TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

tokyo feature : November 29, 2022 @ 21:19

トーキョーシティポップス Vol.118──man and woman



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2022年11月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「オトコとオンナ」です。


アッというまに冬到来!
といいながらも、なぜだかムワッとムシ暑い、20度もある2022年11月末です(笑)。

世の中、すっかり年末感だけ、、、出ていますが、
例のコロナッチ第8波の影響もあるのか、
夜はそんなに盛り上がっているワケでもなく。。。

はじまったばかりのWカップも、ドイツ戦以外は、ニンともカンとも。

ナンだかなー、、、という、
ちょっと拍子抜け感たっぷりの世情ですが、
まあ、ホリデーシーズンはコレから!

そんなこんなで、クリスマスといえば、
そう!オトコとオンナ、オトコとオトコ、オンナとオトコ、
それそれがムダに盛り上がる”ハズ”の一世一代の大イベントです。

個人的には特にキョーミはないのですがね(笑)。


そんなワケで、
今回は、オトコとオンナ、精神的にオトコとオンナの事情を自乗するための、ちょっとプレミアムでライトなメロウサウンドを。

アナタにとってふんわりココロに残る選曲となっていただければ、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






November『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.118 -man and woman-』





01. 「Tell Me About You(Acoustic Version)」BE THE VOICE
『Complete』


“和田純子”と”鈴木俊治”によるアコースティックデュオ”Be The Voice”。
彼らの6枚めのアルバムからの別バージョン。
オリジナルバージョンよりコチラの方が好きだったりします。



02. 「オレンジ色の午後に」流線形と比屋定篤子
『ナチュラル・ウーマン』


“クニモンド瀧口”さん率いる”流線形”の、
「沖縄のサウダージヴォイス」こと”比屋定篤子”さんをフィーチャーしたユニット、
“流線形と比屋定篤子”。
2009年にリリースされた『ナチュラル・ウーマン』から。
オレンジ色感がヒシヒシとつたわってくる雰囲気がたまらない、
ナイスなシティサウンド。



03. 「Banana」Baron & Jordon
『Swingset』


日本人とカナダ人によるユニット”Baron&Jordon”。
バロンくんは、現在、”上の助空五郎”という芸名に変更してます。
コチラは、なぜか寒くなると聞きたくなる、
ジャマイカンソングの日本語カバー。



04. 「ピエールとカトリーヌ2」BLUE FILM
『ザ・スウィング』


バナナつながり(笑)、、、
というコトで、
平成を代表するエロソングといえば、ピエカト!
もーね、”オトコとオンナ”のテーマソング、
といっても過言ではないです。
そういえば、タツローさんも『オトナのサンソン』で、
選曲していたとか、していないとか。。。
ヤボな説明は不要!とにかく聞け!!
まあ現代的な感じではありませんが、
一世代前というコトで、ご了承くださいな。



05. 「月下美人」門あさ美
『セミヌード』


からの、『セミヌード』ってね。
コチラは”門あさ美”さんが1981年にリリースしたアルバムから。
花の方の月下美人もそろそろ季節が終わりってコトもあっての選曲。
もちろん、それだけじゃないですけれどね(笑)。



06. 「Moonflight」木村イオリ×木村仁星
『MOONFLIGHT』


“木村イオリ”とその実弟”木村仁星”の兄弟ふたりによる、
ナイスなジャズのファーストアルバム。
ピアノとローズ・ピアノで演奏されてるとか。
なんとなくベートーヴェンの「月光」感、、、
もあったりするのですが。。。
そっちよりはもっと明るい感じなんですけれどネ(笑)。



07. 「NEON FISH」土岐麻子
『Twilight』


“土岐麻子”ちゃんの2021年リリースのアルバムから。
黄昏感あるグッドメロウエレクトロ。
聴き入っちゃうアレです。



08. 「dejavu feat. ナミヒラアユコ」島裕介
『dejavu feat. ナミヒラアユコ』


“Silent Jazz Case”のプロジェクトリーダー”島裕介”氏が、
よりトラックメイカーとしてのサウンド作りに焦点を当てたプロジェクト。
コチラは、ゲストヴォーカルに”ナミヒラアユコ”をむかえて、
ジャズヒップホップ感というか、
“J・ディラ”感というか。
とにかくナイスグルーヴです。



09. 「Miss Tropicana」矢舟テツロー
『SONGS』


いまや売れっ子のイイ声ジャズメンのヤフヤフこと矢舟テツローくん。
彼が2011年にリリースしたアルバム『SONGS』から、
タンゴというか、
ラスト タンゴ イン トーキョー感やね。



10. 「アゲイン」美空ひばり
『Hibari Sings JAZZ & STANDARDS』


“エビスビーツ”もサンプリングした”ドリス・デイ”が1949年にリリースしたナムバー。
オジョウが78回転SP盤で1953年に、
ナーント!!16歳のときに日本語歌詞でカヴァーしております。
いやー、もーね、サイ&コーです。



11. 「Sleep Walker」BIG WRONG
『Kyoto Jazz Massive』


バンド”Sleep Walker”の元ネタタイトルですな。
“沖野修也”アニキ率いるジャズ軍団Kyoto Jazz Massiveが、
94年にリリースしたファーストアルバムから。
いまこういう雰囲気のジャズがキテるのです!



12. 「かもめはかもめ」T字路s
『COVER JUNGLE 2』


研ナオコの名曲を
タエちゃんとシノさんのT字路sがナイスカバー。
今年もやっぱりいろいろあきらめました!という感じで。



13. 「クリスマス・イブ(アコースティック・ライブ・バージョン)」山下達郎
『クリスマス・イブ(30th Anniversary Edition)』


たぶん、クリスマス曲としては初の選曲!?なのカモ。
そんなコトないか(笑)。
コチラ、1983年にリリースされた「クリスマス・イブ」がリリース30周年をむかえ、
2013年にリリースされた30周年記念盤から。
ちなみにコチラ、
2012年当時、
タツローさんの思いつき?で急にはじまったアコースティック・ライブという、
“伊藤広規”さん、”難波弘之”さんと”ヤマタツ”氏の三人で
数カ所をまわった時のドコかのライブ・バージョン。
3人だけど、3人以上のライブという、
アナ恐ろしい、素晴らしい音源なのです。

ということでみなさま、ちょっとはやいですが、メリークリスマス(笑)☆





※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Comments are closed.

Trackback URL