRO”。
“坂本慎太郎”の「ある日のこと」もそうですが、
この「気が散るもの遠ざけてチル」も、
ぜひともリリックにミミを傾けてほしいのですよ。
ココ数年のニッポンの現状が、
見え隠れしてきます。
そんな意味での選曲、、、
いや!もちろんバックトラックふくめ、
曲としての全体的なバランスの良さ、
クオリティの高さ、
すべてからのこの一曲なのです。
04. 「こころのままに」never young beach
『こころのままに』
みんなの”ネバヤン”!
ということで、
先日、リリースされたシングル「こころのままに」。
前向きな歌詞に、
このマターリでユターリなサウンド。
ぼんやりとフラフラ踊りたい!
身をユダネたい!
そんな季節なのです。
05. 「夢で逢えたら」土岐麻子
『WEEKEND SHUFFLE』
さまざまなヒトがカヴァーしている、
まさに名曲中の名曲!
「夢で逢えたら」の”土岐麻子”ちゃんによるカヴァー
ちょっとラテンチックなマターリアレンジが気持ちいいのですよ。
夜が涼しくで、
ふんわり眠い、いやいつも眠いこの季節に。
歌的には春の歌なのですが、
春って花粉症で、
なかなか寝つけないんですよねー(笑)。
だからこそ、
いま聴きたい曲なのですよ。
06. 「月光(Moon Beams)」Little Tempo
『太陽の花嫁』
先日、11年ぶりに満を持して放ったアルバム『LOVE MAX』も好評な、
“リトテン”こと”Little Tempo”。
そんな彼らの11年前のアルバムから、
「月光(Moon Beams)」を。
9月は中秋の名月だったり、
良い月夜がある月。
まあ、けっこう台風の影響で悪天の方が多かったですが(笑)。
そんな月がキレイな季節に聴きたい曲なのです。
07. 「Hills of The Forest」キミーゴ a.k.a qimygo
『らんどすけいぷ』
レゲエシンガーの”キミーゴ”が、
2019年にリリースしたアルバム『らんどすけいぷ』から。
はねたビートにユル〜いラップ的な彼女のヴォーカル、
コレがね、
ホントに気持ちいいのですよ。
08. 「Life & space」砂原良徳
『TAKE OFF AND LANDING』
“まりん”こと”砂原良徳”によるセカンドソロアルバムから、
この季節にピッタリなデジタルダブサウンドを。
ちなみにコチラ、
1998年にリリースされたモノですが、
まったく古さを感じないというか、
むしろいつ聞いてもあたらしさしか感じないというのが、
ホントにスゴいのですよ。
09. 「kid feat. 優河」Ryu Matsuyama
『from here to there』
シンガーソングライターの”Ryu Matsuyama”率いるバンド”Ryu Matsuyama”が、
2022年9月28日にリリースしたサードフルアルバム『from here to there』から。
コチラは、独特の声の持ち主、
シンガーソングライターの”優河”をフィーチャーして、
“Ryu Matsuyama”のソロ曲をセルフカヴァー。
ピアノとふたりのヴォーカルだけというアレンジで、
とてもうつくしい曲に。
秋の夜長に耳に触れたいグッドサウンド。
10. 「IMPERIAL SMOKE TOWN」青葉市子と妖精たち
『ラヂヲ』
コチラもうつくしい声の持ち主、”青葉市子”さん。
2013年にリリースされたアルバム『ラヂヲ』から。
なんだろう、アコースティックというか、
インダストリアル感あふれるアンビエントというか。
スズムシの鳴き声とともに聴きたい曲です。
11. 「BLUE (Acoustic)」LUCKY TAPES
『Blend』
3ピースバンド”LUCKY TAPES”の「BLUE」のアコースティックバージョンを。
アンニュイなヴォーカリズト”kojikoji”をフィーチャーした、
デキの悪いオトコとオンナのナイスな掛け合い。
個人的にはR&B感あるオリジナルヴァージョンよりも、
コチラのアコースティックヴァージョンの方が、
サウダージ感があふれていて好みだったりします。
12. 「お休みGood Night」南佳孝&杉山清貴
『愛を歌おう』
“南佳孝”と”杉山清貴”、
ふたりの大御所がタッグを組んだ作品『愛を歌おう』から。
コチラは佳孝さんが作詞作曲のコチラ。
このサウダージ感がたまらないです。
やっぱり何年経ってもカッコいいおふたりですな。
13. 「リンダ」竹内まりや
『Expressions』
“アン・ルイス”に提供した「リンダ」を、
“竹内まりや”がセルフカヴァーです。
コーラスの”たっつあん”こと”山下達郎”の存在感もスゴいですよね。
もーね、
ドゥーワップ感あふれる説明不要のグッドサウンドです。
14. 「風立ちぬ」田中裕梨
『CITY LIGHTS 3rd season』
これも説明不要ですな。
オリジナルは”松田聖子”。
作詞は”松本隆”、作曲が”大瀧詠一”。
今回のテーマ曲ですね。
タイトルは、
コチラの歌詞からいただいています。
この季節に聴いちゃうと効いちゃうヤツです。
※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。
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