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ブラインドからのぞき見た世の中 : July 27, 2023 @ 18:49

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.398『ノーと言わない国家』



えー、さてー、夏というよりかは熱地獄という表現の方があっているようなツーナーなシーズン到来ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?


7月も入ったばかり、
いやもうすでに下旬ですが、
トーキョーはもう40度ちかくの気温を記録して、
しかも、8月はさらなる災害級レベルの暑さだとか。

災害級レベルってナンぞや!?


しかも、電気代も尋常じゃない値上がりをみせていて、
暑さ的にも社会的にも弱者なワタクシにとってはさすがにツラいご時世ですがな。


いやホント、
このままの気温上昇を考えると、
体調管理うんぬんの前に、
もうね、、、
まずは死なないように気をつけましょう!
としか言いようがありませんよね。


さて、
ニッポンの気温の上昇とともに、
下がりつづけているのがニッポンのキッシー内閣の支持率。

ついに20%台に突入したとか。

もちろん新聞社各社によって変動はありますが、
まあそこらへんは新聞社の支持政党云々のハナシですのでね。

それにしても20%台って、、、
ケッコーな数字ですよ!

まあ、このところのよくわからない政策やら、
つかえない大臣たちの失態やら、
いろいろなモノゴトが重なった結果というのもあるとは思いますがね。

にしても、
このまま解散選挙を行ったとしても、
なんとなく某自民党が勝っちゃうんだろうなーと、
おもってしまうワケですよ。


しかし、
みなさん、それでホントにいいの??

故アベちゃん政権時代、
某民主党政権時代をよく「悪夢の!」なんて耳がタコになるくらい
故アベちゃんがマイクを握って騒いでいましたけれどね。

でも、某民主党政権時代って、
2009年から2012年までの約3年間しかなかったワケで、
それでも2011年と12年の約2年間は、
東日本大震災と原発事故で、
社会的にも経済的にも大打撃をくらって、
政策という政策といえば、
自民党時代の国の借金と年金を取りもどそうとしたくらい。

それ以外のココまでのニッポンの落ちぶれをつくったのは、
やはりほぼほぼ某自民党の失策と言っても過言ではないでしょう。

しかも、コレだけ経済的にも困窮極まる状況においても、
ナンとかのひとつ覚えみたいに増税案しか出てこない。


ちなみに個人事業主へのインボイス制度がはじまると、
こんどは雇用者にも実質的な増税がはじまりそうですよね。

「インボイス制度って個人事業主のことだから」と、
関係のないとおもっていたサラリーマン戦士たちにも、
退職金への課税案が出はじめたり、
通勤手当にも課税すらも検討されている状況です。

しかも、実際は増税なのに、
増税とはっきり言わないところに、
悪質な意図を感じます。

結局、
増税ですよ。


こうやってノーとも声を上げずに、
ひとつOKにしちゃうと、
ふたつめ、みっつめもOKになっていっちゃうワケですよ。

ナニごとも声をアゲることの重要性が
お分かりいただけた方も多いのではないでしょうかね。

沈黙は了承なんです。


声をアゲるという点で、
世界的には、
最近だとフランスやアメリカのハリウッドのストライキなんてのは、
ニュースで取り上げられてましたが、
本来、民主主義の国であれば、
自分たち労働者の権利を守るためには当たり前の行動です。

我が国では、
先ごろだと某ABCマートのストライキで賃上げになったのがニュースになっていましたね。
たったひとりの行動が大きな動きにつながるワケです。

国鉄時代にはストなんて、
けっこうあったんですけれどね。

我が国は、ストライキ的にも経済的にも後進国になってしまった模様です。


結局南極、
ナニが言いたいかというと、
おかしいことにはおかしい、
ノーにはノー!と言ってあげないと、
おかしいままでいろんなモノゴトがすすんでいってしまいますよ!
ということなんですけれどね。

ノーを言わないからナニも変わらない。

でも、声を上げれば
ダレかが助けてくれるというのも、
この人間社会のイイところでもあると考えています。

それは自分自身の経験談だったりもしますが。


そんなこんなで、
いまからでも遅くはありませんよ、
インボイス制度や退職金、交通手当、
まずは増税にノーを突きつけるべきかと、
ワタクシは考えますが、
みなさんはどのようにかんがえていますか?




上の助空五郎「If only I could swing more」




旅路 良


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