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Editor's Eye : May 30, 2025 @ 19:17

トーキョーシティポップス Vol.148──Urban Ambient



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップサウンドを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。

2025年5月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「アーヴァン アンビエント」です。


さて、2025年もアーーッという間に半年。


世界といえば、あいかわらずの令和のコメ騒動中。

農林水産大臣が小泉のシンちゃんに変わって、どう変わるのか、、、あんま期待はしてませんが、ナンとかしてほしいものですな。

とはいえ、例のアメリカ関税世界大戦、、、いや!トランプの親ビンVS世界の関税戦争も、ニンともカンとものトコロまできている感じもします。

アメリカ ナンバーワン!なんて言っても、結局、ほかの国と協力しながらやっていかないとやっていけないって、先の戦争でわかったハズなんですけれどね。

まあ、就任してたったの4ヶ月で、コレだけ世界を大混乱させたってコトで、一応世界のみんなのココロには刻まれた大統領になれたので、もういいのでは?

むしろ、我が国ニッポンの経済状況をどうにかしてよ!って感じですけれど。


そんなワケで、今回は、世の中にもう疲れちゃったアナタにとって、ちょっと気持ちいい、癒しのアンビエント的な選曲となっていただければ、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






May『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.148 -Urban Ambient-







01. 「砂の女(Live)」JUNK FUJIYAMA『シェダル』


“山下達郎”もカヴァーした1975年の”鈴木茂”の大名曲「砂の女」を、
令和のシティポップシンガー”JUNK FUJIYAMA”によるすばらしすぎるカヴァー。
んニャー声がたまりませんな(笑)。



02. 「Short Break」FRISCO『Good Night, Sleep Tight, Young Lovers』


レゲエ・スカ・ロックステディーバンドの金字塔”FRISCO”によるインスト曲。
ココまでアーヴァンにできるのか!?ってくらいアーヴァンメロウレゲエジャズですな。



03. 「くらげ (album ver.)」中山うり『tempura』


シンガーソングライターの”中山うり”が歌うアンビエントポップ。
彼女のハスキーヴォイスな歌声もさることながら、
スーパーメロウなサウンドが気持ち良すぎなんです。



04. 「Description of a Certain Sound」maya ongaku『Approach to Anima』


“園田努”、”高野諒大”、”池田抄英”による3人組バンド”maya ongaku”。
コレがねー、すばらしいほどにアンビエント。
土臭さをまったく感じさせない、
アーヴァンアンビエントなサウンドなんです。



05. 「PERFECT」Nenashi『TIME SLIP』


昨今、大注目のシンガーソングライター”Nenashi”によるスーパーメロウソウル。
デビュー時はナゾ感出していましたが、
最近は顔を出してますね。
歌唱力、サウンドともに文句ナシのクオリティ。



06. 「(THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU」EPO『THE BALLADS』


“カーペンターズ”の1970年の名曲を、
ポップヴォーカリスト”EPO”が1993年にナイスなアンビエントビートでカヴァー。
鳥のさえずりのサンプリングがまたいいんです。



07. 「My Sweet Home Town」Neighbors Complain『Lucky 7』


歌詞を聴けば一聴瞭然ですが、
大阪を拠点とするR&Bバンド”Neighbors Complain”。
彼らが25年にリリースしたアルバム『Lucky 7』。
メロウソウルグルーヴ全開ですが、
なんともアーヴァンで、
アンビエント感がたまらないのです。



08. 「ラクに行こうぜ」忌野清志郎『Single「JUMP」& Rare Tracks』


5月といえば、
“忌野清志郎”さんの命日!ということで、
この曲を。
2008年にリリースされた 「ラクに行こうぜ」。
幸せになりたいけれど、頑張りたくない、、、まさにソレですね。
生きていれば74歳。
清志郎さんなら、
いまの時代をどう歌っていたのでしょうか?



09. 「Waterfilm」fox capture plan『DEEPER』


ピアノ・トリオ”fox capture plan”が、
2024年にリリースしたオリジナルアルバム『DEEPER』から、
雨を感じる「Waterfilm」。
先日、某ファッションショウでの名演奏がすばらしかったもので、つい。
というか、ナイスなアンビエントサウンドなんですよ。



10. 「4:00A.M.」田中裕梨『4:00A.M.』


コチラ、”大貫妙子”さんの隠れた名曲「4:00A.M.」を、
“BLU-SWING”のヴォーカル”田中裕梨”がナイスカヴァー。
この完成度というか、
とにかくすばらしすぎ!



11. 「ゴミの日来るまで」吾妻光良 & The Swinging Boppers『HEPCATS JUMP AGAIN』


いまや、オジさん、、、いや!オジいさんビッグバンドの雄としておなじみ、
“吾妻光良 & The Swinging Boppers”が、
まだオジさん時代の1988年にリリースしたアルバムから。
もうね、オーノー!とか、
テキトー感とビッグバンドジャズサウンドの融合が、
ホントに笑えるんですよ。
癒しの本気と書いてマジアンビエント的な。



12. 「旅する人へ」烏兎 -uto-『Blessings of the Sun』


帯広出身の2人組ユニット”烏兎 -uto-”。
彼らのすばらしいサウンドを。
まさに人生は旅、
そんなみなさん、いや自分に向けて、
この歌を贈りたい、
というコトで。



※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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