tokyo feature : August 31, 2024 @ 17:46
トーキョーシティポップス Vol.139──Twilight Shadow
アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。
日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。
2024年8月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「Twilight Shadow」です。
いやー、それにしてもとにかく暑すぎましたね、今年の8月は。。。
あまりの暑さのために、アレが昨日だったのか、一昨日だったのか、はたまた1年前だったのかと、記憶もいろいろアイマイミーなことが多々(笑)。
もうアタマがいろいろ拒否しているんでしょうね。
気がつくと、夜にスズムシが鳴いていたり、トンボが飛び回っていたりで、急激すぎる秋の気配。
コレではもうココロもカラダもおいつかずですよね。
いろいろとレイドバック感しかないです。
そんなワケで、今回は、レイドバック感をヒシヒシと感じる雰囲気で、ワタクシにとっても、アナタにとっても気持ちよすぎな選曲となっていただければ、コレ幸い。
ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。
August『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.139 -Twilight Shadow-』
01. 「Twilight Shadow」ナツ・サマー and 流線形
『Twilight Shadow / 渚のアンラッキーボーイズ』
ナツのオンナ”ナツ・サマー”大先生と、
シティポップサウンドの雄”クニモンド瀧口”率いる”流線形”がオニのシティタッグを組んだコチラ。
レイトサマー感とレイドバック感のダブルインパクトが、
気持ち良すぎです。
今回のテーマ曲であり、元ネタはアレのアレですね(笑)。
02. 「Rainy…」Neighbors Complain
『NBCP(2024)』
大阪在住のR&Bバンド”Neighbors Complain”が、
2017年にリリースしたファーストアルバム『NBCP』。
コチラが、めでたく2024年に最初。
ニューソウル感といい、
ベースのウネリの雰囲気といい、
オトナなライトメロウソウルですな。
03. 「My One And Only Piano」Kan Sano
『Tokyo State Of Mind』
昨今、メキメキとその名を馳せている、プロデューサー”Kan Sano”。
彼がトーキョー感を丸出しにしたアルバム『Tokyo State Of Mind』から。
ローテンポの野太いビートと、
浮遊感あるウワモノが気持ちいいインストサウンド。
まさにトーキョーのトワイライト感ある、
超がつくほどのオシャレグルーヴ。
04. 「BEFORE VELVET HOUR」一十三十一
『Surfbank Social Club』
2000年代シティポップクィーンのひとり、
“一十三十一”ちゃんが夏のサウンドをコンセプトにリリースした『Surfbank Social Club』から。
まさに8月は迷宮感でしたねー。
そんなウダウダの日々を、
すっきりと洗い流してくれるようなグッドサウンド。
05. 「Sunshower」Small Circle of Friends
『Cell』
“アズマ”と”サツキ”のふたりユニット”Small Circle of Friends”。
彼らがコロナ禍の夏にリリースしたアルバム『Cell』から。
アズマさんのいい声ラップと、
スッとカラダに浸透するような”サツキ”さんのヴォーカル。
やさしいバックトラック。
すべてが気持ちいい、ナイスなヒールミュージック。
06. 「愛のまぼろし feat. tofubeats」G. Rina
『Lotta Love』
コチラも昨今引っ張りだことなりつつある、プロデューサ”G. Rina”大先生が、
さまざまなアーティストをフィーチャーして、
2015年にリリースしたアルバム『Lotta Love』から。
スーパープロデューサー”tofubeats”をフィーチャーした、
ライト&メロウなスローバラードを。
07. 「浮き草」坂本慎太郎
『物語のように』
いまや世界の”坂本慎太郎”となっている、
坂本大先生のアルバム『物語のように』から「浮き草」。
まさに物語のようなアルバムだけに、
この曲もなんかの物語の一部?なのかも。
夏っぽい軽ーいサウンドが気持ち良すぎの一曲。
08. 「ザ・ストーム feat. 元晴&タブゾンビ (SOIL&”PIMP”SESSIONS)」Willie Nagasaki
『Midnight Rumba』
ラテン・パーカッショニスト”ウィリー・ナガサキ”が、2012年にリリースしたアルバム『Midnight Rumba』。
コチラは、現在は元ソイルの”元晴”と、元ソイルの”タブゾンビ”をフィーチャーして、
高速乱れ打ちパーカッション&サックス&トランペットという、
ココロも気持ちもアゲアゲで、
エロエロなグッドラテングルーヴ。
09. 「Wack Wack Rhythm Island (クボタタケシRemix) [feat. RHYMESTER]」WACK WACK RHYTHM BAND
『Variations EP』
無国籍ビッグバンド”WACK WACK RHYTHM BAND”が、
キング・オブ・ステージこと”RHYMESTER”をフィーチャーして、
さらに音の魔術師”クボタタケシ”さんがラテンアレンジでリミックスしたという、
もう言うことなしの一曲。
いろいろヤバすぎて、
ノリノリすぎて、
夏ですなぁー(笑)。
10. 「君は天然色」なかの綾とブレーメン
『いちまいめ』
シンガーの”なかの綾”率いる”なかの綾とブレーメン”。
彼らが”大滝詠一”の大名曲「君は天然色」を、
メロウボッサアレンジでカヴァー。
思わず、カラダがゆっくりユレユレな、いい雰囲気。
11. 「おんぶらまいふ」上の助空五郎
『Pandemic Love』
ヴォードビリアンの”上の助空五郎”くんの、
スーパーいいアルバム『Pandemic Love』から「おんぶらまいふ」。
ウクレレ一本と空五郎くん優しすぎるヴォーカルが、
かなりセツナいのです。
八月のラプソディーですな。。。
12. 「心のそばに」Belle
『「竜とそばかすの姫」オリジナル・サウンドトラック』
“細田守”監督の映画『竜とそばかすの姫』のサントラから。
この曲、オーケストレーションのサウンドもしかるところながら、
歌詞がホントにたまなすぎなのですよ。
そして、”Belle”こと”中村佳穂”の歌唱力。
オジさんが声を殺してないちゃうヤツです。
13. 「TOUCH ME LIGHTLY」山下達郎
『MOONGLOW』
たっつあんこと”山下達郎”さんの「TOUCH ME LIGHTLY」。
この曲1979年にリリースされているのですが、
じつは”ザ・キングトーンズ”の1978年リリースのアルバムにも収録されています。
もともとは彼らのために制作し、
自分でもセルフカヴァーしたという曲ですね。
ドチラが良いとか、
じつはドチラも良いので、
ぜひとも聴き比べてほしい、
グッドライトメロウサウンドです。
14. 「あの夏へ」Namy
『Namy presents ジブリ Lounge 2』
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のサントラでお馴染みの 「あの夏へ」を、
“Namy”くんがカヴァー。
良い感じのアンビエントサウンド。
夏の終わりに、ココロに響いちゃうヤツですね。
15. 「夏のクラクション」クレイジーケンバンド
『好きなんだよ』
夏の終わりといえばもうこの曲!ってくらい、
夏の代表曲を”クレイジーケンバンド”がナイスカヴァー。
オリジナルは、”稲垣潤一”さん。
この曲を聴くと、夏の終わりをヒシヒシと感じちゃうワケですよ。
※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。
This entry was posted on Saturday, August 31st, 2024 at 17:46 and is filed under tokyo feature. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.